「タイムスリップものとして自分史上No.2」侍タイムスリッパー ひみあさんの映画レビュー(感想・評価)
タイムスリップものとして自分史上No.2
アカデミー賞受賞に釣られて鑑賞。
タイムスリップものとして私の中で『戦国自衛隊』に次ぐNo.2。
私は感情を表に出さないほうだけど、思わず声を出して笑ったりウルっときた。エンドロールの後に拍手が起こったのは『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』以来。映画館の一体感が凄かった。
正直、ストーリーはそれほどキテレツではないし、大どんでん返しもない。
関西弁のマイルドさが人々の優しさを引き立てて、感動増し増し。まんまとやられた感じ。
この作品の魂はとにかく山口馬木也の圧巻の演技と殺陣。里見浩太朗さんの付き人兼斬られ役をされてたとのことで納得。
ベテランだし、どこかで観ていたのだろうが、こんな素敵な俳優さんが居たなんて‥。
彼の横顔は完璧なEライン。素朴な東北訛りの美しい言葉遣いと相まって、主人公としての魅力を引き立てている。
欲を言えば、風見恭一郎役は若い頃の面影が無さすぎるので、同じ俳優さんで演ってほしかった。若い頃を演じた役者さんも素敵でしたが‥。
あと、ポスターを見ただけで江戸幕府が140年前に滅びたことに納得するのが早すぎる点は気になった。
それでも、この作品は笑いと涙、そしてメッセージ性がしっかりとあり、タイムスリップ映画の新たな金字塔だと納得。
コメントありがとうございます。
たくさんレビューされているので、是非鑑賞の参考にさせていただきます。
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私、2015年くらいから、キネマ旬報、kinenote、地元紙、Yahook検索などに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報採用です。こちらのサイトには2022年2月に登録しました。
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本作、映画愛、時代劇愛溢れる作品でした。インディーズ作品でも日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞できることを証明してくれました。