劇場公開日 2024年8月17日

「最高に面白い映画でした。ただ2点だけ苦言を呈しますと……」侍タイムスリッパー VIA MEDIAさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最高に面白い映画でした。ただ2点だけ苦言を呈しますと……

2025年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

 自主制作映画でこれほど面白く素晴らしく見応えのある映画を作って戴けたことに只々驚き、見せて戴いたことに感謝致します。それほど素晴らしい内容でした。ただ、2点だけ苦言を呈しますと、

1.「黒船来航」のポスターを見た高坂新左衛門が、徳川幕府が滅んだ事を知るシーン。左からの横書きになった「~黒船来航から幕府滅亡まで~」をすぐに読めたのは不自然。ここは「でま亡滅府幕らか航来船黒」とまずは読んでしまうシーンを入れ、そこで左から読むのだと気付かせないとダメ。また、「140年」を普通に読ませてはダメ。幕末の武士には算用数字は読めない筈です。

2.この手の物語ではどうしてもやむを得ないのは分かりますが、高坂新左衛門にせよ誰にせよ、戸籍も何も無い人間がいきなり職業にありつけるのはおかしい。例えこじつけになるにせよ、立ち回りの才能を見込んだ誰かそこそこ力のある人が何とか手を回して現代社会の一員としてネジ込む、と言うような設定は欲しかった。

と、この2点には不満はありましたが、それ以外は全く文句なし。最高の映画でした。特にラストシーンと最後のオチは絶品でした。

VIA MEDIA
VIA MEDIAさんのコメント
2025年4月2日

 さっさん 様
 例えそう言う事実があったとしても、それは一般には知られていない事実です。ならば、「主人公はアラビア数字を読めた」と言う事を映画の中でさり気なく知らせる演出が必要だと考えます。

VIA MEDIA
さっさんさんのコメント
2025年3月20日

自分も最初気になりましたが当時の会津藩の教育レベルが高く藩校の秀才にはアラビア文字を読める者がいたと言う事実が判明いたしております。

さっさん
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