劇場公開日 2024年8月17日

「クライマックスは手に汗を握る展開!」侍タイムスリッパー mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0クライマックスは手に汗を握る展開!

2025年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

けっこう面白い。

タイムスリップ物(?)としては、無理なく流れるのが凄い。話を成立させるための何個かのハードルを上手く越えている。

幕末から現代にタイムスリップしてしまうことや、主人公が現代にタイムスリップをしたことを自覚するまでや、起承転結の「転」に当たるエピソード(これが結構難しいと思う)や、クライマックスの設定のうまさ。

クライマックスは、もう手に汗を握る展開でした。

アラを見つければ、それもけっこうあるけど、それが気にならない。
いつの間にかドップリと作品の世界に浸れる心地良さ。

東映の時代劇ものというより、松竹の人情喜劇の系譜だね。まるで味わいは「釣りバカ日誌」。

mac-in
mac-inさんのコメント
2025年3月16日

みかずきさん、コメントありがとうございます。
監督の安田淳一はすごいですね。時代劇、というか映画に対する信念、情熱が。
インディーズ系の映画は、地方にいるとなかなか見れなかったりしますが、こまめに拾って楽しみたいと思います。
「アノーラ」は、良かったですね。ちょっと切ないとても楽しい映画でした。

mac-in
みかずきさんのコメント
2025年3月16日

3月14日の日本アカデミー賞受賞式での最優秀作品賞受賞は感激でした。監督のスピーチには泣けました。

今年のアメリカアカデミー賞もインディーズ作品が作品賞を受賞しました。制作費は少なくても、有名俳優を使わなくても良い作品は出来るんだということを証明してくれました。映画界の活性化につながると思います。

みかずき
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