「また高坂殿に会いに行きたくなる」侍タイムスリッパー みちばたでpicnicさんの映画レビュー(感想・評価)
また高坂殿に会いに行きたくなる
老若男女100人いるうち50人を笑わせるのも泣かせるのも容易い事ではない。と思う
生きてきた環境も違えば、価値観も違う
この回で6回目
侍タイムスリッパーを映画館で観る都度、どっと笑い声があがるし鼻をすする音がする
演技も殺陣も高坂新左衛門役の山口馬木也さんが本当に上手い
高坂さんが好きになった優子ちゃんが恋愛に鈍感で、その2人を温かく見守る(ちょっかいかける?)風見さんの関係性がとても好き
あと、会津での魚獲りや剣の鍛錬、本物の桜散る中でのフラッシュバックの短いシーン
自主制作なのにここまでシッカリ撮影してるんだ‼︎と最初ビックリした
高坂さんは何事にも真面目で一生懸命。
驚いて泣いて考えて
時代劇での斬られ役を必死に覚えて生きようとする姿に観てるこっちも
一緒になって笑って泣いて考えて
スタッフロールで流れる安田監督のスタッフ兼任名前の多さは多々、言われてるけど
葛藤を抱えながらも生きる高坂さんの頑張ってる姿と重なりました
映画を一生懸命創ってる安田監督を応援したくなる
この映画の全出演者やスタッフさん皆さんを応援したくなる
今の時代
「一生懸命マジメに頑張る」事が、イモ臭いと言われそうだけど
「見てる人は見てるんだよ」と言ってくれる
色々やな事あるんだけども
明日も頑張ろうって、元気が出ます
ありがとう
「侍タイ」
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