「なぜ2008年頃を舞台にしたのか?」侍タイムスリッパー wyethさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜ2008年頃を舞台にしたのか?
徳川幕府の滅亡から「140年」と書かれたポスター。登場人物がガラケーらしきものを使っている。ということから考えて、2008年頃が舞台?なのではないだろうか?
であればなぜ?
パンフレットにもその辺のことは触れられてなかったので推測するしかないが、突然現れた見ず知らずの中年男を家に住まわすようなお人好しが存在しうる、ギリギリの時代だから、なのかもしれない。コロナも東日本大震災も経験する前の、まだ穏やかだった時代。
そういう人情があるから成立した美しい物語だと感じた。
中盤はぶっちゃけ退屈で、劇場から帰ろうかと思った。
が、クライマックスの盛り上がりはとんでもなく感動的。
映画自体の成り立ちも、ヒットした経過も込みで、素敵な映画でした。
コメントする
麻朱麿さんのコメント
2024年11月11日
映画内の年が現在ではなく2008年なのは、NHK以外の民放がまだ連続ドラマ時代劇を放映中でありつつも、各局打ち切りにしていった時期だったからだと思います。