劇場公開日 2024年8月17日

「 平日の昼間にも関わらず結構のお客さん。土日には満席になることもあ...」侍タイムスリッパー M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 平日の昼間にも関わらず結構のお客さん。土日には満席になることもあ...

2024年10月22日
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鑑賞方法:映画館

 平日の昼間にも関わらず結構のお客さん。土日には満席になることもあるという。
 口コミで全国に広がった大ヒット中の映画。映画関係者の知人のお勧めを聞いて見に行った。
★とても誠実で人情味の溢れるコメディタッチの時代劇撮影現場の物語。いい映画で最後まで面白かった。日本の時代劇の面白さを今一度蘇らせたいという「思い」が伝わってきた。殺陣の迫力あるシーンは映画の見所である。俳優もそれぞれいい味を出していた。監督・脚本・撮影:安田淳一。

★戊辰戦争の頃の会津藩士の武士がタイムスリップして、京都の時代劇撮影現場に突如現れることから始まる。成り行きでその本物の侍が斬られ役として活躍し始め、その迫力ある演技?が話題となる。そして予期もしない展開に発展していく。幕末の会津と薩長との戦いを知る私としては、タイムスリップした会津藩の侍がある時突然知る会津の悲劇。そこにも感情移入してしまった。

★映画「太秦ライムライト」の主人公日本一の斬られ役・福本清三。彼の名前が映画のクレジットにも出てくる。(2021年1月1日に77歳で逝去)。

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M.Joe