劇場公開日 2024年8月17日

「これぞ映画。観るべし!」侍タイムスリッパー Japanese_Idiotさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5これぞ映画。観るべし!

2024年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

文句なしに楽しめる映画。映画の良し悪しは制作費と関係ない、ということがよく分かります。お子様も楽しめますが時代背景を理解できたほうがいいので小学5〜6年生以上かな。

ストーリーにはカタルシスがあり主人公・敵役の悲哀もよく描かれているところに、抜群のタイミングでオヤジギャグ演出が入り観客をクスっとさせてくれます。この作品の笑いは言語や文化を超えた映画のプロトコルに則っているため海外で上映されても同様に笑い転げてもらえると思います。北野作品が思い浮かびました。なお、お話は「タイトルである程度想像つくよなw」と舐めて掛かって観ていると「うわーそう来たか」という嬉しい展開に私は「すいません!舐めてました」と心のなかでごめんなさいでした。エンディングも爆笑。本当によく出来た脚本・演出だと思います。

やっと本日観ることが出来ました。口コミで評判が伝わり上映館が尻上がりに増えているようですのでますます多くの方々に観てもらいたいですね。

なお、劇中で助監督を演じるヒロイン沙倉ゆうのさんは本作品の助監督でもあります。劇中劇というか劇外劇というかw。エンドロールで気づいて後で確認しました。他にもいろいろ仕掛けがあって何度でも見返して楽しめそうです。

Japanese_Idiot