「泣いたけど笑えなかった」侍タイムスリッパー　ボケ山田ひろしさんの映画レビュー（感想・評価）

そうなんですよね。
今はマスコミなどで盛り上がってますが、時間が経ってもっと冷静に作品を見直すとあちらこちらに緩い部分や無駄なシーンやつながりの甘いところもありましたので名作とも傑作ともならずにまあまあかなという感想に落ち着くと思います。
なのでせっかく太秦協力で惜しい！としか感想はなかったのです。
消耗品としての今楽しめたら良いという視点でほとんどの観客が観たのなら、それはそれで悲しいですよね。

自分は映画見に行って笑って泣いて楽しめたし、酔ってるわけではないけど、でも、言わんとすることはわかるかもしれない。公開当初はいいけど、時間が経って今は口コミとかでハードル上がりすぎてる気がする。映画というかどの作品もそうだけど、最高！面白い！って感想を聞いてからその作品を見ると、口コミで言ってる以上のものを無意識に求めちゃうんだろうね。まあ、それでもこの映画は概ね高評価を得てるからそれが凄いんだろうけど。