「映画への情熱に溢れている、上級の自主制作映画。」侍タイムスリッパー kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
映画への情熱に溢れている、上級の自主制作映画。
『SFソードキル』みたいにはならないだろと思ってはいたが、太秦の撮影所が舞台となる時代劇愛の物語だったとは、意表を突かれた(予備知識ゼロだったので)。
手作り感満載の小品で、主演の山口馬木也と冨家ノリマサのほかは撮影所長役の井上肇くらいしか見覚えがない役者たち。その主演二人でさえ、脇役か2時間サスペンスの犯人役などが定位置の俳優だ。
普段は主演俳優たちを脇で盛り立てている実力派俳優を真ん中に据えてスポットを当てられるのも、自主制作映画の存在意義なのかもしれない。出演した俳優の側も心意気を映画ファンに示す良い舞台になるのだと感じた。
安田淳一監督の未来映画社作品は、話題は耳にしていたものの観たことはなかった。本作が拡大ロードショー公開されたのは過去作品の評価が高かったからなのだろう。
エンドロールで監督以下のスタッフがいろんな役割を兼務して少人数で制作したことが判り、作品の主題が映画作りの現場にあったことと合わさって、初めてエンドロールで感動した映画となった。
特に、ヒロインを演じた沙倉ゆうのはスタッフロールで何度名前が出てきたか…。
ストーリーは〝アイディア勝負〟の面が強く、下手をすると楽屋オチで空回りしてしまいそうだが、関西の達者な俳優たちが器用に回してくれて、上手く作品としてまとめられていた。
侍がすんなり斬られ役にはまっていくのも、真剣で殺陣を演ろうというのも無理矢理な展開だが、主演二人が力でねじ伏せた感じだ。
殺陣師役の峰蘭太郎が山口馬木也に殺陣の稽古をつける場面が一番笑えた。今まで見てきたどれよりもシックリくる「なんでやねん!」だった。
こんばんは
共感そしてフォローそれにコメントまで
ありがとうございます。
ログアウトしてあっても、アップルから入れたのですが、
今回は提示された確認番号を打ち込む場所が見つからず、
きっと不精をしているので、アップルのアプリとか使ってない
からでしょうね。
本当に機械に(?)に弱くアプリとプラウザの違いもろくに
わからないんです。
今まで2年半で、やりきった感も少しあります。
新しいアカウントも一緒にして一つに出来なくても、
いいかなぁとかも思っています。
お騒がせしてすみません。
これからもよろしくお願いします。
共感とコメントありがとうございます✩︎⡱私は池袋のシネマロサで観たのですが、お客さんの笑い声と楽しんでいる感が凄まじかったのです。とても良い雰囲気でした(o^^o)
> 侍がすんなり斬られ役にはまっていくのも、真剣で殺陣を演ろうというのも無理矢理な展開だが、主演二人が力でねじ伏せた感じだ。
共感です。小言を黙らせてしまう迫力がありました。
共感ありがとうございます。
師匠が律儀にリアクションとるのが可笑しいけれど、一種のプライドだとも思いました。「ごはん」を観ていた事に後で気付き、泣きながら鎌で稲刈りしてた娘か〜と思いました。
コメントどうも。
どうやらカメ止めがギャランティの配分でもめたらしいのでパーセンテージ契約にしたようですが、基本料+パーセンテージにして基本部分を先に貰える契約にしてないみたいですね~。
こんばんは!
私の経験では、ⅡとかⅤをローマ数字と言っても分かってもらえず、じゃあなんていうの?と聞いたら〝時計文字〟と言われたことがあります😂
日常の素朴な疑問について、なんでそういう言い方をするんだろう?
などと思うことから教養が深まると思うのですが、効率優先の今の文科省では、分かりやすさや伝えやすさが優先されるのかもしれませんね。
こんにちは。
わかりますあのシーン!私も好きですぅ!!"なんでやねん"
峰さん。斬られる度にするリアクションと顔芸が最高でした!
沙倉さん。演者としても裏方さんとしても頑張っておられたようですよね。26〜8歳位かと思って調べたら。。
!!!ビックリしましたw