「なんか夢がないというか、細かいこと言ってすみません🙏」侍タイムスリッパー グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
なんか夢がないというか、細かいこと言ってすみません🙏
助監督の女子と発展的な未来が開けるといいなぁ。
と本気で応援したくなる素敵な真剣勝負(文字通りの真剣!)なのに、というより、だからこそ最低限のリアリティはキープして描いて欲しかった。
元よりあり得ない前提(タイムスリップ)ではあるけれど、それ以外は本当にそういうことがあるといいな、と思わせてくれるから心から楽しめる映画になる(バック・トウ・ザ・フューチャーみたいに)。
ひとり目が〝記憶喪失〟という暗黙の了解のまま一年くらい、現代社会に馴染んでいくのは「まあ娯楽映画なのだからいいか(それはそれで本人確認が必要な給与受取口座の開設ができないとは思うが)」と納得もいくのだが、ふたり目の人物(あれほど大物としての社会的地位がある)については普通に現代社会に溶け込んでいる状況は無理過ぎる。
たとえば、あのお寺の住職が、実はお寺の過去帳などから引っ張ってきた実在の天涯孤独の(今は行方不明の)人物に成りすまさせた、とかのエピソードを挟むとかしてくれるとよかったのだけれど。
ラストになって住職が「侍のあやつもついに恋に落ちたか、仕方ない。またアレをやるか、30年ぶりだがのぅ」なんて言ってニヤッとする、みたいに。
あとですね、黒船襲来のポスターの140年はたぶん算用数字(アラビア数字)なのに、一目で百四十年と呟いていたのもちょいと無理が…
オレって、小さい?
※あ、黒船は襲来ではなく、来航でしたっけ?
襲来だと元寇になってしまうな😂
なるほど、なるほど〜!
それは思うところ、多々おありでしたねー。
職業病は仕方ない!
色々と気苦労も多いことと思いますー。
メンタルのリフレッシュ、大切にしてご無理なさらないでくださいね。頑張ってー。
こんにちは〜
『その日がいつか来るかもしれない。だが、それは今日ではない』は、ラストサムライでトムクルーズと共演した福本清三さんの為に用意した台詞だったんじゃないかなー、と思いました。
監督は最初、福本さんに主役をお願いしたかったらしいので。
2人目が飛んだ時代は昭和30年前後っぽいので、鷹揚で杜撰な時代だったかな?とか、幕末は英米仏蘭も日本に来てるから教養ある武士なら算用数字も知っていたかも?などこじつけて自分を納得させてますw
そうなんですよね。
タイムスリップで身元がまず明確にならない人間をどうして仕事させられるのか?そこは細かく設定するのか
コメディータッチで押し通すのか?
そこの演出がぜんぜん足りないと思いました。
あと、真剣使う意味は全くなかったと思いますし、真剣使わなくてもタイムスリップ前の因縁の決着はどうにか付けられたと思います。
全体としてはコメディーで押し通しながら最後の殺陣シーンだけグッと来させれば良かったのでパランスも悪かったかな?と思います。
「140年」とアラビア数字で書かれてるだろうに…と私も思いました(笑)
そう言えば、会社の若手(30歳くらい)に「算用数字」と言ったら通じませんでしたが、今ってそうなんでしょうか。そいつが知らないだけ?
「アラビア数字」は通じましたが。
でらあずっりさん
ありがとうございます。
そう、娯楽なんですが、会津藩の無念というシリアス要素を入れてきた時点で骨格がしっかりとしてしまった分、雑なところが、〝まぁいいか〟から〝ちと残念〟になってしまったというか、バランスが悪くなったというか。
私は大きいのか?
雷落ちたら日本刀は無事じゃないだろとか、横書き英数字は読めないだろうとか、真剣持ってたら警察に通報されちゃうだろうとか思ってても書きませんでしたよ。
でも、「30年ぶりじやのう」は良いですね。
やっぱり私は小さいのか。