「チャンバラ讃歌」侍タイムスリッパー ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
チャンバラ讃歌
後から知ったが、低予算のインディーズ系作品なんだな。そんな事を全くさとらせないクオリティの高さに脱帽。
相手の刀めがけて斬り掛かる殺陣や吉本風ギャグ(殺陣の練習)あるいは予想通りに展開するストーリーそのものを含めたベタさ自体が時代劇への郷愁やレスペクトになっているんですなぁ…
久し振りに腰の据わった殺陣を見せてもらった。ありがとう!
様々な身近な情報から現状を素早く把握する姿を通して武士が知的にもエリートだったことを示唆していたり、真剣を扱った時の独特の金属音のリアルさなど、細部や背景をきちんと表現していることで、ある社会に突然現れた異端者の右往左往を面白がるような単なるお笑い映画とは明確に一線を画していて楽しめた。
全くの蛇足だが、今時ナースキャップとスカートで仕事する看護師はいないよ。
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kazzさんのコメント
2024年10月1日
コメントありがとうございます。
小粒のギャグが効いてましたよね〜(笑)
最近時代劇映画は増えているように感じますが、ほとんど京都の撮影所では撮られていないと思います。
テレビ時代劇が昔のように増えてくれると、京都撮影所がまた盛り返すのでしょうけれど、ね。
グレシャムの法則さんのコメント
2024年9月21日
コメントありがとうございます。
〝異端者の右往左往で笑いを取る単なるお笑い映画とは一線を画す〟
この部分、大いに賛同します。
それだけにもう少し細部を…とついつい欲張ってしまいました。