劇場公開日 2024年8月17日

「劇場がうるさく感じるくらいの笑い声」侍タイムスリッパー 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0劇場がうるさく感じるくらいの笑い声

2024年9月15日
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鑑賞方法:映画館

幕末の会津藩士、高坂は仲間と長州藩士を討ちに行ったが、チャンバラをしてたら落雷にあい気を失う。あれ?目が覚めた場所がさっきの建物の前と違う。本人も不思議がり、騒がしい建物の裏に行ってみたら、斬り合いをしてる奴らがいた。危なそうな侍を助けようとする高坂、でも、それは時代劇の撮影だったので、周りから止められる。そりゃ本人には何が何だか分からないよな。そこで出会った助監督の山本優子、彼女の性格の良さが高坂の人生を変えていく。もしかして、付き合い始めるのかと想像してワクワク。街中を歩いていて店頭ポスターに書いてある情報から、幕府が無くなって120年も経ってることに気づいた高坂。江戸時代の人って数字読めるの?理解できなくても生きていくしかないよね。落雷を受けた建物を見つけたら、お寺になっていて、そこに住む事を許され、役者になる事にする。確かに昔と違って時代劇ドラマは減ってるよな。斬られ役なんかやっても食っていけないんだとさ。本物の侍っぽい高坂のチャンバラが高評価され、時代劇のスターと共演で映画に出演する事になる。えっ!このスター、まさかの人だった。
久しぶりに好きな劇中劇の連続。ラストも予想通りのことが起きてスッキリ!
最初から最後まで周囲の笑い声が止まらないくらい、めっちゃ楽しかった。

涼介