「最後の武士」侍タイムスリッパー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の武士
雷に撃たれて幕末から現代にタイムスリップし、時代劇の斬られ役を生業とする様になる会津藩士の話。
密命を受けて京都にやって来て長州藩士と対峙した高坂新左衛門が、決闘の最中雷に撃たれて気を失い、気づいたら京都の撮影所…と始まっていくストーリー。
どこともわからない長屋の路地から、撮影現場に迷い込み、観ている側がわかっていてもかわかっているからか面白いすっとぼけをかましまくる展開で掴みはバッチリ。
事情を一度も説明しないけれど、徘徊する街中で見事に事情を理解して、記憶喪失の役者と勘違いされながら本当に役者になっていく。
そりゃあ実際に鍛錬していたんだからある意味現代での天職ですww
丁寧に作られているのは良いけれど、丁寧過ぎてまどろっこしく感じる箇所がいくつかあったものの、コメディだけでなく後半はしっかり熱い侍魂&役者魂をみせくれて、最後までしっかり楽しめた。
コメントする
Uさんさんのコメント
2024年10月20日
おっしゃるように、尺はあったのだから、小さくて構わないので盛り上がりがもっと欲しかった気はしますね。
まぁ、「丁寧過ぎてまどろっこし」いのは、新左衛門の人柄、人格と言うことで。
共感を有り難うございました。
寝落ちマン(次男)さんのコメント
2024年9月16日
Bacchusさんともたまにこうやって時空が交わる間柄😌
鑑賞中とふと気になったのですが、30年のタイムラグがありつつ互角に渡り合っただけでも凄腕⚔️
SAKURAIさんのコメント
2024年9月14日
テレビでも紹介されたんですね。
私的には静かなるドンが本日のメインだったんですが繋ぎの為に先に観た侍タイムスリッパーがまさかの大穴で驚きでした!てか大穴に出会うのも運ですよね!自分の都合の悪い時間であればスルーですし。