劇場公開日 2024年8月23日

ラストマイルのレビュー・感想・評価

全1092件中、81~100件目を表示

4.0痛烈な批判に真っ向勝負!?アマプラで独占見放題配信!で笑うw(2025年8月末現在)

2025年9月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

どっからどうみてもAmazonがモデルでめちゃくちゃ批判されているのだが、公開から1年たった今、配信はもちろんのこと独占見放題とさ。ある意味男気(?)を感じる、が、単にアメリカの会社だからドライなのか?え、あなた達のことだよ?わかってる??って言いたいw。

さて本編。
冒頭の迫力あるシーンからの切り替わり、巨大な倉庫と目まぐるしく動く機械と押し寄せる労働者。もう一瞬でアマゾンがモデルでそこに批判的メッセージが込められた映画であろうことがすぐ読み取れる。
ストーリはリミット系サスペンス。臨場感が感じられるように中々のテンポで進むが、そこに群像人情劇が織り込まれ、緩急のメリハリがありただのパニック映画にはならない。社会問題についてのメッセージが押し出されつつユーモアもある。単純に「面白い」。サスペンス要素もマニアからしたら初級編程度かもしれないが、伏線回収が随所でなされカタルシスも味わえる。

ただ、そこに深みがあるか、といえばちょっと物足りない。
役者はかなり豪華で皆上手い。しかしキャストが多い上に二時間で納めるという制限ゆえか、どうしても一人一人を深堀りすることが難しい。いや、かなり上手に組み込み、役者たちも僅かな時間で最大限伝わる演技をしてくれている。だが、だからこそ、もっと個々の事案を深く描いてほしかったという気持ちが残る。(これは李監督の『怒り』でも感じたのだが)
例えば岡田将生。言わずと知れた準主演で出番もたくさんある。本人も「この監督・脚本・キャストの方たちとできて本当に嬉しい。やっと「こっち側」にこれた」というような発言をし、その意気込みたるやいかほどか!と思うも、実際には彼の(役としての)個人的な感情の深い所を見せてくれるようなシーンはあまりなかった。ひたすら物語を動かすために走っている印象。ディーンフジオカも中村倫也もバックグラウンドにたくさんのものを感じさせる演技なのに与えられた尺だけでは表しきれない感じだ。ある意味では登場人物たち各物語のダイジェストのよう。

しかしながら作り手の強い気持ちと巧みな手腕はよくわかった。

その手腕がもっとも発揮されたのは『アンナチュラル』と『MIU404』の組み込み方だろう。
友情出演・ファンサービスのためのお飾り的出演かと思いきや、それぞれの設定を活かしてしっかりストーリに食い込んでくる。これはとても見事と思った。(水上恒司が出なかったのは残念だが)しかもエンドロールではそれぞれの物語名を明記しのあとにキャスト名を載せる。これは『ラストマイル』から他二つの物語に視聴者を誘い込む作戦もあると思われる。同じ制作陣によるドラマ『海に眠るダイヤモンド』もだが配信をしっかり意識した抜け目なさを感じる。ちなみに個人的には『海に眠るダイヤモンド』の方がかなり良い出来だと思う。

いずれにせよ、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子のタッグの次回作が楽しみである

コメントする (0件)
共感した! 7件)
yco

4.0闇が深い、全ての人に感謝

Yさん
2025年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

泣ける

驚く

アンナチュラルのみ視聴済で見ましたが、面白かったです
去年(9月4日)に映画館で見ましたが、2回目の視聴でもかなり面白かった
でもやっぱり映画館での爆発やらの音声などがすごかったからちょっとものたりなかった
アンナチュナル、MIU404をわざわざ見てからラストマイルを見るのも良いですが、別に見なくても、あんまり関係ないです
ドラマを見たことがある人が喜ぶくらいにしか出てないと思います、あとドラマの続きがどうなってるか気になる人は見たら喜ぶかな。
大幅にメインキャストかというとそこまで・・・って感じだと思います、別にアンナチュラル、MIU404の人じゃなくて、それっぽい人でも進む役。
遅延すれば命に関わったり困る人が出る、でも止めなければ爆発物が残り続ける…
しかも大きな会社だから、数時間止めるだけでどれだけの損失が出るのか想像するだけで怖い。
だから結局「続けるしかない」って選択になるのが、本当に闇だなって思いました。
でもその闇ごと面白いし、観終わったあとには働いている人みんなに感謝したくなる。
伏線回収がすごかったけれど、それのせいか何個か突っ込みたいところもチラホラ
あとこれがアマプラで出てるのも一番おもろい、なんだと思ったんだ!

コメントする (0件)
共感した! 4件)
Y

3.0面白かったものの

2025年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

物流のラストマイルの部分が丁寧に書いてあって面白かった。勉強になりました。ただ、いくつか細かいところが気になって素直に楽しめず。
せっかくなので突っ込みを。
・個人情報の扱いの描写がずさんすぎ。ネット企業なら一発で消すことも難しいだろうしログをみるのも普通にできるでしょうに。
・関東地区最大の物流センターの長の人事、いくら何でも日本の社長が知らないというのは無理があるよね。そのセンター長の部下に電話で「あやしいぞ」って何あれ。
・ロッカーに書かれた数式と飛び降りの関連が全く分からず。物語の核だと思ってたけど。ひょっとして自分が見落としてる?
・爆弾の規模がまちまちすぎ。会社のオフィスが吹っ飛ぶ、部屋が吹っ飛ぶレベルの爆弾なら乾燥機も木っ端みじんのはず。見た感じは花火レベル。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
khapphom

1.02点

2025年8月31日
PCから投稿

2.7m/s は速度

ハラハラしない  グダグダ

邦画のダメな見本

全然面白くない

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ま

4.0Amazonへの当てつけ?

2025年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

流通業界の闇をクローズアップさせたような映画だった。
ネットサイト会社➡物流センター➡配送委託会社➡ドライバー
各会社の人間の言い分の正義とは何か。正確さを求める客も悪いのか。

物流センターに舟橋エレナが着任した当日、配達された荷物が爆発するという事件が立て続きに起きた。色んな伏線が観ている人間を惹きつけるいく面白さはあった。よくわからないまま観たが他のテレビドラマのキャスティングも混ぜているので、やたら主演者が豪華だなぁと感じた。
満島ひかりの衣装が妙に残るのも面白い。
各立場の思惑が横並びにわかりやすく、そして妙な嫌悪感を感じる演出が良かったのかもしれない。
個人的にはデリファスの本社が仕事の取引先でロケされていたので、親近感が沸いた。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
Soulman

4.5良い映画は何かが残る

2025年8月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
あ

3.0何で日本映画は悪役を描けないんだろ?

2025年8月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

驚く

ドキドキ

テロリストが根は善人って分かってから緊張感が無くなった。
善人って基本的に常識を外れた行動しないから怖さがない。

登場人物全員いい人でみんな分かりあって最後は無理やり泣かせようとする。
これが日本のエンタメ映画の限界。

結局この程度。2/3くらいまでは楽しんで見れてただけに終盤の失速が残念すぎた。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
デッキブラシと飛行船

4.0年末になったらまた見ようかな

2025年8月31日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
ねきろむ

4.0満島ひかりさんは☆5.0満点

2025年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 別作品とコラボレーションしているファンタジー作品。「シェアード・ユニバース」というらしい。

 ミスリード、伏線回収、没入感があり、飽きない。
 舟渡エレナ(満島ひかり)が、ド派手な真っ赤な服を着たり、ピンチの時に「トイレに行っておいて良かった」旨の発言をしたり、パトカーで熟睡したりと魅力的なキャラクターであった。

 爆発による死者は1名(重軽傷者は多数)。
 犯人は無差別殺人が目的ではない。
 爆弾は誰も死なない程度の威力しかない。
 パニックを起こすためのトリガーとして、自分の命を捧げたのだ。

 YouTubeで「LAST MILE -Premium Talk」〈Episode.1、2、3〉が配信されていて、それを視聴したら、満島ひかりさんが最高に可愛かった。その他の出演している俳優たちも益々好きになった。

コメントする 2件)
共感した! 63件)
Don-chan

3.5興味そそられる予告編と本編冒頭だけれど… 今一歩

2025年8月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
たけちゃん

3.02時間ドラマで見たかった

2025年8月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
SING SING

3.0面白かったけど大味!

2025年8月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

良くも悪くも、エンタメ映画
資本主義の勝者が弱者から搾取する構図に物申したいのか?それにしてはあまりにも晴れ晴れしたエンディングすぎるのでは??
続編が来るのか?くらいに未回収の点も多い
もう少し、要素を削って重々しい映画にもできたろうに
あんまり映画見ない層にも問題提起する、というのは成功したかもね

エリナは何故本国からセンター長として赴任させられたのか?
単に数年前の社員の自殺をもみ消すため?←いやほんなん本国でできるやろ
テロ予告が来てる倉庫に信頼できる部下を配属?←いや、そんなわけないやろ
そして、求職から復帰直後に、あのハツラツとした仕事っぷり、無理がある
会社批判したり、それでも利益重視で動いたりと、キャラもブレてましたね
情報隠したり、突然伝えたり?ちょっとネタ提供がご都合主義

恋人の復讐のために、デリファスの荷物に無差別に爆弾を仕込む。。。そして最初の被害者になる
んなわけあるかい!恋人は植物状態とは言え、まだ生きてる
テロを目論む人が、それを見ずに死ぬわけもない
エンタメとして爆弾使いたかったんやな、としか思えない

がんばって作ったんだろうけど、起きた事件と乖離が過ぎるな〜、とか

コメントする (0件)
共感した! 5件)
サニーインティライミ

3.5外資系通販サイトの闇

2025年8月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

明らかにあの会社ですよね笑 数々のニュースで問題は取り沙汰されてる関係で、その中身については興味深かった。ネットショッピングが当たり前になる未来、労働の問題は尽きないと思う。自分も当たり前に利用しているから、他人事ではないと感じた。
しかしまぁMIU404、アンナチュラルをちゃんとみてればもう少し楽しめたのかな。内輪で盛り上がってる感が否めない。。ゲストって感じじゃなく普通に登場人物の一員になってたのが戸惑い。
他の方の考察を見ると、深めの伏線やメッセージがあることに気付き、参考になった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
いつこ

4.5ブラックフライデーのたびに思い出すかも

2025年8月31日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

楽しい

驚く

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
夢見る電気羊

3.5加担

2025年8月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

非情なシステム。カスタマーセントリック。カスタマーもワーカーであり、自分で自分を犠牲にして、非ワーカーに利益を捧げる。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
hato

4.5最先端の仕組み、結局作ってるのは人間や

2025年8月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

とりあえず、この豪華キャストはなに?!って思いました。
はらはらドキドキのサスペンスなんだけど、社会派。でも、ユーモア満載で楽しめました。
今の流通業界ってどうなっていくのだろうって思うところに、踏み込んでくれてましたね。
満島ひかりさんが、ほんとにいいよね!

コメントする (0件)
共感した! 5件)
yadokari-family

4.5アマプラで観ちゃって余計ドキドキ

2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

劇場で観てたら絶対もっと迫力を感じてドキドキだったと思う。
とはいえ結局アマプラで観ることになってしまい、それで予想外のスリル増し増しを感じてしまったように思う。
流石の野木亜希子ー塚原あゆ子作品。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ゆじら

3.0ようやく見れました。 ネットショッピングでポチッと購入。 商品が届...

2025年8月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ようやく見れました。

ネットショッピングでポチッと購入。
商品が届くまでの流れ、そこに何らかのトラブルが起きたら物流はどうなってしまうのか。

なかなかに興味のある映画でした。
ただアンナチュラルとMIU404をせっかくコラボするなら同じ場面で絡ませて欲しかったな。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ユウコ

3.5「日本のわがまま運びます」、その後の日本の姿。

2025年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

「日本のわがまま運びます」は、
ネコのマークの運送配送会社のかつてのテレビCMのコピー。

荷物を全国へラクに送れるビジネスモデルを創り上げた企業は、
以後、スキー板、ゴルフバック、冷蔵食品…
それまで運ばなかったものを運ぶサービスを開発していく
その企業努力を

「日本のわがまま運びます」

というコトバで表現した。

CM発出は1991年(平成3年)。
当時はお客さまの暮らしの便利を第一に考える発想≒
マーケットアウトを見事に実現する企業姿勢を
見事に示したブランディングコピーとして高く評価されていた。

そして約35年後に生まれたのがこの映画。

この映画のデイリーファスト(デリファス)も
「Customer-centric(カスタマー・セントリック) すべてはお客様のために」。

物流の主導権は運送会社の手を離れ、ショッピングEコマースの企業へ。
「日本のわがまま運びます」の行きつく先にあった顧客第一主義は、
働く人たち(特にラストマイルの人たち)を苦しめるものとなってしまっていた。

確かに映画の結末は「おかしいと思ったことには声をあげよう」
「ちょっと止まって考えよう」だった。
が、反戦映画が戦争を終わらせることができないように、
この映画も現実を変えるまでにいたらないのは、やっぱり悲しい。

置き配の設定も加わり、宅配ボックスも設置されるようになったものの、
通販で【送料無料】という表現はやっぱりおかしい(送料は私たちが負担します)し、
別に今日注文して今日・明日に手に入らなくても困らない(自分はですが…)。

まぁ、映画はミステリとして面白かったけどね。
エレナ演じる満島ひかりさんが突然涙を流すシーンはびっくりしたけどね。

冒頭からグダグダ書いた感想を自分が抱いたのも、
この映画がとてもすばらしい証左なのかも。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
リュウジ

3.5早い物は、夜ポチッとしたら、翌日には届く、Amazon。そんなに急...

2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

早い物は、夜ポチッとしたら、翌日には届く、Amazon。そんなに急がなくて良いのに・・と、いつも思う。
これ、実は、私達へのサービスの向上の為のスピードではなく、Amazonの扱いの回転数を上げて効率良く売上を上げるためのスピードなのかもなと、そんな通販の闇をテーマにした映画。
ラストマイルに携わる方々には、ホント頭がさがる。
通販社会の発展は、将来、車社会も淘汰するかもにゃ。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
J417
PR U-NEXTで本編を観る