ラストマイルのレビュー・感想・評価
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カジノってその後どうなってるの? 〜依存症経済〜
首都圏在住で昭和生まれの私にとって『オンデマンド』とは、都内の大手書店、デパート内のレコード店や書店、家電量販店、山野楽器、アドホックなどを時間の許す限り探し回って手に入れることでした。
(品目はほぼ書籍、CD、DVD)
自分の足で見つける醍醐味を味わいたいのですが、各業態とも物品展示スペースはどんどん縮小、中古品となると辛うじてブックオフで見つかるかどうか。
ところが、今やあらゆる分野のあらゆるものがネットで検索、即発注、早ければ当日中に受け取れる?
段ボールとか緩衝材とか配送にかかるガソリン代とか、SDGSはどこへ行った?
現代人はSNSだけでも依存症気味なのに、モノの到着を待ちわびることもかなり神経症的になってないか。
顧客のため、というのは顧客を依存症にするため、ということなのですね。
そういえば、大阪とか横浜でカジノができるようになるとかいう話はその後、どうなってるんだろう。
アメリカ資本によって、日本はどんどん依存症による経済成長の罠に嵌められているような気がします。
ドラマは見てないけど、楽しめた 有名どころの俳優がたくさん出てきて...
ドラマは見てないけど、楽しめた
有名どころの俳優がたくさん出てきて豪華な感じはしたけど、
そのせいなのか、ドラマが人気だったからなのか、
客の入りが良すぎてびっくりした
楽しめはしたけど、突っ込みどころもそれなりにあるし、
知らない俳優陣が同じことやってたら、
多分このくらいの点数なんじゃないかな
悪くはないです、決して
刈谷・毛利でもう1本行ける
ドラマ観てなくても楽しめました。
映画「ラストマイル」を鑑賞してきました。
この作品は、テレビドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界観を踏襲したサスペンス映画です。
物語は、ブラックフライデー前夜に起こった爆発事件から始まります。
大手ショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発し、それが連続爆破事件へと発展していきます。
満島ひかり演じる舟渡エレナと岡田将生演じる梨本孔が事態の収拾に奔走する姿を中心に、緊迫感あふれる展開が繰り広げられます。
豪華なキャスト陣の演技は見応え十分でした。
「アンナチュラル」や「MIU404」のキャストも登場し、ファンにはたまらない作品になっているのではないでしょうか。
私自身は両ドラマを見ていませんでしたが、本作だけでも十分に楽しむことができました。
この映画は、現代社会の便利さの裏側にある問題にも切り込んでいます。
送料無料や翌日配送など、私たちが当たり前のように享受しているサービスの陰で、多くの人々が苦悩している現実が浮き彫りになります。
低賃金、重労働、人手不足といった社会問題を考えさせられる内容で、観終わった後も深く考えさせられました。
便利さを追求するあまり、人間性や労働環境が犠牲になっていく現状に、恐ろしさを感じずにはいられません。
この作品は、エンターテインメントとしての楽しさだけでなく、現代社会の課題について考えるきっかけを与えてくれる、意義深い一本だと感じました。
やはり野木さんは、人間を描くのがうまいですね。爆弾犯を探すサスペン...
やはり野木さんは、人間を描くのがうまいですね。爆弾犯を探すサスペンスと思いきや、日本の流通問題にメスを入れる社会派作品といった仕上がりで、EC利用者として色々考えさせられました。また、企業は理念だ、スローガンだといってきれいな標語を作りますが、実際のところは、デリファスのように、そのスローガンに縛られ、(歪曲解釈で)悪用し・・・っていうのも日常茶飯事ではないかと・・・。話題にもなっている通り、各TVドラマのキャストが勢ぞろいで楽しめる部分もありましたが、必ずキャストの登場場面を作るようにしたためか、シーンの切り替わりが多いのが気になりました。また、謎解きととしては不完全と感じる方も多いのでは?個人的に、真の主役は、日野正平演じる羊急便の親子かな?
今の時代の社会問題満載
あらすじを見て豪華な出演者を見て無差別の宅配便の爆発を阻止する映画だと思い鑑賞しました。
…が、とても奥が深く今年になりニュースでよく取り上げられる問題がよく分かりました。
運送業者さんの問題、人手不足、雇用問題、経営側の利益の出し方、過労、苦渋の選択などなど…
誰が悪いとか一言では片付けられないですね…
便利でお得に簡単にネットショッピングをよく利用している私ですが、それに関わるお仕事をされてる方に感謝しかないなと痛感しました。
どうゆう風にこの世の中の働き方が変わるといいのか簡単には答えの出ない問題ですよね…
豪華出演者登場の話の繋がり方がさすが高視聴率を取った方の映画だなと思いました。
本編と少し話がそれますが今のハイテクな家電より昔の家電製品の方が丈夫だったよなとも思いました(笑)
明日荷物が届くのですが開ける時ちょっとビビりそうです(笑)
会社と日本人
タイトルの一言では片付けられないが、日本の末期的労働界隈を象徴したような映画かな。
これアマゾンだよね。
満島ひかりが序盤いけすかないのだが、終盤になり彼女の正体がわかっていく。
私は岡田将生好きなんです。最初岡田将生?って思ったけどやっぱ岡田将生だった。雰囲気が最初ちょっと違う。
爆発シーンやだったな。
復讐するために関係ない人を殺すってなんだろう。そして犯人も自殺。
満島ひかり良かったですよ。
みんながキャッチフレーズに支配されていく怖さね。上の人間も自分達で作った社訓に自分達も支配され、大事なことを失っていく。悲惨。日本人は陥りやすいし、利用されやすい。
そしてアンフェアのメンバーが出て笑えた。石原さとみ又アンフェア続編みたいです。野木さんお願い致します。飯尾が出ると和むのな。アンフェアの脚本の野木由紀子さんが今回の映画もかかれたんですね。この方天才かよ。カラオケに行こうもこの方か。私尊敬します。
心にずっしりくるエンターテイメント
最初はエレナに共感出来なくて、孔との取り繕った会話もなじめなかったのですが、話が進むにつれ全く違う人格に見えてくるから、不思議です。
まさに野木さんマジックですね。
アンナチュラル、MIUのメインキャラクターも、出番は少ないものの、しっかりと話に絡んでいて満足でした。
ただ、ロッカーの数式は、あの場で働く人への呪いのよう。あんな呪いが一刻もなくなり、人がサービスの犠牲にならない世の中になって欲しいです。
宅配業、シングルマザー、全ての生きている人に敬意を。
社会派+ドキドキ = 清々しい
社会派映画だからこそ無差別テロを容認する内容に納得できないし、犯人の動機は?
映画はけっこう引き込まれて、まずまず面白かったです。
私が見落としている箇所もあるかもしれないと前置きしておきます。
この映画は労働環境の劣悪さを改善する必要があることを伝えたいのだと思いますが、そのために無差別テロをすることにひどく憤りを覚えます。
爆弾犯の動機も不明瞭のまま終わり、しっかりと掘り下げてほしかったです。
自殺未遂のセンター長(中村倫也)もわざわざ助走つけて、現場で飛び降りるのも現実ではあり得ないと感じました。
満島ひかりさんの小気味良い話し方でまずまず面白かったのですが、社会派映画としては、労働環境が悪いからといって無差別テロをしてもいいわけないよなと思います。
満島ひかりの難しい役どころ
2024年問題
いやー、見事!
僕は以前国鉄で運転士をしていた。
JRに変わるとき、口で言えない
悲劇をたくさん見た。
いつかそのことをエンタメに昇華し、
物語を書きたいとずっと思ってきた。
そのためにつぶさに資料も読んできた。
今日本作を観て、「そっかー、こう
描けばいいんだ」と何度もうなずいた。
アマゾンを模した巨大物流センターに
渦巻く下請け、労働者たちの現状を
プロレタリア文学のように描きながら
爆弾テロというサスペンスフルな
物語を展開させる。
僕は未見だが、
監督・塚原あゆ子と
脚本家・野木亜紀子は
テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」
の最強タッグらしい。
豪華な俳優陣をこれ見よがしでなく
適材適所、さりげなくキャスティング
するあたりも、素晴らしい。
最近観た邦画では、ベストです。
誰かの犠牲のもとに
誰かの犠牲のもとに世の中は回っているのだと再認識させられる。
働いている本人だけではなく、その後にいる家族や恋人にも我慢を強いているのではないか。普段の行いの中でそこまで考えることはないが、こうして目に見えて示されることで思いいたらせることができる。
会社の理念が世の為から自社の為にすり代わっていく、そのことに気づいている人間はどれほどいるのだろう、自分もその罠にはまっていないだろうかと自戒させられる。
満島ひかるさんは素晴らしかったですね。外資系キャリアをいやらしくなく、その上それらしく演じていました。あんなに上手くアメリカンナイズされた人を演じた人はなかったんじゃないかな。彼女の演技に支えられた映画だと感じました。
岡田将生さんも仕事に諦めたさめた人を嫌な感じをだすことなくいい温度感で演じていました。
彼は朝ドラでもそうですが、セリフのない時の表情の演技が良いですね。意識されてるんでしょうが。
連ドラでやってもよかったのでは?と思わなくもないですが、あの集配センターの巨大さを見せるのには映画が効果的でした。
40-40より、70-40
ほぼ満席だった。
全カット、全パート、
全力投球が観客に伝わっているのだろう。
40-40は大谷翔平ファンに任せて、
ラストマイルの、
70-40を友達に話したくなる。
次は少し後方の座席から、
音を中心に観てみよう、聴いてみよう。
ロジスティ、ロジスティク、
ロジスティックス、、
間違える芝居の方が難しい。
カメラは、
ここまでヨル、
ここまでヒク、
メリハリが効いて、
伏せ気味のポジションも、
美しい。
ワイパーONのままの親子の芝居、OFFより気持ちが生々しく伝わるだろう。
箱だけでなく、
ゲーム本体もあった、
焼き鳥4目並べは、
ネギ4より鳥4の方が強い?
互角?
ゲームを囲める友人、
肩を並べて弁当食べる父子、
プレゼントで笑顔になる母子、
重い荷物を一緒に持つ仲間、
お金で買えないラストマイル。
【蛇足】
コラボは、
「アンナチュラル」
「MIU 404」
と、
NHKのあの番組の医師と、
あの番組のマルカ運輸も署名してないかガン見した、
12か条と共に説得力を増幅させていた。
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