ラストマイルのレビュー・感想・評価
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キャストもストーリーもさすが
アンナチュラル、MIU404とは、世界線繋がってるけど全く別物なので、ドラマ観てない人でも大丈夫です。
ストーリーの練られ方はさすが。実力派揃いのキャストを惜しげもなく使って、見応えあり。社会問題をさり気なく提起しているのも、さすが。
ミステリーではない
アンナチュラルとMIU404を視聴していなくても問題なく鑑賞できる作品だと思いました。2作品の出演陣は豪華すぎるモブとして見ることが出来ます。
また、その2作品を見ている方であれば分かると思いますが、よくあるミステリー作品として視聴すべきでは無いです。クローズド・サークルの中の話でもないため、今回の犯人も案の定「誰やねんお前」でした。
つまりは目を向けるべきのは、「犯人は誰なのか」ではなく、「なぜその人が犯人になってしまったのか」ということだと思います。
個人的に、たこ焼き器爆弾解除までのエレナに対しての嫌悪感があり、鑑賞していてそれなりにストレスだったのですが、それはエレナが自身の心を守るための“演技”だったのではないかと考えると納得がいきました。(野木亜紀子作品に出てくる女性の性格に苦手意識を持ちやすいので、単純に私が野木さんのことが得意じゃないのかもしれません笑)
満島ひかりさんと岡田将生さん、また、ほとんどセリフのない(一切なかった?)中村倫也さんの演技が素晴らしかったです。ラストの岡田将生さんの項垂れた姿に、輪廻もベルトコンベアもまだ止められないのだと今後について考えさせられます。
自殺も‼️❓テロも‼️❓全部クソが‼️❓くそ‼️❓
昔、職場の吹き抜けエントランスの三階から同僚が飛び降り自殺するのに遭遇した、かなり迷惑した、お互いに年二千時間の残業はしてた、思い出した。
この映画は、ミステリー要素より、池井戸潤の作品みたいに業界暴露的色彩だ。
アンナチュラルはいいドラマだが、ここにキャストは集結した、でも、コラボする意味はあまり無い、番宣のような感じ。
流通や配送にかかる労働問題は機能的なものでは無く、組織の意識にある、要はAmazonやクロネコの体制や幹部の問題、それを履き違えてはならない、その点はディーンと満島のやりとりでわかるだろう、岡田将生が唯一の良心の化身でした。
岡田将生と満島ひかりの演技とセリフが見事でした、是非。
何回か裏切られて面白い!
何回か裏切りられ、最後までドキドキハラハラ面白く楽しめます!
満島ひかりさんの演技力が改めてまいりました!
二つ位のドラマがコラボしていてドラマ通にはたまらないサプライズな俳優陣です。
観た後は、荷物開けるのチョッと躊躇するかもです^^;;
アンナチュラルとMIU404と同じ世界線となると観るしかないって事で劇場へ
最近観た作品では、鑑賞者も一番多かったので、同じ考えの方が多かったんでしょうね
世界規模のショッピングサイト(Amazonって感じ )を舞台に流通業界の裏側から運送会社を通して消費者までの流れが観れるのでメチャメチャ面白いです!
本筋の物語で起きた問題に、アンナチュラルとMIUの面々が絡んで来るタイミングとハマり具合の演出が見事でした
出てくる俳優さん皆さん主演レベルなので、安心安定の128分!
芸名そっくりな火野さんと宇野さん演じる配送業を営む親子最高でしたし・・・
まさか某ドラマで配送員を演じてた彼女が。。。。。><;
自身もショッピングサイトに出店してますし、身内に運送業もいるので面白さも倍増〜迷ってる方は劇場へ是非!!
ただ観た後は、荷物開けるのチョッと躊躇するかもです^^;;
余談ですが・・・
ショッピングサイトの翌日配送と送料無料ってのが、一番の問題だと個人的には思ってます
なかなか終わらせませんね
状況が刻一刻と変わるし、容疑者はいなくなる。爆破事件をテーマにしているので、簡単に解決させないストーリーは面白くてあきさせない。主役が刑事ではなく通販会社なのも現代にあっており、リアルな感じ。Amazonの箱開けるのが怖くなるかも。キャストも豪華でお金かけてますね。
物流の闇
モデルがAmazonであることは誰でもわかるだろう。この映画に画かれていることは強ちフィクションとは言えない。
私は仕事柄、宅配業者と話をする機会があるが、先日台風が来たとき、台風で危ないから自宅待機になったりしないの?と聞いたら、ないですよ、そんなもん、表向きは安全第一になってますがね、な〜んて自虐的に苦笑いしてました。
そう言えば、ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』という映画を思い出しました。宅配ドライバーの悲哀を画いた作品でした。
働き方改革なんて言っても、結局、まだまだほんの一部の話なんだなと思ったりする。
弱者はいつまで経っても弱者なんだろうなきっと、それは誰が総理大臣になっても大して変わらないのと同じなんだろう。
妙にやるせない気持ちで満たされた映画でした。
Amazon Primeでは配信しないだろうな 笑
野木亜紀子、恐るべし❗️
ドラマ「MIU404」は、ちょっと観た程度だが「アンナチュラル」は全話観てて、今でもたまに観直す感じ。
特に最終2話は、何回観たか分からない。
「アンナチュラル」で脚本家野木亜紀子氏を知り、少し調べたりTwitterとかチェックしたのだが、野木氏の創作時リサーチ量に感心したりしました。
本作は、外資系ショッピングサイトの巨大配送センターを舞台に、連続爆破事件の真相に迫る物語ですが、まず何で流通の闇をモチーフにしたのか、働き方改革でMIU404を始めたのをキッカケに、その場当たり的な制度から色んな歪みが現れ、運送業務の2024年問題とかが野木氏の興味に触れたのかなぁとか思い、そのリサーチを経て物語を紡ぐ仕事に感嘆しました。
ファクトをフィクションに織り上げる仕事は本当に絶妙で、この方の書く説明セリフは、自然な上に非常に簡潔で省略も上手く心地良く情報を伝えつつ、細かい積み重ねで物語に誘導して、観ていて全ては野木氏の掌の上で転がされている様な感覚は、凄い脚本家だと改めて思いました。
そこに上記のドラマ2作のキャラが同じ世界線で散りばめられてて、ドラマを観てた人にはあの世界に帰って来た感覚も得られるご褒美までついてます。
ドラマを観てない方々には、豪華なキャストがノイズにならなければ良いなあとか思いましたけど。
演出としては、主演の満島ひかりさんがある理由で少しサイコパスを感じさせる程、仕事を推し進めるキャラで事件を経た後、結末での変化が少し鈍いのでカタルシスが弱い様に感じました。
阿部サダヲ演じる羊急便局長との直接対面での涙目とか凄く熱演してるのだから、最後の米本部の上司とのやり取りは、もっとキレて欲しかったかなあ。
ノーパソ畳んで例の場所からベルトコンベアに落とせ❗️とか思いました。
1シーズンかけて描かれたそれぞれのキャラと2時間強の映画での初出のキャラが混じるので、ドラマを観ていた人はキャラの人物像や関係性の濃密度に差がある訳で、どうしても映画のキャラ達は、感情移入的に不利な条件の中で満島ひかりさん達、演者方々は大変だったろうなあとか感じました。
また、最初の爆発時の室内にあった複数の箱のカットのせいで、犯人の所在が何となく分かってしまったので、その部分は最初細かく見せなくても、とかも思いました。
日野氏と宇野氏のWショウヘイ親子と安藤玉恵氏のシングルマザーのシークエンスは少しテンポが変わり、無駄な様だけど、きっと野木氏はなんか仕掛けてるんだろうなあと思ってましたが、
まさか洗濯機で泣かされるとは❗️
映画館だから何とか涙目で耐えましたが、家で観てたら号泣でしたヤバかった。野木亜紀子にやられた感が半端なかったです。
と、ここまでがザッと初見での感想。
以下、おかわり後の感想。
おかわりの目的の一つは、気が付かなかったキャストの確認で、
アンナチュラル第7話の彼とかMIU第3話の彼とか、おおっホンマや〜となりましたが、まだまだ隠しキャラがありそうで、後は配信とかで良いかと心折れました。
やはりよく出来た脚本だなぁと思いながら鑑賞しましたが、2周目は当然謎の部分やミスリードに引っかかる訳ないので、割と冷静に台詞を噛みしめながら観る事となり、中でもWショウヘイ親子の日野氏の労働に対する矜持とか、宇野氏のそれに対する報われなさの嘆きが、初見より心に響きました。
幸福を目指してる筈の巨大社会システム維持の為に起こる様々な理不尽な事や弱者救済のフリをした改悪制度などの不条理な世界で、個人の矜持を秘めた小さな戦い(生きる事)を続ける人々に対するアンセムの様な映画だと思います。
日々の仕事における理不尽、各々の矜持の差異に苛立つジレンマ等を感じてる方にオススメします。
まとまりの無い長文失礼しました。
とても良かったです!
最初に、Amazonヘビーユーザーの私からすると、やや耳の痛い内容ですが、配達の方にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
満島ひかりさん、最高です!
やはり満島さんには華がある!ずば抜けて魅力的な演技は心を惹きつけます。
驚きに驚きの連続のなか、ヒューマンな要素もあった、ただの爆弾ドカンドカン映画とは違うのです。
塚原組が総出演な感じで、これまた贅沢。
綾野剛さん、星野源さん、石原さとみさん、窪田正孝さんなどなど豪華な顔ぶれがサポート役なんて、塚原さんだからなせる技。
最後の米津玄師さんの主題歌「がらくた」も最高です!
なかなか深い‥
世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発するところから始まる映画。けっこうドキドキしたし、なんか普段から、やたら家族でAmazon便を使っているので、ちょっと怖くなった(笑)
テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子の作品ということでも、Netflixで少し観なおしてから、本作に行ったが、別に観ていなくても、あまり関係なく、楽しめた映画だった。テレビドラマのファンだった方はより楽しめる演出ではあった。でも友情出演みたいな感じなんで、観てみくても大丈夫。綾野剛とか星野源とか、石原さとみがもっと活躍してくれても良かったかな。でもそれをすると本作の映画としても意味が半減するかもねえ‥
見終えてから、いろいろ解説YouTubeを見たが、初見では、気づかない深い伏線がたくさんあって、もう一回見ないと、本作の良さはわからないかもしれない。現代社会がかかえるさまざまな問題を、ちょっと立ち止まって考え直させる映画でもあり、なかなか深い。私の評価は★4.0… 4.1でもよいかな。。
個人的年間映画一位確定 感想レポート
まえおき:この映画を2回見たが、あまりにも大好きな映画となってしまったため感想はとてもバラバラであり、後に綴る作品で最も感じた
感想が大学のレポート並な文量であるので伝わりづらい。ただし、私が思うできるだけの熱量・思いを是非みんなにも知ってもらい、共有していきたい。
1回目を見た時面白すぎて「今年の個人的映画ランキング1位になるだろうな」と思い、初日から3.4日が過ぎてからの2回目。
もう個人的な年間映画第1位が確定してしまった。
私はアンナチュラル・MIU404のドラマが大好きであり、特にMIU404はこれまで何周見てきたのか数えられない程志摩と伊吹のコンビを初め大好きなドラマである。そんな中2023年おわりにこの映画が発表されてから公開日に至るまで楽しみに待っていた。そして蓋を開けてみたらこれまで公開日まで期待しまくっていたどの作品よりも期待を裏切らなかった作品である。
本題
ラストマイルが何故もうこの夏の段階で年間一位で確定なのか?それを簡単に表すと「誰もが見たいと思えるようなエンターティンメント性、圧倒的なキャスト陣などプロデュース性、作中を沸き立たせる劇中曲、そしてこの作品全体の根幹を担っている百数に及ぶような考えさせられるストーリー」この4つの視点がどれも一級品であり、結局は個人的な見解になってしまうが今年の一位が確定してしまったのである。監督塚原あゆ子、脚本野木亜紀子、プロデューサー新井順子、音楽得田真裕をはじめとした作品を手掛けたスタッフ陣の活躍はとてつもない。
簡単に表すならMIU404から変わらずの爆破シーンなど塚原あゆ子のテイク、1人1人味のあるキャラクターをキャスティングでき、日本版アベンジャーズとも言われる程の新井順子のプロデュース、エキサイティングするシーンやシリアスなシーンで最大限のBGMを施し、いつまでも耳に残る得田真裕の音楽、そして作品の魅力を最大限に作っていく野木亜紀子の脚本は観衆に何かを訴えかけ、その反面クスッと笑える二面性。こうしてアンナチュラルやMIU404という大人気ドラマから変わらず、この4人を初めとしたスタッフたちは映画という舞台に写しても完成度は変わらない、いや、それ以上を見せてくれたと考える。これまで人気だった民放ドラマからの映画化は最高な作品が何本も世に出されてきたが、駄作も少なくはないだろう。その点も含めて実写邦画歴代興行収入第一位を獲得した「踊る大捜査線THE MOVIE2」に続くような最高峰の実力が発揮されたのではないかと感じる。
そして作品を見て最も感じたのが脚本家野木亜紀子をはじめとしたスタッフが訴えかけた社会問などをを長々と語っていきたい。
私がこのストーリーに最も感じたものとして
「日本という国の状況・これからの行く末」が
強く訴えられていたのではないか
アンナチュラル・MIU404でも様々な社会問題を取り扱っていたがこの作品でも多いに表現されていた。そして私が年間映画一位として確定した最もな要因でもある。
私がこのように考えた要因とは事件の根幹ともなった「山崎佑の飛び降り事故」、「デイリーファスト」、「サービス」、そして「日本人の性質」
軽く思い出せばこれらの背景があるからであるだろう。
まぁ私がイメージするデイリーファストのモデルとして「amazon」であるだろう。実際のamazonは世界的かつ日本でも勿論無くてはならない会社であるだろう。そんな会社を想起させるようにデリファスは価格も良好であり、物流センターは日本随一であったり、誰もが商品を購入するような大手会社であるだろう。
だからこそそんな会社を表すように、会社を強くする為の「12か条」、本社がアメリカにあるからこそ山崎佑が飛び降りた後の契約書などのアメリカ方式、少しでもミスをしたり配送を止めたら数億単位の損失が見込まれる状況などがあるだろう。
これこそブラックフライデー前夜から始まる連続爆破事件、実際にも起こっている日本での問題の数々のきっかけともなっているだろう。
私も作品のあらすじを見た時はこんな会社の状況が事件の要因となっているなど知る良しもなかった為、1回目を見たあと作品への思いが多いにひっくり返された。
そして日本人は勤勉で真面目な性質が多く(私自身もルールに準ずる性格かも)だからこそミスやプレッシャーを想像した際の追い詰められる要因でもあり、(山崎佑をはじめエレナや五十嵐、そして実際には登場してないのかもしれないが「やっちゃん」など)が実際作中でも追い詰められ、飛び降りや爆発、病気で亡くなってしまうなど実際この日本でも様々な問題・事件が起きてしまっている。
これはデイリーファストだけではない。日本にある多くの会社・多くのコミュニティにて起こっているだろう。(また、羊急便の八木が作中にてデイリーファストや上層部、下のドライバーたちの板挟みによる対応によって心身が追い詰められ、終いには社長へ爆発してしまったり寝タバコをしながらエレナからの要求を無視するなど現代の我々に最も表されているのではないかと思う)
そして「サービス」。いわばこれは12か条にもある「カスタマーセントリック〜全てはお客様のために〜」がこの世界の実情、そして何よりも多くの人々を追い詰めている要素でもあるだろう。
私はこの要素が何よりも作中に起こった事件の要因であり発端であるとも考える。まぁ事件を起こした2人の犯人、デリファスの統括本部長である五十嵐、アメリカ本社のサラなど事件への影響を及ぼしたのは何人もいる為私が考える要素は間違いなのかもしれない。しかし日本の状況こそ事件を起こした要因と考えたい。
まず、毎日進化している「利便性」これが多くの人を追い詰めている。デリファスのような即日配達や破格な価格帯、大雑把にいえばスマートフォンやお店やサイトのサービスの充実。
このように多くの人が便利さを感じ、毎日多くのサービスを利用している。
このように利便性が毎日進化している裏側で多くの人が多くの仕事において仕事量が過多とななり、プレッシャーが多くかかってしまう。
キツイ仕事によるストレスによって便利なサービスを利用していき、例えば癒されたりリフレッシュすることで生活を送っていく。
これを一周として永遠に繰り返していき、このように誰もが便利な生活を送る背景には循環の切迫(作中で例えるなら山崎佑の「ブラックフライデーが怖い」、エレナのアメリカでの休職など)によって1人1人の仕事がどんどん厳しくなるのではないか。
改めて「日本の状況」というのは様々なサービスの利便性が向上していくことで多くの人が多くのサービスを使う。これによって1人1人の仕事量、プレッシャーがかかることで過労自殺が近年増え、作中での山崎佑の飛び降りとなってしまうのではないかと考える。
だからこそ、日本の状況こそが事件の発端と私は考察する。
このように「デイリーファスト」、「日本人の性質」、「サービス」など様々な状況から「山崎佑の飛び降り」へと繋がり、連続爆破事件へと発展していく。
「日本という国の状況」とはこのように考える。
そして最後のシーンで孔がセンター長に就任決定したと同時にロッカーでの山﨑佑が書き残した「2.7m/s 70kg」を見て恐怖を感じている表現には実際に起こる「2024年問題」を想起しているのではないかという考えがよぎった。
作中ではデイリーファストが羊急便や他の大手配達会社に対して配達料の値上げ交渉をした事で問題が少し解決されたが、問題は大きく解決していない。孔がセンター長になることによって働き方は全く変わらないし、現実に起こっている物流問題はこれから多く起こっていくこと等
「これからの行く末」とはこのようなことではないかと考える。
こんな長々と語って説明していったが、脚本家野木亜紀子をはじめとしたスタッフたちが多くの要素を作品に散りばめていき、表現していき、私は今作における「日本という国の状況」を訴えているのではないかと考え、感じていた。
先にも綴った要素を基にストーリーへの感想や考察を語っていったが、他にもたくさんの要素を作品で感じることができた為に「ラストマイル」としてのストーリーの高精度は唯一無二であると考える。
あとがき
本作を見たことで多くの声として「日常における今の生活を見返していこう、当たり前がどれだけ幸せなことなのか」などの感想を目にしてきた。1人1人が振り返る事で実際に浮き彫りにある問題は少しずつ変わっていくのかもしれない。
ただし私は事件でのきっかけとなった要素は今や日本国内ないし世界中で当たり前となっているものであり、長年経っても大きく変えることは不可能なものではないかと考える。今の生活は便利であるからこそサービスを利用する事から抜け出す・改善していくことは難しく、これからどんどん進んでいく社会の縮図をこの「ラストマイル」で見れたように思える。
それでも私も含めてこの作品を見た1人1人がサービスを気持ちよく利用できることへの感謝・働く者への感謝という完璧な「お仕事映画」だったと改めて大きく感じる。
想像通り、期待通り→余韻(3.5→2.5)
満島ひかりが大好きな私にとって、
大画面で御尊顔を眺められる、これだけで
映画館に行く動機にはなる。
2つのドラマもリアルタイムに観てたので
キャストが出てくるとめちゃくちゃ嬉しい。
窪田くんが解剖学じゃなくて現場にいたので
そっか。。!と嬉しくなる。
主人公を変えれば、見方を変えれば3種類のドラマになる〜!
だけどやっぱり、ドラマ用の脚本なのか?少し間延びした感じで途中からラストまでだらけてしまった。
あと、脚本のミス?なのか、
最大の見せ場、トリックが単純すぎて
(しかも最初の方あり得ないと一蹴されてたような気が….)
うん。まあ、警察の話じゃないししょうがないか。
メインは物流だもんね、。
その辺は一度嵌るとずっと『????』
となってしまうので
あまり考えないように…..
とりあえず満島ひかりと阿部サダヲ、
あと、運送業のお父さん、良かった。
息子の前職の伏線も良かった。泣けた。
岡田くん、ナルシストのキモキャラの方が光ると思う。
ドラマ見てる人は嬉しいし、満島ひかりをまじまじと思う存分拝めたので満足して映画館を出られました。
ただトリックとか事件の意味とか動機を気にしてしまうと
楽しめないと思う、、、。
色々と辻褄が合わなくなってしまうので……..
追記〜〜〜〜〜〜〜映画見た後に1番思ったこと。
ミステリ好きにとって、事件のトリックとか、動機ってすごく重要で、それがめちゃくちゃ楽しみなんです。
今回は、物流代行サービスを利用しました、
CMも爆弾も、戸籍も全部お金で買っていました。
ニューヨークまで行っちゃうし、フッ軽だし、超絶お金持ち〜〜!
(全てサラサラ〜とセリフと早回しでサクッと解明しちゃう←ミステリ的には絶対有り得ない展開!)
犯人の背景がうっす!!!!!ほぼ出てこないし!
中村倫也くんの背景もうっす!!!!!!!
全然感情移入できなかった、、、辞めなよ….しか出てこなかった。(例えば弱み握られてたとか、精神的に病みまくってた、とかそういう描写も一切無し)
なんでだろ?ごめんなさい数ヶ月前に地面師みたばっかりだから?
殺人動機も『恋人を自殺に追い込まれたから』?!?!?
まだ親がやるなら100歩譲って分かるけど……恋人……..、?
ブラック企業だけど、悪者にされてたディーンも正直別に悪くないと思うし、(パワハラ的な描写もないしディーン自体も管理者な訳で。)
社長とか上の人全く出てこないし、とにかく事件に対しての内容が薄っぺら〜〜
ごめんなさい、地面師みちゃったから?(2回目)
こういうのって犯人に多少感情移入できたり、
(ん、まあ…しょうがないか….ダメだけど….)みたいななんとも言えない感情が生まれがちなんだけど、
ごめんけど、テロはダメだわ…….それなら会社の人間⚪︎せよ!とまじで思うわけよ…….個人的にAmazonにはめちゃくちゃお世話になってるし、安くて早くてありがたい。
でも、会社の人が過労死してしまうのは、
自殺に追い込まれちゃうのは
私たち顧客の責任なのか、?そう言われてるみたいで、、どうしたらいいっすかね?!?!結構テロ起こしたのは自分達の責任ってことなんですかね?!?!(別に怒ってないです)
そして、1番言いたいポイント、
トリックの物流代行サービス、
これも、無理じゃないですか?と。
まず、爆弾を仕掛ける?どうやって?事前購入で買ってから、あのおじさんに届けて、11個の爆弾をたった数日で仕掛けて、
それを代行サービスで内部に送る、?
いやいやいや………………
散々持ち物検査とか細かい検査してる会社が、
外部からの荷物をホイホイと受け入れますかね??
あんだけたくさんのバーコード処理されていて、
数が合わない、重さが合わない、とかで
すぐバレそうですけど〜〜?!
その辺は全く分からないけど、できちゃうの?!
単純すぎない?!
映画じゃなくてテレビで良かったな。地面師みちゃったからかな。(3回目)
大手通販サイトの物流
リアルな物流センターの感じと、配送に伴う社会問題などが盛り込まれていて作品として見応えがありました。
関連ドラマも好きで見ていたので、同じ世界線という事で、別作品の登場キャラが出るシーンだけでちょっと嬉しくもあった。
伏線などもあり、飽きずに見れたけど、最後のシーンは見終わった直後、理解力が足りず、ん?となったが、他の人の考察を見てようやく理解しました。ただ書く意味ある‥‥?
そもそも会社のロッカーに落書きしちゃダメだよ。あと爆弾もやり逃げはダメ絶対。
よく練られたストーリー
巨大流通システムを題材に、実によく練られたストーリーだと思う。連続爆破事件のテンポも快調。
前半はサスペンス、後半は社会派的要素が強くなるが、盛り込み過ぎでどっちつかずの印象があり、自分にはいまひとつ合わなかった。
バーキンの象徴するもの
それが外資系のバリバリのキャリアのアイコンだとしたら
最後のシーンは持ってない方が良かったのかな?
持ってたんだっけ?
とりあえず持ち物や着ているもので社会的地位を表現する感じなのかしら?ってのが登場シーンから感じられて第一警戒態勢に入りましたね。自社通販の服はダサいって言葉に企業へのロイヤリティの無さを感じて資本主義ここに極まれり、と思ったり。一旦帰って着替えたのか、インフォバー錦鯉みたいなチェックのシャツはそれはそれは素敵だった。
内容的にはみなさんおっしゃってるように無理矢理感があってシェアード・ユニバースである必要はなかったし、むしろ雑音でしかなかった気がする。実際チョロリとMIUのふたりが出た時に警戒度はさらに上がりましたわ。
多分これ、MIUに出てきた陸上の成川くんが刑事になってるとかアンナチュラルの白井くんがバイク便のドライバーでちゃんと届けてるとかの小ネタみたいに、少しだけ成長後日談みたいなのを散りばめつつ、なんなら成川くんがメインで事件を追って一瞬先輩2人に電話する、くらいの顔出しでよかった気もしないでもない。なんならベイビーメタルオタクの家出娘の原菜乃華がちゃんと荷物仕分けのバイトしてるとかは見たかったかも。
なんだかんだメインストーリーであるところの自殺を隠したかった企業側と最後まで戦いから降りなかったディーン・フジオカの扱いの中途半端さ?演出の奥ゆかしさ?がその他が過剰だったために薄味に感じてしまったことも残念でならない。
久しぶりに大スクリーンで見た作品からの学びとしては、資本主義の究極であるグローバルECが当たり前のように展開する便利の裏側で、たくさんの人が魂削ってることを忘れずにってことと、全ての運送会社が置き配をファーストセレクトにしてもらえるとずいぶんラストマイルが楽になるのではないかと心の底から思いましたとさ。
ところでこの映画、今まで観る人がどんなところでどんなふうに働いてきたかでずいぶん印象は変わるはず。大手のわがままに振り回される底辺クリエイターにはかなり刺さることが多かったです。特に阿部サダヲさんの中間管理職の悲哀とか、啖呵切ったら社長だったとかのくだり。
隠蔽体質のTBSが隠蔽体質の企業を丸裸にする感じはアイロニーが効いてて良かったですが、もう映画はサブスクに敵わないことが露呈してしまい難しい気持ちになりながらも“映画館で見る映画以外は全部偽物“をどこまで突き通せるのかが新しい興味になってきましたね。AppleVisionが鍵かもしれない。
それではハバナイスムービータァイム!
中途半端な感じはある。
キャストは豪華だし、アンナチュラルもMIU404も出てくれたのは良かったけど、欲張りすぎた感じがする。
社会問題テーマにしてたりとか、謎解きも理解は出来たし、話の引き込みは上手かったけど途中から急にキャラクター背景とか設定変わったんか?ってくらい行動の変化がえぐかったり、どうした?ってなる時があった。
でも一緒に見に行った人は満足してたから本当に人によるのかもなって思った。
伏線の回収はびっくりするくらい露骨に感じた。
濃厚なストーリー
脚本は良いし俳優さんたちも良いし楽しすぎた。
アンナチュラル、MOU404と同じ世界の話になっていてドラマのキャラも出てきます。
ユニークなところも社会の闇も描いていてすごいってなりました。
全890件中、561~580件目を表示