ラストマイルのレビュー・感想・評価
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マンハントやノマドランドとは、当然違うが、残念
宅配爆破モノとしては、ユナボマーの海外ドラマ、マンハントが、緊張感のある秀作との思い出がある。残念ながら、本作には、緊張感は無い、だから、引き込まれない。テンポを追うあまり、セリフ過剰、音楽過剰で、絵でストーリーを描けていない。また、ノマドランドのブラックフライデーで描いていた労働者としての悲哀が、被害者や主人公を含め、うまく描けていない。から、感動しない。素材は良いのに、味付けを間違えた。せめて、あの二人が仲睦まじいシーンがあれぱ、あの爆破も泣けた。主人公の早口のセリフで説明では、駄目。シナリオは、描いていたのを、プロデューサーと監督が、改悪したと、邪推した。初めて、韓国版のリメイクを期待した。
満島ひかり&岡田将生
満島ひかりと岡田将生の演技が、良かった。特に満島ひかりは、良い女優になったなぁ。この2人は、映画「悪人」でも絡んでいた。(満島ひかりが、岡田将生の遊ばれ女の役) 作品の役どころにもよるが、当時と比較すると、満島ひかりは、本当に成長したと思う。他にも主演級の役者さんたちが、多数出ており、各々個性を発揮していた。(石原さとみが、分からんかったけど😭) 私は、ロッカーに書いてある意味が、分からなかったことが、悔しい😭。
安いには裏があるのでご用心
通販って便利だよね。
気になった商品をポチッとしたら配送してもらえるし、中には送料負担してくれるなんて消費者の味方じゃない(´;ω;`)ウッ…
と、思ったあなた、ご用心を。
映画に出てくる羊急便と同じく長年物流の世界に携わっているから、ピッキング(倉庫で行われる摘み取り方式の作業)、固定単価(1個あたりの単価を予め契約で決めておくことにより持ち出し配達完了した個数がお給料になる)とか、専門用語がズラーって、そりゃわからないね(^_^;)
この映画で何が問題かってのは、安さが黒を生み出す根源になっていること。
度重なる物価高や、人件費の高騰だけでなく、ドライバーの人手不足と物流を取り巻く環境は厳しい、プラスαドライバーの高齢化も社会問題となっている。
買い手となるユーザーが安さを求めれば企業は安さを追求する。その結果が、1個あたりの運んだ荷物の単価は安く何百個も運ばないと商売上がったり、また販売する会社も安さを追求するがために人件費を削り、赤字を埋めるために利益をどんどん売れと圧をかける。
ポチッとする前に考えてほしい。
そのお値段は果たして適正価格かどうか。
この映画は、今の物流業界の在り方を厳しく風刺する内容になっていると思う。最後は本部の意見を聞かずに、センター長独自の判断で運送会社のストライキを解決する打開策として送料を勝手にあげたから"さようなら"なんだよ。燃料も日に日に増して値上がりしているから、送料も上げないと、ラストマイルも出来なくなっちゃうね。
働けど 働けど 楽にはなりません。
岡田将生 ディーンフジオカ 目当てで 観に行きました。 やはり 素敵!でしたが ストーリーは重く ずっしりきました。 満島ひかりって こんな演技でしたっけ? まだ 他に 少し リアルな演技が出来る俳優さん 居なかったのかなぁ? あまりにも コミックの様な演技には ついていけなかった。
どーせたいした事ないんでしょ?優秀なエンタメ映画やん!!
なんの前知識もなく、タイミング的にこれしかなく、新しい映画だからという理由で鑑賞! あれ?結構お金かけてしっかり作ってるやん!作業員の数にビビりました! 映画予告を見ていたので、起こることは大体分かっていたのだが 飽きさせる事なく非常にテンポよく進んでいきました! まあ疑問が残ることもありましたが、エンタメとして見れば面白かったです。 (これをエンタメと言うのは憚られるかもしれませんが、フィクションと考えたい) キャストが豪華で楽しめました(^◇^) この舞台を使った日常的なドラマも見てみたいと思いました。
阿部サダヲとおディーン様の髪型が同じ
ややもすると社会への青臭い問題定義を黄色いクチバシで叫んでるだけになりそうなテーマをスポンサー様のいるエンターテイメントとして料理することに定評のある野木亜紀子の脚本であり、監督もテレビシリーズ同様塚原あゆ子が務める。 「アンナチュラル」も「MIU404」も全部見た。 それらのドラマが過不足なくしっかり作られていたので心配はそれほどしていなかったが、所詮TBS。最近も「VIVANT」などの金遣いの見せびらかし方に品がなくて企画を台無しにした(ように見える)ホモソーシャルっぽさや、下手な人気俳優を下手に使って人気だけでどうにかしようという小手先ばかりの日本のテレビ局である。 他局でも「劇場版」とか「The Movie」などと名乗っているにも関わらず、レンズの選び方から音声のポストプロまでしょぼしょぼってことも結構ある。映画館はでっかいテレビではない。 この「ラストマイル」は劇場版として完璧か?と問われればさすがにそうではないが、極力テレビ臭を消そうという努力は買う。 テレビシリーズの俳優たちはお飾りで登場するのかと思っていたらそうではなくしっかり絡み、キャラクターの扱い方に愛情がある。代理店と芸能事務所を丁寧に説得した人がいるんじゃないかと想像。映像作品業界も流通業界並みか、もしかしてそれ以上にブラックだ。 テレビシリーズに出演していなかった「世界観をよりリアルに見せるための俳優たち(子役含む)」をしっかり演出したり監督の力量も秀逸だ。 わかりやすさを優先してやりすぎた部分もあるが「伝えるため」の割り切りと捉えたい。 最近、入りがまばらな映画館ばかり見ていたので、相当数の客が入っていて興行的に成功している姿は喜ばしい。 作り手の放ったダイレクトな表現のメッセージがなるべく多くの人々に伝わればいい。なぜ今世界はこうなのか。
259 やはり岡田将生は存在感あるわ。
2024年公開 何これ?めちゃくちゃ面白いやん! これから爆発しますよ、と優しく事前説明。 こいつらが爆弾開けますよ、と煽って刮目。 最後ここで最後の爆弾爆発させるか? なんで前評判がなかったのか? しかし1日6本も上映するのだからやはり話題作? 浦島ひかりの颯爽とした風貌。 岡田将生は決して出しゃばらない立ち位置をキープ。 阿部サダヲの人間味満開の演技。 豪華俳優陣を旬の物流業界にて見事に躍らせた。 で、脚本もちょっとでも流通にかんでいたら 思わずヒザを打つシーンばかり。素晴らしい。 そら出荷停止は出来んわな。 コールセンター麻痺するわな。 最後はバッドエンドを避ける落としどころ。 浦島ひかりのミスリードは白々しかったですが。 それと倫倫のロッカーのメッセージ。こじつけ感が強い。 まあ、このような状況を生み出すのは我々消費者が 一因であることも理解しなあきまへんな。 明日届かせるのを正直止めないと駄目ですよ。 エンドクレジットでトラスコ中山が出てきたワロタ。 80点 鑑賞 2024年9月2日 イオンシネマ近江八幡 配給 東宝 パンフ購入 パンフレットが妙に膨らんでいた。 え?綴じ間違い? 袋綴じ? ちぎらずに望遠のように見てみたらどうも犯人役の 紹介みたい。 うー、これ切り取っていいの?悩むわー(笑)
映画…?
たしかにストーリーは面白いし、こまごました伏線も見事に回収されるんだけど、これを映画とは言いたくない。 そこがポイントじゃないとは分かってるが、撮影やエフェクトに対するこだわりの無さ、安直な画作り。これはやっぱりTVドラマでしかないと思う… あと、「シェアード・ユニバース」ってのもノイズでしかないと思った。 同じストーリーを映画らしい映画として撮ったらどうなるか、を観てみたい気はする…
伏線回収とか誰が犯人?とか色々思いながら観て想像通り先へ先へと引っ...
伏線回収とか誰が犯人?とか色々思いながら観て想像通り先へ先へと引っ張られた 家に荷物がちゃんと届くなんて奇跡ってセリフ聞いてさっきポチった物がすぐ届くなんて正気じゃないと思ったりした 最初と最後が繋がる感じも良い
ラスト1マイル配達の人、ご苦労様です。
国際的な通販の巨大な物流センターに派遣されてきた謎の新任女センター長。まもなく始まるブラックフライデーと称するサービス期間が始まる。 そのタイミングで宅配荷物が爆発すると言う事件が立て続けに発生。輸送経路はその巨大な物流センターと請負の宅配業者。犯人の目的は?何故この経路で爆弾が配送されるのか? 謎が謎を呼ぶミステリー作品。 この映画は普段知り得ない流通業界の事とか闇にもスポットを当てている所が良いですね。 そりゃ皆苦労するわけですよ密林さん。
ディレクターズカットあるかな
お祭り映画。乗るしかない、このビッグウェーブに。
色々ネタバレ喰らう前にと、公開早々行ってきました。
なのでうろ覚えの部分もありますが…。
野木さん脚本って感じのストーリーでしたが、なにしろアンナチュラル、MIU404も絡めなきゃいけないし、諸々の制限の中、浅く広くな感じになったのはしょうがないかなーと思いました。
ディレクターズカットとかでるかしら。
お祭りとして楽しめる人にはいいけど、他作品見てなくてこれが初見だとかなり補強が必要かなと思いました。(野木さん作品のいいところ、察して自分で気づく、余韻でそのキャラのその後を想像する、というところが、この作品では全体的に駆け足なのでちょっと初見では難しいかも…)
あと、最初の被害者のご遺体の解剖がなかなか回ってこない的な話で、テレ朝系サスペンス、刑事ドラマ見てる人にはなんとなく、あーこれは…と勘づくところあるんですが…、ものすごく気になったのが、親も亡くなり、本人植物状態の人物の家賃、誰が払ってんの…。ネタバレになるけど、途中で最初の被害者ってもしかして?と思ったけど、彼の部屋の捜索で、あー、きっと彼女が家賃払ってるんだし、もしそうだとしたら解約したりもするだろうからないか…と思ったら、やっぱりそうなの!?と…。
あの部屋は誰が家賃払ってんの?本人あの状態で関係者誰もいないのにこれからどうなるの?とどうでもいいことかもしれないけど、こういうところちゃんと納得いく説明が劇中でほしかったです。
(あったとしたら見逃してます。すみません。)
豪華な出演者と細かい設定を楽しむ映画
満島ひかりさんと岡田将生さんの映画に、TBSのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の出演者がドラマの設定のまま登場しますから、映画3つ分の豪華俳優陣で、これはテレビ局制作の強みでしょう。それぞれのドラマの主題歌が米津玄師さんで、本作の主題歌もすごく良いです。 出来ている設定を持ち込んだから、細かいエピソードは面白いです。ただメインのストーリーは物足りないです。あの数字の意味は管理責任者なら分かるはずだし、犯行動機は説得力が無いです。 観客に一番伝えたい事は何なのか、それが分かりづらいです。 私は夏が苦手なので毎年夏はぐったりしているのですが、最近は同居の年寄りの認知症が進んで、夕方から夜の混乱が激しいので、このサイトを開く余裕がありませんでした。昼間おとなしくしてくれている3,4時間は外出できるので映画は幾つか観ることが出来ました。少しずつレビューを上げたいと思っています。
面白かった
いやー、迫力もあってスピード感もあって面白かったです。満島さんてなんか、不器用で泥臭い役が多いせいか、本社から来たエリートビジネスウーマンって感じがすごく新鮮でした。うん、悪くない。こういう役もできるんだね。めちゃくちゃ切れ者なのに、ところどころお茶目でなんか憎めないのがとても良い。それとやっぱり、MIUのテーマが流れてきたときがめっちゃテンション上がったよね。伊吹と志摩!!!それと陣馬さん!!こうやって世界はつながってると思うとなんか元気がでるよね。公開初日に見に行こうとしてたのに事情で行けなくなってチケット無駄にしちゃったので、もう1回買うのもなぁと思ってたけど、これはあえて再チャレンジでも見に行ってよかったです。公開から時間がたってもほぼ満席だったし、これはヒットするのもわかるわ。あと、某巨大宅配企業がめちゃくちゃブラックに描かれてたけど、これはそちらからのクレームは大丈夫なのか心配になっちゃいました。今日から宅配業者さんにはもっと感謝を伝えたいと思います。
白い手帳
ずるい(最上の褒め言葉)。でも、「そーでしょうねー」みたいな展開は上手くスカしてくるので、是非とも皆様に劇場で触れて何かを感じて欲しい作品。"重いものを重く作る"よりも"エンタメを走らせながら臓腑に残す"感じ。こういうのがホントに好きです。画面作りはどーしてもTVドラマ寄りだったのでMAX評価にはし辛かったのですが、現在物流業界の端くれにいる人間としてはいろんな覚悟を頂ける作品でした。 作品として序盤から疾走感を失わない"怖さ"を持続させる作品て中々にお目にかかれないですよね。結構な序盤からダンボールそのものが怖いもん。あれは素晴らしい演出だと(偉そうに)思いました。キャストに関しては素人が何もイエナイ位の布陣なのでご安心をば。
只今スマイルSALE絶賛開催中(2024/09/02)
ポチりまくって本映画鑑賞後自責の念に耐えられませんでした。 ロッカーの数字は 2.7m/s 設備メタファ 70kg 男性1人便体重 0 設備停止(稼働率 と読み取れなくもない。
犯人は天、地、どこから、この結末を見ているのか
ラストマイル、アンナチュラル、 MIU404のドラマはどれ見たことはなかったのですが、映画のムービーを気になっていたので観てきました。
巨大流通センターという場所が舞台、爆弾が仕掛けられた、犯人探しが始まったけどなかなか進まない。
やっと見つかったと思ったら五年前から植物状態、犯人ではない、では真犯人はどこにいるのか、それがわからないのは最後になってからだけど、その過程の間でも色々な問題が浮上してくる。
爆弾を見つけるために流通を一旦止める、それは正しいことだけど、弊害も出る。
ものを買って届くのを待っている、物流というのは、それだけではない。
犯人は亡くなっていた、でも彼女は結末を自分の目で確かめることはしなかった、自分の成功すると思っていたのか、正直、そこがやりきれない。
「馬鹿なことをした」とつぶやいた彼は追い詰められて、楽になるには、これしかないと思っていたのか、残された家族、恋人のことは考えなかったのか。
仕事で追い詰められて、楽になりたい、道が、一つ、これしかないと思ってしまう。、
逃げ道が見えなかったのか、探す気力もなかったのか。
警察は犯人探しに必死になっている、流通センターは混乱、荷物を受け取る人は疑心暗鬼になって配送センター、配達する人間も必死になっている。
皆が必死になっている姿を犯人だった彼女は死んだ後、どこから見ているのか。
犯人が悪い、悪人とは単純にはいえない内容です、でも、被害にあった人もいる。
最後、犯人と爆弾は見つかった、普通は、これでめでたしで終わる筈。
でも流通、配送センターがなくなったわけではない。
亡くなった人間、去っていく人間を引き継ぐ人間はいる。
同じことを繰り返さない、事件が起きないと言えるだろうか。
ラストマイルは最後の部分、でも人が生きてる限り、途絶えることはないのだろうと思ってしまった。
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