ラストマイルのレビュー・感想・評価
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監督塚原あゆ子と脚本・野木亜紀子のコンビ、やっぱり面白いです。
骨折して観にいけてなかったので遅ればせながら観に行ってきました。面白かったですー!
ドラマ『MIU404』や『アンナチュラル』の監督塚原あゆ子と脚本・野木亜紀子のコンビ、やっぱり面白いです。宅配便に爆弾が仕掛けられて犠牲者が出て、巨大企業の配送センターを止めざるを得なくなる。今時何でも宅配便に頼ってるようなとこあるから日本中が機能不全になってしまう!
なんだか森永青酸カリ事件を思い出しました。店頭からお菓子すべて撤去して森永は大打撃を受けたました。宅配便を停止しても大打撃。お客も宅配業者も。
満島ひかりさん相変わらずキャラクターを構築するのが上手いです。彼女の演技が面白い。他のメンバーも豪華でした。『MIU404』綾野剛、星野源や『アンナチュラル』石原さとみ、井浦新、窪田正孝とドラマに出てくる俳優さん総結集でした。ドラマのファンだったのでドラマと同じ役で出てきて嬉しかったです。
民放っぽい内輪ノリが苦手
ストーリーの大筋は面白い。ただし
●満島ひかりの舞台演劇っぽい演技が見てて疲れる。もう少しリアリティーを持って演じてほしかった。
●いかにも日本の民放っぽい内輪ノリの「ほーらこんな豪華キャストがカメオ出演してるよ~、すごいでしょ、あのドラマのあのキャラがここに!すごいだろおぉ」という感じがウザイ。無駄なカメオ出演のおかげで話の本筋に邪魔が入り、集中力が途切れる。他番組の宣伝を兼ねないと死ぬんか?この1本の映画を面白くする事になんで集中できなかったのか?いかにもしがらみだらけの日本のエンターテイメント。
●音楽がいまいち。もっと緊迫感がある音選びできなかったのか。
●無駄なシーンが削ぎ落とされスリル感が保たれた、アメリカまたは韓国によるリメイク版が作られる事を期待する。絶対その方が面白い。
正平さんフォーエバー
見入ったよ
シェアードムービーたる
「シェアードムービー」という言葉を広めたまさにヒット作ですね。わたしは「アンナチュラル」も「MIU404」も通過した人間なので、早くからこの映画が楽しみでした。
結果から言うと4回観て、それでも面白さと悲しみと希望を感じてる映画だと思います。
ただ、やはりこうならない世界であって欲しかったという想いは持ち続けてしまいます。
初めの爆発のシーンと、洗濯機のシーンで泣いてしまいました。まさに希望と絶望のシーンかと思います。
私の大好きな俳優さん火野正平さん出演作品で喜んでいましたが、訃報におどろきました。でも火野さんは作品の中でずっと生き続けていますよね。今までありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
物流を止めるな!国が止まる!
劇中と全く同じブラックフライデー期間に合わせて観ることができてスリリング倍増!
爆弾は誰が、どこに、どうやって仕掛けたのか。そしてその動機は…とサスペンスの王道展開ですが冒頭からテンポよく進むので良い緊張感を覚えながら最後まで観られた!
人々の欲望に応えるのが資本主義の本質なので、ネット通販のしわ寄せが末端の配送業者へ集約されるのは必然。どれだけ科学が発展しても、ラストワンマイルを届けるのは人。その人が最も危険に晒される。 2025年物流問題を目前に控えた今の公開は絶妙。
そんな社会へのアンチテーゼのような内容ではあるけれど、欲望は止まらない!ベルトコンベアの耐荷重70kgを超える自分の体を載せれば止まる…なんてことはもちろんなく、すぐにまた歯車は動いていく。皮肉だね。でもそんな社会が私たちの生活を快適にしているの。
個人的には次々と起こる爆破事件のトラブルに対して鮮やかに対応していく満島ひかる演じるセンター長が胸を打たれた!不謹慎でも不測の事態で発生する問題を知恵絞って解決していくのはアドレナリンが出て楽しいよね!見事なまでの対応力に共感しかない!
あと、ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」も見てたのであのチームが同じ世界線で動いているのが良い。ユニバーサルシェアードムービー。素晴らしい!
観終わったあと、このブラックフライデーでもう何十万円もネットで買い物してたのにメチャクチャ買い物したくなってまた買ってしまった。
我が家に配達物が届かない日はない。
買って買って買いまくれ!物流を止めるのは国を止めるということ!すべてはお客様のために!マジックワードだ!使っている間に使われている!無くても困らないものを私はたくさん買っている!それでも欲望は止まらない!たまらない!
物流業界の人間から見て
もちろんとても面白い。男性主体の業界なのに女性が矢面に立つ設定も、これまでのドラマが同じ世界線にあることも、その中でさまざまな人間性を垣間見ることができて逸品だと思う。
同業者としてもリアリティがあって引き込まれてしまう。
そして、八木さんの「こんな単価で誰がやる」という言葉にすべてが詰まっていると思う。物流業界はあまりに軽んじられている。
「あなたの手に物があることは当たり前ではない」
それを実感してほしいと思った。3年目の若手にセンター長を任せられる…のは流石に現実的にないと思うけど、それほどこの業界は人を使い捨てにする。どんどんと人が辞めていくのに世界は未だに物流を下に見ている。一つの荷物が誰かの手に届くまでどれだけの知恵と苦労が詰まっているか、もっと知られなければならないと感じる
観たのは8月
誰が犯人かあの人か、それともあの人?まさか…ってな具合でドキドキしました。
たまに出てくる女の子の親子謎だったが、監督の最後の見せ方になるほどなぁって納得しました。
毎月通販で荷物届くので配送の方には一層感謝ありがとうございますって言えてます。
最後、役者火野正平さん見れた事にもありがとうございます。本当にお疲れ様でした。
心躍るものがない
この映画は評価が難しい。はっきりした欠点はないが、ワクワクしないというか、心が動かされなかった。
その理由を私にはまだ言語化できていない。
ルックがテレビドラマっぽかったけど、それは根本的な原因じゃないしなあ。
一応欠陥として指摘できるのは主人公のキャラクターが悪い意味で揺れてたことか。
ブラック企業体質に疲れて3ヶ月休職してた人が警察に情報を伝えるのを遅らせたりするだろうか?人が死んでるのに?
あと終盤はさすがにみんな泣きすぎか。俳優陣の腕でなんとかしてたけど。ちょっとくどかった。
と書いてきたがやっぱりもっと他に問題があるような気がしてならない。単なる私自身の好みとも違うし。むしろこの手の話は好きな部類だ。
追 満島ひかりは素晴らしい女優さんだと再認識した。くさい展開とかセリフとかいろいろあったけど、彼女の魅力で最後まで持って行かれた感じがする。
息をつかせぬ展開
シンプルに面白いが久しぶり
評価が高くみたいものもないので見に行ってみました。
シンプルに面白かったですね。
最近の日本の映画ってしっとり、無音、独特の世界観みたいなものが芸術的だと思われてるのか?また長ったらしいタイトルの映画ばかりで飽きていました。
そういった作品も嫌いではなかったですが、たまにでいいからもうお腹いっぱい。
そんな中こういったシンプルにハラハラする、次の展開どうなる?みたいな、結論はイメージつくが過程が読めない作品は久しぶりで久しぶりに楽しめた!
更に「アンナチュラル」「MIU404」要素もちょこっとではなくだいぶがっつり繋がっていてキャストとのスケジュール調整可能だったのか?とか無駄なこと考えてしまった笑
ジャンル的にサスペンスといっていいのかわかりませんが、こういったところが韓国に負けてるのでもっと頑張ってほしいですね。
極限まで効率化された巨大物流倉庫の不気味さ
世界的ショッピングサイトの巨大物流倉庫の社員はわずか数名のみ。
数百人の従業員はシステムの一部として働き、完全自動化出来た暁には、即座に解雇されるのだろうなと予感させられる。
そんな物流倉庫で起きたサスペンスフルな事件。社会問題としても考えさせられます。
お祭り映画ながらも緊迫感があって良い
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