ラストマイルのレビュー・感想・評価
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流通業界の闇を舞台にしたミステリー風の流れだけれど
主演の満島ひかるさんが、ダークヒロイン的でいい感じ。圧巻の演技。
そして狂言廻しに岡田将生さん。
流通業界の闇を舞台にしたミステリー風の流れだけれど、キチンとエンターテイメントとして成立しているのが嬉しい。
それから脇役とチョイ役に、あれれ?!という豪華配役で楽しかった。
文句なく良作でした。
リアルにしようとしてリアルから外れる
何故こんなに視聴されているのか?
わざと感情移入させないようなキャラ設定なんだろうけど、満島ひかりがイラつかせる(そういう点では素晴らしい)
ただ、何故か棒読みっぽく聞こえるのも、なんだか
あと人事データに単なるロジスティクスのセンター長がアクセス出来ないでしょ
あとX線検査機なんて、USから送付するとしても1日で日本に来ないでしょ
メディカル関係の配送もGxP(ここではGDPだけど)をちゃんと理解してればこんなことはないけど
また、今までのドラマでの繋がり入れたかったんだろうけど、ちゃんと監修されていればもう少しまともにできたように思う
リアルにしようとしたんだけど、プロデューサーや脚本家が妄想してこんな感じでしょ。と脚本に落とし込んだんだろうなと思う映画になってしまっている
インフラってすごい・・・
技術屋なのでAmazonとかのロボットのことはけっこう知ってるしビデオもいろいろ見たことあったけど、実際のロジスティックスの様子を詳細に見たのははじめてかも。まるでNHKとかの番組見たい。その様子を娯楽作品の中に取り入れたのはすごい!
役者さんたちもいい感じだし、緊迫感もってはらはら最後まで見てました。
個人的に残念だったのは、プロットが弱いとゆーか。犯人の動機もやり方も全く共感できないのはまぁおいておいても、もし自分が犯人だったら事の成り行きを見届けたいだろうな、と思う。これ見て後からどうやって犯人にたどりついたのかを思い出せる人、少ないと思う。
映画としては完成度すごく高くてみんなに見て欲しい!
満島ひかりがあまりにシゴデキ天才すぎて 共感が難しいと言うか 少し...
満島ひかりがあまりにシゴデキ天才すぎて
共感が難しいと言うか
少し置いていかれる感を感じた
最後の謎解きも結構スピーディーで
人にいろんな見どころとか含め
解説されてからもう1回観たら
すごく理解深まってさらに楽しめそうと思った
これを受けて物流を減らしてでも
物流業界の労働環境を改善していこう
という思考や感情になれる人は
すごく人間のできた人だなあと思う
全てが明らかになるわけでないので
考察で楽しめる部分がある、とも言えるし
結局本当のところがどうだったのか分からないから
なんだかしっくりこない、もあるような
野木亜紀子脚本でなければ
映像が観やすかったで比較的高評価で終わりそうなのに
野木亜紀子脚本と思うと
もう少しなにか、を期待してしまう自分がいた
ラストマイル観に行った
前にラストマイル観に行ってきました🎦途中で倫也くんが登場した時はびっくりしたけどまさか倫也くんが病院の病室いるシーンはビックリしました。早く配信で観たいし円盤化で観たいです。楽しみに待ってます🙏‼︎
What do you want? が心に突き刺さる
劇中に登場するECサイトのDAILYFASTはスローガンとして "What do you want?" を掲げています。CMはもちろん、サイトを開いた際も、日本本社オフィスのエントランスでも "What do you want?" の声がコンスタントに鳴り響きます。
表層上では、サイトで買い物をする客に "What do you want (today)?"「今日は何が欲しいですか?」と問いかけるものです。
一方で作中の登場人物のレンズを通してみると、"What do you want (from me)?" 「私に一体どうしてほしいの?」にも聞こえ、"What (more) do you want?"「これ以上どうしてほしいの?」、"What do you want (out of this)?" 「何が目的なの?」と様々なニュアンスを含みます。
それは登場人物が自身に問いかけるものであったり、犯人をはじめ、取引先や上司、そしてかつての同僚に投げかける問いでもあります。
また、映画そのものもエンディングで画面が暗転し、"What do you want?" と最後にもう一度問いかけてエンドロールに入ります。
歪な社会構造の中で間違いなく他者に皺寄せがきているのを薄々感づきながら、目先の安さや利便性を追い求める観客の我々にも「本当にそこまでして欲しいものなのか」「これほどの犠牲を払うに値するものなのか」を問いかけるものです。
同時に、売上や利益追求に傾倒する現代社会に疑問を投げかけながら、そんな中で身を粉にしながら働く人に対して、「その犠牲はなんのため?」と問いかけているようにも感じられます。
プロット上では、エレナや羊急便のヤギさんをはじめ、それまで囚われてきた利害やしがらみを超えて、「何を目指しているのか」「何を求めているのか」を明確に認識した人々が事件を最終的な解決へと導きます。
一方、劇中の登場人物と同じようにあらゆるものの板挟みとなりながら、日々を過ごす我々は何を目指し、何を求めればいいのか。
エンディングの "What do you want?" の問いかけに答えるかのように、エンドロールに乗せて米津玄師は「あなたがずっと壊れていても、二度と戻りはしなくても、構わないからそばにいてくれよ」と歌い、幕が閉じます。
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AmazonのHQ2も、全米各地の都市による招致合戦も虚しく結局DC近郊に落ち着いたこともあり、「贖い」の会話がワシントンDCを舞台としていたのはリアルでした。
ただ会話が繰り広げられるカフェテラスの背景には、見慣れた大手町のビル群が···
大手町をアメリカの大都市っぽく見せていたのはさすがといったところですが、景観規制でDC市内に高層ビルはないことは、少しでも住んだことがある人であれば皆知っているため、一瞬「あれ?」と我に返りました。最初の空撮も明らかにニューヨークでしたし···
立て続けに野木亜紀子
面白い。アンナチュラル・MIU404未履修でもアリ
新年一作目に相応しい作品でした☆
普段は映画館に行かない母と一緒に
鑑賞しました。
コメントしたい箇所がたくさんあって
困るくらいの作品。
まず、船戸さんが仕事出来すぎて、
かっこ良すぎて、
そのキャラクターに
満島ひかりさんがバッチリハマってて、
素晴らしい!!!
他の出演者の方々も、
錚々たるメンバーで
見応え十分、飽きさせません。
ストーリーもジェットコースター並に
流れるけれど、
きちんとついていける位、
集中して観ることが出来ました。
一見、些細(に見える)エピソードも
ストーリーの最後には、
感動や驚き、切なさややるせなさを
感じさせてくれて、
鑑賞後はやや興奮気味に…
元々、ミステリードラマが好きで
「アンナチュラル」「MIU404」も
観ていましたが、
「ラストマイル」は
映画館で鑑賞出来て良かった!!!
2025年も映画館で
たくさんの作品な出会えることを
楽しみにしています。
ステキな出合いに感謝☆
めちゃくちゃよかった!
★4.2くらいつけたい!面白かった!
最初は話題性に頼った派手なエンタメ映画なのかなと思って観始めたし、火災のシーンが何度かあるけど炎のCGがあまりにもCGすぎてなんだかなーと思ってたけどすぐに運送業界の問題が描かれてることに気づいて見方がかわった。
ただ運送業界へ一石投じたいのかと思ったけどそれだけじゃなく、序盤に運送ドライバーの息子が話した洗濯機の件、最後家の中で洗濯機を見つけた瞬間すぐに息子の言っていた潰れた会社の洗濯機だとは分かったけどそのあとのカメラが引いていって映った「HINOMOTO」の字がアツすぎた。音で聴く「日の本」より真っ黒焦げの洗濯機に書かれた「HINOMOTO」に鳥肌が立った。どれだけ優れたクオリティでも安い海外製品に価格競争で負けてしまう日本企業の現状。運送業界だけでなく色々な日本社会の抱える問題が詰まっていた。ニュースで取り上げてもしょせん他人事と響かないカスタマーやそもそも現状を分かってもいない層にもエンタメの中で表現することで届く可能性もあって、単純にエンタメとしても十分面白かったしメッセージ性もあって最近観た邦画の中ではトップレベルに面白かった。
さすがでした
アンナチュラルもMIUも見てて絶対見に行こうと思っていた作品でした。話題にもなっていて見る前から期待値高かったけどその期待を超える面白さでした!最後の洗濯機に荷物を放り投げる場面めっちゃドキドキしました笑
洗濯機の耐久性大事。
テンポよく話が進むのでとても観やすく、退屈する時間が無かった。人が...
アンナチュラルもMIUも未見だったし、薄っぺらい邦画は嫌だなーと思...
巨大物流倉庫で
疲れたけど面白かった
満島さんのキャラが嫌だったけど、爆弾解除のところは演技がリアルで引き込まれた。岡田くんが咄嗟にエレナの名前言うのとか、涙が溢れるエレナとか鳥肌です。
全体としては爆発や犯人の最期など怖すぎるからもう一度観たいとは思わないけど、先が気になる面白い映画でした。
井浦新さんカッコ良すぎでしょ。
エンタメだけど社会派
評判が良くて見たいけど、アンナチュラルもMIU404も見ていないのでここまで見ずに来てしまった本作。両方視聴済みの人から「絶対面白いはず!」と誘われて漸く見に行きました。結果、最高!この二つを知らなくても問題なし。
(一応、井浦新のくっそ!は事前に教えてもらっていたので、あ、これ?!ってなったけど、その小ネタを知らなくても問題なし)
ミステリー仕立ての事件はなかなか真相がわからなくて面白い。そして、野木さんの脚本は必ず社会的な問題点を取り上げると聞いていたけれど、正にラストマイルの物流業界の闇を取り上げていて、それだよそれ!と溜飲が下がる思い。モデルになったであろう◯マ◯◯のサービスを、「日本に税金納めない、物流業者に皺寄せする酷い会社」と絶対に利用しない友達がいるのも、これ見ると納得。私はprime会員だけども…
あんなにコワモテだった火野正平さんが、真面目で息子を気遣うおじいちゃんになってて感慨深いし、それでも最後は猛烈に怒るところかっこいい!おそらく遺作であろう本作のラストのセリフが「俺はまだ生きてるぜ」にはほろっとしました。洗濯機の複線良き!
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