ラストマイルのレビュー・感想・評価
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それを持ってラストマイル
私が描く物語と結末が違ったからこそ面白さをより感じた
『予告からは想像できない、多方向からの視点』
『そして連続性を持った事件』
『豪華なキャストを惜しみなく』
という感じ。
ここからは上記感想をpickup
[予告からは想像できない、多方向からの視点]
‘’荷物の爆破の犯人は一体誰’’
結局はどこが主軸だったんだろうって一瞬考えさせられるくらいの視点量
でも結果としていつも瞬時に発送してくれる物流センターや荷物を運んでくださるドライバーさんたちが指定日時に確実に荷物を届けてくれることに感謝しないとなって
[豪華なキャストを惜しみなく]
ただ少し人が多くて頭がパニックだったし、わからない人には誰って感じの人も…。
私もその一人だったけれども、わからなくても面白かった。
から結果由
ただわかったほうがより面白いって思うからこそ、予告に表示されているドラマは予習しておきたかったな。笑
色々考えさせられる作品でした
テレビドラマの延長かなと思って見ましたが、あの巨大倉庫の雰囲気はスクリーンで見て不思議な怖さを体験して頂きたいと思いました。
企業の理念、エレナの『絶対止めない』という凄み…あー、こんな感じでやってる部分あるよなー💦
ちょっとゾワッとしました。
何も思わず利用している通販、物流の実態はこんな感じなんだろうなと、ちゃんと感謝しようと思いました。
ドラマ観てるとより楽しめますね
やっぱりドラマは必見かと思います。面白さ倍増ですね。
個人的には親子3人のエピソードがぐっとくるものがありました。リアルすぎてw
母親の余裕のなさがばんばん伝わり、本当に見ていて泣きそうになりました。
あと、恋愛要素ゼロなのもよかったです。
石原さんの「そんな根性いらない」の言葉、なんか妙に心に残りました。
予想外。
『アンナチュラル』、『MIU404』、『ラストマイル』が合体、野木さん、塚原監督、音楽得田さんで楽しみワクワク!!で鑑賞。
実際は身に詰まされ考えさせられた。
配送のことはもちろん、働き方や色々。
会社ファーストの企業とか、野心ギンギンの思いやりどっか置いてきちゃったヤツとか、
性善説、良い人では裁けないのであろう出来事や、嫌な面も沢山。
そんな中にポツンポツンと入ってくるほっこりエピソードや笑い。緩急ギュンギュン。
脚本、演出の素晴らしさをとても感じた。
嫌な人6:良い人4
て感じ。1人の人で両方の人がほぼ。
そこが正にリアルなんだよなー
満島さんの役は言動がリアルすぎで理解はできるが共感は難しかった。キュートさでかなりマイルドにはなっていた。
鑑賞後の後味は『よかったー、パンフレット買お♪』ではなかった。
ミコトさんとか伊吹くんとか『オォー!』って、その後が垣間見れたり楽しいのだけれど問題提起映画というか、3作品合体楽しみ!だけでは済まないです。
主題歌はそこからちょっと外れた?ところで歌詞から思い出される場面などがありしみた。エンドロールをみながらゆっくり感慨にふけるのはオススメ。
けっこう怖い話
フィクションとはいえ某企業のイメージになってしまいました。
あんな感じで日々派遣や日雇いみたいな人が出社してるんでしょうか。
管理職の苦悩や板ばさみもリアルで切なくなりました。
満島さんの恐怖で泣く演技が上手いと思った。岡田さんもイケメンすぎるけと自然でよかった。アンナチュラルやMIUは差し込まなくてもいい気がしました。
社会派ムービー
物流のことを色々と考えさせられる映画でした。何よりストーリーに引き込まれてドキドキしながらとても楽しく鑑賞しました!!
アンナチュラル、MIU404のキャストの登場も心踊りました!!プライムビデオで見て良かったです。またこのシリーズのドラマや映画が見れるのを楽しみにしてます♪
どんな状況でも懸命に企業を支える者達の苦闘
興味のあるシェアードユニバース方式を採用したヒット作品なので鑑賞した。本作は巨大ショッピングサイトの物流センターを舞台に繰り広げられる社会派サスペンス。配送物の連続爆発事件を主軸に、単なる犯人探しに留まらず、物流業界を多面的に捉え、全てはお客様のためにという企業理念に翻弄される人々の姿を丁寧に描くことで、企業にとって大切なのは何かについて深く考えさせられる作品である。
繁忙期のブラックフライデーが迫ったある日、配送物が次々と爆発し日本中を震撼させる連続爆発事件が発生する。爆発は全て同じ物流センター出荷品であり、センター長に着任したばかりの主人公・船渡エレナ(満島ひかり)とチームマネージャーの梨本孔(岡田将生)は事件解決優先の警察と対峙し配送を止めずに真相を究明しようとするが・・・。
満島ひかりは、台詞回しと目の表情で、只者ではない雰囲気を醸し出している。流石、演技巧者。また満島ひかりと岡田将生の演技の相性が抜群であり、時々刻々激変する事態への対応を巧演している。脚本も難解になりそうな急展開ストーリーを分かり易く捌いている。
連続爆発事件がメインではあるが、繁忙期に配送を止めるなと指示する自社・上層部と警察との板挟みになり葛藤する主人公達の姿、下請け会社やその従業員達の姿などの豊富なサイドストーリーを織り交ぜてテンポ良く上手にまとめている。
シェアードユニバース方式なので、多くはないがアンナチュラル、MIU404両作との絡みはあり両作の雰囲気は楽しめる。また両作とも本作との繫がりは自然なので、両作を観なかった人でも堪能できる。シェアードを名乗るなら両作の出番がもっと欲しい。
主人公は後半、梨本との会話で自社企業理念である、“全てはお客様のために”を連呼する。この言葉に嘘はないが、サイドストーリーで描かれる、どんな状況でも懸命に働く自社、下請け会社の従業員達が企業理念を支えていることを忘れてはなるまい。
観終わって、“企業は人なり”という言葉が心に深く刻まれた。
面白いのにドラマ過去2作の話で本筋がややブレる
最初からテンポが良くて引き込まれました。面白い!
…と思ったのに、過去に放送されたドラマ2作(MIU404とアンナチュラル)も本作に盛り込まれ、そちらの話にもクローズアップするので話が少しブレるように思います。
MIU404は少ししか観ていませんが、アンナチュラルは好きで毎回感涙していました。この2作とも挿入時間がやや長く何回も出てくるので、本筋が3本(アンナチュラル、MIU404 、ラストマイル)あるように感じてしまい、メインの「ラストマイル」に集中しづらく感じました。私は「ラストマイル」を観にきています。
また、山崎祐が飛び降りに追い詰められるほどの背景、および心情描写がもう少しあればと感じました。
***
ここからは自分の疑問になるので、もし考察がおありになる方がいらしたら教えて頂きたいです。
①主人公エレナ(満島ひかり)は「他人がどうなろうと自分には関係ない」と発言しているのに、わざわざワシントンに山崎祐の話をしに来た見ず知らずの他人の筧まりかのために、物流を完全に止めストライキ側に付き、後々辞めることになるような大きなことをしたのはどういうことだったのでしょうか。
②エレナの「知りたいことはロッカーに書いてあったのに!」という叫びも、知りたいこととは要するになんだったのでしょうか。
③アメリカ本社は爆弾事件が起こることを知っていたようなエンディング。筧まりかは山崎祐のことを伝えるためワシントンまで来るという行動力はありましたが、エレナと話していても爆弾事件を起こすようには見えませんでした。大きな会社が、筧まりかという力を持たない1個人のことを、大事件を確実に起こすと思ってわざわざエレナを送り込んだのでしょうか。
④筧まりかがわざわざ男性の戸籍を購入した理由。
同じ性別の戸籍を購入した方がいいですよね。なにか理由は言ってましたでしょうか。
つまらないことはないし楽しめるストーリー展開なんだけど、画面に魅力...
つまらないことはないし楽しめるストーリー展開なんだけど、画面に魅力がなくてそこまで引き込れず。よくできたテレビドラマといってしまえばそれまでで、でもこのレベルのエンタメをもっと上手く描く方法ばあると思う。
映画版の新しい形
ドラマがヒットすると映画版が作られることが良くあるけど、これは良いですね、
MU404は見ていないけど、アンナチュラルはまりました。
アンナチュラルに限ってしか語れませんが、テレビドラマのキャラクターの普段の仕事が、
この物語でも大きな意味を持つ構成は素晴らしいと思えました。
この映画単体のストーリーとしても、やや説明不足な面もありますが、十分楽しめました。
期待しすぎた
アンナチュラルが大好きで、MIU404も見てたので期待し過ぎたかも。
ヤマサキさんを苦しめたのはデリファスかもしれない。
でも、無関係の人が傷つけられ命まで奪われた。
ストーリーはよく練られてて、ヤマサキさんと彼女が持てなかったあたたかな家庭が結果として犠牲者になるところとか、何とも言えない“物語”だなとは思ったものの…
満島ひかりの事件への関わり方がゲーム感覚すぎて、私はひいてしまった。
ヤマサキさんの彼女に会って直接話聞いてたのにそういう感じなの?って…
UDIラボの人も機捜の人も、事件に関わるプロだからかもだけど、被害者にも加害者にも事件に対しても、もっと真摯だった。
毛利さんも酒向さん(役名わからず)も大好きだけど、今作に関して言えばギャグの立ち位置で、なんか違ったな…
一般的には「ヤマザキ」と読むのにエレナが「ヤマサキ」と呼んだことに気付くあたりはさすがと思ったけど。
アンナチュラルのときの毛利さんと相棒さんも、同じように面白い感じではあったものの、肝心なところできちんと締まっていてそんな違和感は持たなかったんだけど…
安藤玉恵さんはさすがで、「なんで私に言ってくれないの」と激昂してしまうところ、女優さんだ!と惚れ惚れしたし、彼女一家がどう絡むかにも唸ったけれど、そこまで良い映画!とは思えなかった…
映画…
スペシャルドラマで十分だったかも。。
というか、アンナチュラル毎年新作見たいです!
2回見ました。もう一回見る。
リズムよくストーリーが進行して、会話もテンポがいい。そして満島ひかりは美人。
邦画にありがちなウェットな感情をこれでもかと押し付けられることもない。メインのストーリーの周囲に散りばめられた問題、例えば人の幸せとか人が働くことの意味だとか、人にやさしくすることの大切さなんかについても考えずにはいられなかった。
そしてうすうす知っていはいたけど、消費者の便利を最大化する陰で、立場の弱い人のところに多くの付けが回っていることも。
これからは宅配の人に今まで以上に感謝して親切にしようと思う。
シェアードユニバース
本作のシェアードユニバースはアンナチュラル、MiU404だけではなく、 実はMiUとつながっている わたしの家政婦ナギサさん→最終回に我らが志摩伊吹のメロンパン号が出ましたよね→もあると思います。
よって、本作に多部未華子、大森南朋さんが出演してもおかしくないわけです。
それから、もっと広げて例えばショッピングモール爆破現場にMERメンバーがでてもめちゃくちゃ盛り上がると思います。TBSアベンジャーズ無理かな!
資本主義の中の労働力の無力さと、それでもラストマイルを担う者として...
資本主義の中の労働力の無力さと、それでもラストマイルを担う者として私達はどう生きるかを問うている作品。
仕事に対するプライドを各登場人物は持っていて、それにより世界が回っている。
しかし、それらのプライドはあくまで巨大資本の歯車、労働力として消費される土台の一部でしかない。
それでも、1人の自殺から導かれた事件によって巨大カンパニーを止めるストライキは起こった。
やはり社会を作っているのは現場の一人一人の労働力であり、ラストマイルを担うものが世界を回している。
巨大資本の歯車であることを知りながら、それでも自分の仕事の価値を信じ、プライドを持ち続ける大切さを描いた作品だと感じた。
内容的には、アンナチュラル、MIU404でも語られていた仕事に対するプライドが、ここでも力強く語られており、見ていて背中を押してもらえる良い作品と感じた。
また、満島ひかりの演技が素晴らしかった。
葛藤を持ちながらも、自身の正義を確固として持ち行動できる人物。また、持ち前のミステリアスな雰囲気より、作品をより深く魅せることができる存在。
満島ひかりをキャスティングしたことが、この作品の1番の成功点だったのではないか。
ついで、なのが良い
アンナチュラルとMIU404をネトフリで急いで全て一気見してから鑑賞しました。
話の内容として、2作のことはあくまでも「ついで」であるところが非常に良かったです。
ただ単に登場人物として出演しただけ。
何か話のつながりがあるわけではありません。
それがよかった。
ドラマを観てない人でも楽しめる。
ドラマを観た人はさらに楽しめる。
ここ数年で世の中がすっかりネット社会に変わり、
物流が大変になることは想像できたことですが、
生じる問題点に踏み込んだお話しはとても興味深かったです。
映画とは関係ないですが…
居留守は本当にダメですよ。大迷惑です。
暑くても寒くても雨でも雪でも配送してくれる業者の皆様、いつもありがとうございます。
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