ラストマイルのレビュー・感想・評価
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ロッカーの字は謎なの?
面白いんだけど、肝心の2.7→0がいまいち響いてこない。コンベアーを止めるという意味なら表現が不自然だ。謎解きに使われそうな思わせぶりな表現方法なので、観客は謎を知りたいと思って期待する。秒速の変化をそのまま書いただけとは、工夫が無く期待感が萎んでしまう。一番ポイントとなる場面なのに、想像力が膨らまないうえ、当の人物の動機がぼやけてはっきりしないのでもったいなかった。
まあでも全体的には満足できる。
細部まで再現力がすごい
関連ドラマを見ずに視聴。
洋画みたいな始まり方してかっこいいです。
大手外資系企業の内情や倉庫、システム、そこで働く日本人の心情など再現力が高くおもしろかったです。
動機の部分や過労死の部分はやりすぎな印象ですけど笑
(ベルトコンベアを止める為に!?飛び降りた!?そんなに!?w)
絶対に止めない!という強い意志が売り上げに繋がっているというのは、当たり前なことですが確かにそうだなと考えさせられました。そこまで考えず利用してましたね。
犯人に辿り着くまでの過程やサスペンスとしての展開も二転三転してよかったです。関連ドラマみてたらもっと面白いんだろうなって思う登場人物が沢山でてきました。
配送業者の方には心から感謝です。できるだけまとめて配送📦🚚を心がけて不在なしにしようと改めて思いました。
大手企業の実態、根源にあるお客様ファーストは、果たして会社の利益のためか、それともお客様のためか。従業員の心もうまく再現しており素晴らしかったです
あくまでも映画なので実際とは異なる部分もあるでしょう。ですが、ポチるだけでほしいものがすぐに届くことが当たり前になった現代人に向けて、そこにはたくさんの人達の努力と労力が詰まっていることを伝えているいい映画です。
働いてる人がみたらさらに面白いかも。という印象。
何を楽しめば良いのか
野木&塚原の社会を見る力
現代の物流問題を下敷きにしてこれだけ見事なサスペンスを作り上げる“創作力”はさすが人気ドラマを打ち立てた野木&塚原コンビの成せる技だ。どこかで聞いたような台詞がひとつもない、生き生きした個性的な会話の連続には感嘆してしまう。
何より、物流問題に、働く現代人の蝕まれた精神を投影してみせたことがこの作品の価値を高めている。
また、アンナチュラルとMIU404の世界観の交錯はまさにエンターテインメント!
満島、岡田両人の達者な演技力もさすがと言う他ない。
一方で、折り重なる謎解きに埋もれてしまって、働く人の葛藤や無力感といったものが解き放たれるような切実な人間ドラマが乏しいように感じたのは心残りだ。
アンナチュラル、MIU404メンバー集合
力がない
満島ひかり目当てで観ました
始まりから これはTVドラマの映画版だったのかと思いました ガックリ これTVドラマならそこそこ楽しめそう やはり映画とTVって違うと思う 映画にはやはり映像に意味を求めてしまう それにやたら俳優人が無駄に豪華 それが生かされていない ずんの飯尾まで出てくるがちょい役
他にも有名役者が出てるのだか それが邪魔になるくらい リアリティーがない 恋人の復讐というのも 何でそれを満島に相談したのか?
2.7m/s ○の文字も意味は分からず 深そに見せて浅 これはTVドラマなら楽しめたと思いました。残念🥲 ラストマイルというのはどういう意図でつけたタイトルなのか
全て働いてる人たちへ
タイトルなし(ネタバレ)
気になってはいたものの映画館に見に行っておらず、友人から勧められて駆け込みで観てきました。なかなか取り上げられずらい物流業界の歪をここまでハラハラドキドキ描けるのは面白いと感じた。ただ、ストーリーとしては思っていたよりもシンプルなのと、根本的には業界の変化は難しいんだろうな、という感想で終わってしまった。
キャストが豪華で見ごたえがある分少しもったいない気もしたが、総じて楽しめた。
演技派俳優陣とテンポ良い展開!
ドラマは未視聴なのですが、メインストーリーにちょいちょい関わってくる華のある俳優さんたちも良いスパイスになって見応えありました。
一つの映画に豪華演技派俳優陣が詰め込まれて観ていて得した気分です。
もちろん本編の謎解きもテンポ良く進むので、飽きる事なく画面に集中できました!
面白かったです!
ミスリードされないように…
観れて良かった!
「火野正平さんRest in Peace」【追記あり】
【2025年9月1日追記】
『ラストマイル』が、公開1年後の8月29日からAmazonで見放題独占配信、という皮肉な現実に少し驚いています。
反戦映画で戦争が無くならないように、この映画が投じた一石では何も解決しませんでした。
社会の不条理や組織の理不尽さ、個人の仕事への矜持と報われなさ、を描いた映画だと思います。
今月公開する『宝島』の大友啓史監督の、NHK時代の代表作『ハゲタカ』(ドラマと映画)を思い出しました。
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映画で描かれるブラックフライデー直前に、昨日11/19は岡田将生さんの結婚、今日11/20は火野正平さんの訃報で驚きました。
脚本の野木亜紀子さんが“影の主役”と説明していた火野さんは、大切な役柄をまるで当て書きのように唯一無二の自然体で演じていました。
共演した『アンナチュラル』チームの石原さとみさん達も、インタビューで火野さんがとても良かったと絶賛していました。
『ラストマイル』は、物流の“2024年問題”を構造的に取り上げた社会派ドラマと、爆弾テロのサスペンスを融合して昇華させたノンストップエンターテイメント。
8/23の劇場公開から3ヶ月で、興行収入約58億円の大ヒットロングラン中。
5年、10年、20年…と経った時に、消費されず色褪せない作品かどうかは分かりませんが、間違いなく2024年を象徴&代表する映画の1本。
公開してすぐに2回観に行きましたが、スクリーンの“佐野”正平さんにもう一度会いに行こうと思っています。
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8月23日・9月5日映画館で鑑賞
10月28日★★★★★評価
11月20日レビュー投稿
2025年9月1日レビュー追記
これまじ10年に1つの最強ミステリー
面白いが、疑問が残る
切迫した物流現場、物流の羊運輸と販売会社DAIRY FASTとのそれぞれの保身の描写がリアル。
耐熱性の高い洗濯機の伏線回収などはすっきりしたが、一部では疑問が残る。
①最初の爆発物、DAIRY PHONEは発売日に事件発生。セール予告前に購入できない→爆発の被害者が犯人で、手動で爆破した。というシーンでエレナが「1番知りたかった答えはロッカーの中にあったのに!」と言う。どういうこと??
②エレナは福岡からの転勤者ではなく、アメリカ本社から何も知らされずに移動させられてきた人だった。→それなら何故最初に福岡から来たと嘘をついたのか??
③ロッカーの言葉、2.7m/s 70kg→0 は自分の体でベルトコンベアを止めて稼働率を0にする、という意味だけなのか?
①の「答えはロッカーの中に…」を考えると、何が別の意図もある気がする。深読みしすぎ??
最後の爆弾は宅配ボックスに配達済みの荷物だったが、これも皮肉なものだな、と思う。配達の際にたくさんの荷物を抱えながら「宅配ボックスが1箇所しか空いていない」というセリフがあった。みんなが宅配ボックスに荷物を放置することで新たな荷物が入れられず再配達が増えているということを再認識させるための描写だと感じた。
この家族は宅配ボックスに荷物を3日放置したおかげで助かったが、現場の方を思うと本来はこんなに放置するべきではない。
それと、山﨑の描写が少なすぎる。ロッカーで手が震えるシーンなどから、過労で追い込まれて自殺したということはわかる。ただ、仕事中の描写が少なすぎるのでどれだけ過酷な環境だったかが伝わらない。
宅配ボックスに荷物を放置して助かった家族の情報(離婚、誕生日プレゼントなど)は正直要らないので、山﨑の描写が欲しかった。あの家族の描写は視聴者ウケを狙いすぎていると感じてしまった。
総合的には丸く収まったが、後から色々と考えさせられる話。自分自身、荷物が1、2日で届く生活に慣れてしまっているのを痛感した。医療現場などは急ぎかもしれないが、一般家庭では物流現場を圧迫してまで翌日に受け取らないと死ぬような物はない。とはいえネットは便利なので、とにかく再配達を減らすように努めるのが我々のできることだと思う。
見事に駆け抜けた!
ずっとスクリーンで観たかったので、やっと観に行けてよかったです。
アンナチュラルもMIU404も観てたけど、今回はほんとにサラッといい感じでゲスト出演してます。
(アンナチュラルの窪田さんが無事にお医者さんになれててよかった笑)
いつも何も考えずに、クリック一つで自宅まで届くという現代の物流システムの裏側みたいなものをまざまざと見せつけられました。
ついさっき雨の中、配達してくれた配達員さんに対して,なんかいつもより大きな声で「ありがとう」と言いました。
でも、私があんまり理解力がないからなのか?
ロッカーの暗号の意味がイマイチわかりません。
最後の矢印の先は、ゼロ?それとも…とか。
皆さんの考察を読んで、解決したいと思います。
米津玄師さんの曲の歌詞が、エンドロールで沁みます。
マルチバースではなくてユニバースなんだよ
すでに2ヶ月前の公開なのだけれど大人気絶賛上映中で観ることができて良かった。TBSテレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」とつながるシェアード・ユニバース・ムービーであまりの豪華オールスターキャストで眼が眩むのだがそのお祭感と反比例して物語のテーマが深く重く潜った日本版ケン・ローチ「家族を想うとき」の超社会派でストーリーに負けないくらいの大爆破映画である。まず脚本が面白く演出が凄く丁寧で手を抜くことなく撮り切っていると思う。満島ひかりと岡田将生の台詞がかぶるテンポ良いつなぎ、2ショットから1ショットへの片側に寄ったフレーミングの面白さ、特に冒頭で出てくるベランダで外を気にする女の子の危うい足元のUPが秀逸でとっちらかして回収する伏線もお見事でした。
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