「現実社会を風刺したさなか」ラストマイル ハンバーグさんの映画レビュー(感想・評価)
現実社会を風刺したさなか
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物流業界で起きる連続爆破テロ。それには、働くことへのアンチテーゼを投げかけいるような作品だなと感じました。普段、何気なくネットを使うことで商品を手にすることができる。その向こう側には、人がいるということを忘れてしまっているのではないか。そんな風に考えさせられました。
簡単に手にすることができるようになったからこそ、その便利に向こうではだれかが大変思いで動いてくれているという現実があって、そのことを忘れてしまうばかりだなとつくづく思いました。
その人にも家族がいて、そのまた向こう側の人にも家族がいてつながっているのについつい自分が一番たいへんなんだとばかり人のことを思う余裕を忘れてしまう。
いろんなことを改めて考えてみるのにいい作品でした。
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