劇場公開日 2024年8月23日

「本当の意味でのブラックフライデー」ラストマイル 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0本当の意味でのブラックフライデー

2025年5月3日
iPhoneアプリから投稿

野木亜紀子脚本3部作ラスト。

ブラックフライデーの「ブラック」とは、もともと警察官が感謝祭後の金曜日の交通の混雑や、買い物客の多さで忙しくなる様子を皮肉って使われた言葉が起源というのが、一つの説としてある。

大手企業が物流業者の配送料を脅しのように、圧迫し続ける事は、まさにブラックそのもの。

荷物を安全に円滑に届けるためにこれだけの人々の努力があるんだってことを知るには、とてもいい映画でした。

届くまでのたったワンマイルの間にどれだけの人の苦悩が渦巻いているかを、上手く映像化していて、興味深く観れた。

前2部作品の登場人物も登場していたので、より豪華に楽しめました。

大粒 まろん
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