「社会派ミステリー大作」ラストマイル SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
社会派ミステリー大作
思っていたよりずっと骨太の、私もよく利用している某外資系大企業の物流問題を扱った社会派のミステリー作品だった。このトピックを取り上げた勇気とガッツに拍手を贈りたい。
爆弾を仕掛けたのは誰なのか、その過程で浮き彫りになる企業の過酷な利益追求の姿や運送業の仕組みなど(そもそも舞台となる巨大な物流倉庫の圧巻の内部やそこで働く8000人だったかの契約労働者の出勤風景に驚いた)色々と興味深く観た。
終盤で急にストーリー展開が巻かれ始めるので、私的には、爆弾の数をめぐって頭がついていかず置いてけぼりになりそうになったけれども、あとで振り返ったら理解できたのでよかった;笑
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