「社会派映画だからこそ無差別テロを容認する内容に納得できないし、犯人の動機は?」ラストマイル ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
社会派映画だからこそ無差別テロを容認する内容に納得できないし、犯人の動機は?
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映画はけっこう引き込まれて、まずまず面白かったです。
私が見落としている箇所もあるかもしれないと前置きしておきます。
この映画は労働環境の劣悪さを改善する必要があることを伝えたいのだと思いますが、そのために無差別テロをすることにひどく憤りを覚えます。
爆弾犯の動機も不明瞭のまま終わり、しっかりと掘り下げてほしかったです。
自殺未遂のセンター長(中村倫也)もわざわざ助走つけて、現場で飛び降りるのも現実ではあり得ないと感じました。
満島ひかりさんの小気味良い話し方でまずまず面白かったのですが、社会派映画としては、労働環境が悪いからといって無差別テロをしてもいいわけないよなと思います。
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トミーさんのコメント
2024年8月27日
共感&コメントありがとうございます。
難しい所ですよね・・疲弊していく恋人を見ていて何も出来なかったとか挿し込むと、映画のテンポが悪くなるし。自爆した心情も唐突に見えました。
トミーさんのコメント
2024年8月27日
同じ会社でやり切れないのは理解出来るんですがね・・結局死傷者数もクローズアップされず、最後も焼け石に水でとりあえず呑み込むみたいな終わり方は、狙ってるのかもしれませんがスカッとはしませんでした。