「鑑賞動機:予告7割、野木亜紀子氏3割」ラストマイル なおさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞動機:予告7割、野木亜紀子氏3割
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『アンナチュラル』は全くみていない。『MIU404』は後半は観た。どちらも重要ポイントで見せ場があったので、ファンは嬉しいだろう。麻生久美子さん、素敵です。
プライベートではあの超巨大企業を含めほぼECを使わないけど、そもそも私の消費行動=嗜好=思考に口出ししようなんて100万年早い、と思ってしまうのでね。
仕事では送料や配達までの日数がジリジリ上昇しているのを嫌というほど実感しているし、この1年くらいは物流業界の問題を目にすることも多かった。
多人数多視点ながらそれぞれの人物をうまく印象づけつつ、サスペンスを随所に組み込んで、さらにストーリーの捻りを仕込んでくる。あそこに収斂していく手際とか。予告で印象的だったあのセリフが、本編ではある意味余計に効いてくるとかね。いやあ、いいようにもてあそばれた。『ノマドランド』や『家族を想うとき』、あるいは『私たちの声』なんかも脳裏をよぎる。そしてある意味観客自身を見せつけるという点では『トゥルーマン・ショー』的でもある。
満島ひかりはほん…ああっ!? 「時差ボケ」って今気づいた…。もっとバンバンスクリーンで観たい人。岡田将生はいい役者になったなあ。
根性というか執念なのだろうけど、でもやはりそんな根性いらない。爆弾マニアって自己承認欲求の塊だよなあ。爆発は成果発表会みたいな。私の作品/子供見て→って感じ。_
エンドクレジットは注意して見てたつもりだけど、某世界的企業は各種協力会社の中には名前はなかったと思う。
塚原あゆ子監督ね…よし覚えた。
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