「展開の畳み掛け+思っていたよりよくある感じ」ラストマイル 灯さんの映画レビュー(感想・評価)
展開の畳み掛け+思っていたよりよくある感じ
東京の試写会に当選しいち早く観ました。
このレビューは特にアンナチュラルが大好きでブルーレイやグッズを買っていて、MIU404は次に大好きでグッズを買っている女による感想です。
試写会に向けてアンナチュラルを見返していたので、家族のシーンでのある歌に『おい!!!』とテンションが上がる。小ネタ。
序盤、劇伴がいいな〜と思いながら観ていた。
アンナチュラルやMIU404チームはとても自然に出てくる。
大倉さんがこんなにガッツリ出ているとは思わず嬉しかった。ラストマイルチームでの登壇に納得。
エレナを演じる満島ひかりさんの実力をまざまざと感じた。
これを観て満島さんの実力を感じない人はいないかもしれない。
アカデミー賞主演女優賞取りそう。
エレナの涙のシーンでは『塚原あゆ子監督だな〜』と思った。塚原あゆ子たらしめていた。
そして全体的にテンポが良い。
展開の畳み掛けで最後までどきどき。
エンディングの米津さんの歌で私はやっと少し落ち着いて行く。キャッチーさはなくおそらくスルメ曲。
2時間と聞いていたからあっという間に終わるかと思っていたけどもっと長く感じた。それはつまらないからではなく、内容がたくさんあってもっと長く感じた。
とてもシンプルでもありよくある感じなので、ポップコーン片手に、エンタメと言っているのはそれを目指したんだなと。
つまらない時間は無いけど、アンナチュラルやMIU404より面白いかと言われるとドラマの方が面白い。
最近の野木亜紀子脚本映画で言うとカラオケ行こ!の方が面白い。
セブンネット限定の手ぬぐいは買って良かったけど、公式本やグッズは買わないかな??という感じ。
でも他の映画に比べたら面白いです。(やっぱり映画って難しいのかしら。と思う)