「自分に正直な青春映画ですな」トラペジウム シンおやぢさんの映画レビュー(感想・評価)
自分に正直な青春映画ですな
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「青ブタ」「着せ恋」「劇場版冴えカノ」制作のCloverWorks作品ということで気にはなってましたが、作者がアイドルということで観ることをためらってましたが、YouTube動画評価で主人公の性格がクズということなので気になり観てきました。
前半は主人公の思い通りにトントンことが運び、後半はスキャンダルや闇落ちメンバーなどいろいろ問題が起こり、どうやって話を収集させるのかと思いましたが、最後は爽やかな気分で見終わることが出来ました。(話がうまくいきすぎなので-0.5ですね)
主人公の性格が悪いとのことだったので、映画に気持ちが導入できるのかと思いましたが、自分が思うに主人公はただ自分の思いに正直で、思ったことを真っ直ぐに言うけれど、酷いセリフを言った後にはきちんと反省するし、好感は持てました。
でも、残りの西、南、北の子達の考えは考慮せずにただ自分の思いだけで突っ走るのはいかがのものかと思いましたが、それが若さだったんでしょうね。
後になって判ると思うけれど、彼らにとってはアイドル活動期間がまさに青春時代として思い返すことが出来ると思います。
写真家になる男の子に何故オーディションを受けないのかと問われた回答にはすごくうなずけましたね。
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uzさんのコメント
2024年5月19日
自分も「性格が悪い」と書きました。
ただ、「アイドルが楽しくない人もいる」に対する反論を思い返すと、確かに違ったな、と。
宗教に喩えている方もいらっしゃいましたが、正に妄信に近い様子でした。
本人としては逆に、本気でみんなのためだったのかもしれませんね。
そこに対しての気付きがもっとハッキリ描かれていれば、とも思います。