クラメルカガリのレビュー・感想・評価
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地図屋が成り立つか?
世界観が素敵過ぎてパンフレット購入しました💜
大好きな絵本「えんとつ町のプペル」の色調とノスタルジー、大好きなアニメ映画「四畳半タイムマシンブルース」のスピード感と風変わり感、という大好き+大好き=幸福度増大💕を実現してくれた塚原重義監督の長編アニメ作品2作目。(厳密には「クラユカバ」と同時公開。)本当は「クラユカバ」から観たかったけど上映間と上映時間の兼ね合いで「クラメルカガリ」をお先に。でも二つは同じ世界観の中で進行する全くの別物のお話なので、どちらから観ても影響はございません!これならご覧になる方は安心してください!!
なんともヘンテコな世界で地下道が日々変化するという不思議設定の中、その地下道をしっかりと地図に落とし込もうと奮闘しているキュートな地図屋のカガリちゃん。幼馴染で同じ地図屋のユウヤくんた今後の身の振り方を考えていたらな〜んか問題勃発。二人が知ってる地下通路をアッチにコッチに移動しながら悪い奴を懲らしめる程度の話かと思ったらちゃんとした戦闘シーンまで。苦難を共にするカガリちゃんとユウヤくんにラブが生まれるのか、と思ったらそういうわけでもない。クセ強爺さん口朽縄(CV.寺田農さん、R.I.P.)の登場でいろんなことがヒッチャカメッチャカwwwそれを素敵な音楽で上手にまとめ上げられてるのが良き良き😊
いいよ。
分かりやすい話好きには受けず、想像力のある人には世界が広がる
終盤は爺さん無双
全体的に雰囲気がいいが
独特の世界観や用語が多く
ストーリーを把握しにくい
主役のカガリも顔に傷があったりして
過去になにかありそうだが特に語られなかった
人物像などについても掘り下げが少ない
幼馴染のユウヤも裏切ったやつというイメージで終わった感じがする
シイナと飴家は全体的にとくにいなくても
ストーリー的には問題がないような気がしたがどうなんだろうか?
カガリたちは地下の地図にはいって地図をつくる仕事をしていて
その中で地下にかかわるヤクザの抗争みたいな世界観があるように思うが
正直全体像がわかりにくい
上映時間が短めなのでしかたないのかもしれないが
全体的にとっちらかった感じがある
過去がわかったのは
クチナワ爺さんだけだったかな?
終盤はクチナワ爺さんの活躍が多く
いいところを完全にもっていってしまったように感じた
同時上映の「クラユカバ」は見るかどうかはわかりません
本作はクチナワ役の寺田農さんの遺作になるのかな?
ご冥福をお祈りいたします
世界観は好き
僕らの箱庭
オリジナルアニメ映画ってだけでとりあえず食いつく人なんですが、今作は歴史ファンタジーもので監修に「デュラララ!!」や個人的には「ステルス交響曲」の成田良悟先生が携わっているのでこれは見ねばと思い突撃。
特典はポストカードでした。
全体的にもう少し尺があれば…!と思うところはありつつも、オリジナリティ全開で、世界観の独特さにキャラクターのコミカルさとコンパクトにまとまった面白い作品に仕上がっていました。
とある町の地図を描いて生計を立てるカガリという少女が、崩落事故によって多くできた穴について調べまわっていると、町の謎が明らかになってきて…といったストーリーなんですが、世界観はフワッと説明されるだけで、あとは背景で語っていく感じなのでちょっと分かりづらい作品かもしれません。
キャラクターの過去が語られないのもあって、どうしてもキャラクターに感情移入する前に映画が終わってしまったのはむぅ〜って感じで惜しく悔しかったです。
予告では汲み取れなかったんですが、スチームパンクな世界観で虫×ロボットが今作のヴィラン的立ち位置になっていて、しかもそのデザインがかなり好みだったのが思わぬ掘り出し物でした。
キャラデザはとてもシンプルで飲み込みやすく、カガリのデザインも個性は見せつつも造形はTHE・大正浪漫って感じで好みでした。
声優陣はこれまた豪華な面々がキャラクターに命を吹き込んでくれていたので、これは大変なこっちゃと拝みながら観ていました。純朴なキャラクターに佐倉綾音さんの声が活きる活きる〜。
あと20分あればカガリの過去や、爺の戦争時代の話なんかを掘り下げて濃厚な作品になったんじゃないかなと思いました。でもこういう挑戦的な作品は大好きですし、いつかこの制作チームが大きな作品を作ってくれる事を期待して今作も応援していきたいと思います。
願わくばコミカライズで長い事見てみたい…。
鑑賞日 4/16
鑑賞時間 12:10〜13:20
座席 D-12
期待度○鑑賞後の満足度◎ 嵌まると癖になりそうな映像世界である。『クラユカバ』(を先に観たせいかも知れないが)より分かりやすいし、今回はドンパチもある活劇調でも面白い。
カラクリガタリ
『クラユカバ』のスピンオフということだが、各一回の上映でもこちらが先で…
不安はあったが、単体で完結はしている模様。
世界観は面白そうなのだけど、いかんせん設定や用語がイマイチ入ってこない。
キャラクターの関係性なども含めて、常に考え、引っ掛かりながら観ることになってしまった。
悠木碧の演技もあり飴屋は好きなのだが、シイナ共々カガリとの絡みがなく残念。
だったらキャラ数を絞った方が分かり易かったのでは。
独特のキャラデザや色彩、カラクリ含めた動きや演出などは非常に良かった。
ただ、カガリの顔の傷や「親譲り」の台詞すら未回収で、他キャラも背景はほぼ明かされず終い。
ある程度拾われたのは朽縄博士くらいかな。
『クラユカバ』に比べてポップで見やすいのは美点。
活発キャラの多いあやねるのポワポワ演技は新鮮だし、伊勢屋の不敵な感じも上手かった。
キャラは魅力的なのに描ききれておらず、また続編もなさそうなのが勿体ない。
カガリの地図好きも突出したものでなく、終盤の逃走経路に活かされる程度なので主役感薄し。
せめてもう30分あればなぁ、と思わずにいられない。
がちゃがちゃ賑やかで良かったです。
魅力的な世界観ではあるものの
原作知らない、監督知らない、クラファンの時に出たらしき序章も知らない。
他の映画を見に行った時に出てきたCMやチラシが気になったので見に来た人です。
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「クラユカバ」と同時封切りということで、個人的にはクラユカバのほうが好み。
でもクラメルカガリの方がとっつきやすいかもしれません。
クラユカバを見た後、あの世界観が好きでもっと欲しいと思ってこちらにも足を運びました。
似たような世界観をもらえたのでそれはそれでありがたい。
一方で、なんかこっちはテーマ的にもっともっとくだらない事件でよかったのでは。
その上で「群像劇」を成立させればよかったのでは、と思いました。
群像劇と言っていますが主人公はカガリだし、他のキャラは特段事件をおこしても解決もしてもいない(あえていうなら、列車長が何かやっていそうかも)
それぞれのキャラに小さい事件を用意して解決させて、それらが積み重なって視聴者の目からはひとつの事件が解決している、というのが群像劇の魅力だと思います。
今回は、例えばあの人が前作では大きい事をやっていて今作ではああいう立ち位置だった。だから事件はないけど活躍の場を描写する…、という事ならよかったのですが、前作がないので「えーと…?」ってなります。
いいキャラなんだけどなぁ、いい世界なんだけどなぁ、って、ものすごく残念な気分です。
あと30~40分ほど伸ばしてしっかり作りこんでくれていればなぁ。
この「残念」は決してダメな意味ではなく、こりゃ続編に期待できるぞという意味です。
この監督がこの世界観で何かしらの世界を打ち立てるというならば、私は新作が出るたびに映画館に通い続ける所存ではあります。次のクラファンを見かけたら投資します。
それくらい世界とキャラが気に入り、またひとつの映画作品としてのストーリーに物足りなさを感じました。
細部まで徹底した至福の世界観を前作から継承。さらに広がる大正レトロのパラレルワールド。主人公の魅力と寺田農の名演が光る。
「箱庭」と呼ばれる炭鉱町に育った少女カガリは、日々変化を続ける町を地図にする「箱庭紡ぎ」という地図屋。
彼女は、同じく地図屋の少年ユウヤと共に、町全体に関わる陰謀に巻き込まれる。
前作「クラユカバ」と同じ、独特の世界観を引き継いだ続編的作品。
少年少女を主人公に据えて若さを加味し、舞台も前作の地下世界から、本作では炭鉱町に変わり、まさに箱庭的な複雑な面白さも加わった。
本作も、味わい深い機械たちが大暴れ。
過去の栄光と夢と挫折を負った「科学者」を演じた寺田農(「天空の城ラピュタ」のムスカ役)の名演が味わえる。
「クラユカバ」同様、1時間という尺が短い。せめてあと10分、15分欲しい。
そしてパンチも欲しい。(贅沢?)
そしてそして続編が観たい!せめて三部作に。
その時は、同じクオリティでもうちょっと長く観たい!
絵作りにすごいこだわりを感じます
キービジュを見た時はそんな気にならなかったのですが、トレーラーで一気に興味が出た作品。
早速劇場を探すのですがどこも上映時間が結構タイト、「カガリ」に至っては仕事上がりに行ける時間帯が何処もありませんでした。
というわけでサービスデーとか無視して、急遽休日に行って参りました。
大正浪漫冒険活劇。
まず絵作りにはすごいこだわりを感じ、和紙の様なテクスチャも良い感じ。細部も細かく、背景にも奥行きがあります。
また機械もデザインとその動きが良い。
だから映像からの情報力がすごく多いのですが、尺が短いのでちょうど良い感じでした。
音楽も良いテイストでこの世界観にマッチしてました。
それと「クラユカバ」と違い、アングラ感が無くキャッチーな作りでした。
とはいえクセが強く、合う合わないがはっきり分かれるでしょう。
要はこの世界観にハマれるかハマれないかですね。
レトロとスチームパンクが好みならば、おすすめできる作品でした。
面白かったです。
クラユカバよりもマイルド
説明が省略されている部分も多少はあるものの、短めの上映時間の中でストーリーをうまくまとめている。
クラユカバと同じ世界感の作品ではあるが、本作のほうがクセが少ないため、比較的気楽に観ることができる。
戦車やドローンに似た機械が人間を攻撃するシーンもあるが、実弾ではなく粘着液を発射するなど残虐な表現を排除し、子供にも配慮して制作されている。
成田良悟氏の作品であるデュラララからのオマージュと思われるキャラクターが何人か登場するため、同作を読んだ人はより楽しめるかもしれない。
時間が…
短い!
設定もキャラも雰囲気もいいんだけど、時間が短いせいかテンポは良いんだけど若干観客を置いてけぼりにしている感が。
なんかもう少しストーリー背景を追加して、地下の地図を作るという話でテレビアニメにしても良さそうだけど…
新しい地図
虫喰いの巣窟にして箱庭と呼ばれる泰平工業日ノ出炭鉱を舞台に地図屋を営むカガリとユウヤが陥没事件から始まる陰謀に巻き込まれる話。
クラユカバのスピンオフということとあらすじ紹介に記されていること以外、前情報は何も持たずに観賞。
ちなみに同時公開のクラユカバも特報で流れる情報以外知らず、ただ、どの劇場もこの作品を先に観させ様とする意図がありそうなのだけ汲んで先に観ましたが…。
天然の空洞が虫喰いでなんちゃら、クラガリがなちゃら、ムジナがなんちゃら、トリモチがなんちゃら機械がなんちゃら…なんか色々と言い回しがややこしかったり、言い回しや情報の出し方が後手だったりで、一々どういうこと?となるから面倒臭いし、そもそも何が問題なのかも解らず始まっていくから取っ付きにくい。
そして陰謀そのものはわかったし、話しの主題はそこじゃないのも判ったつもりで、それなりに面白かったけれど、背景にあるものというか設定に良く解らないものが多かったりイマイチはっきりしなくてスッキリしないし…クラユカバ観ればわかるんすかね?
観る順番間違えた??
何も知らずこれだけを観た評価ということで。
……そしてクラユカバ観たけれど、世界観や一部用語や設定に共通するものはあるけれど、話しは全然関係なかった(´・ω・`)
もっと取捨選択すればよりよくなったのでは…
魔改造され続ける炭鉱で、地図を書くことを生業とする少女の話。
大正スチームパンクな世界観で、常に雲花紙のテクスチャを貼ったような映像。背景も作りこまれているので、画面をみているだけで楽しい。
少年少女の冒険活劇なのだが、キャラが多く、設定、心情を細かく説明するわけではないので大人向け趣味アニメの傾向が強い。
時間は短いものの、情報量が多く濃い。むしろ濃すぎるので、時間を延ばすかキャラを減らすかしたほうがよかったのでは?
キャラの動きが硬いので3Dなのかと思ったが、パンフレットによると紙人形のように画像を関節で動かすツールを使っているとのこと。
試行錯誤がしやすいとのことだが、冒険活劇にしてはケレン味に欠けるように思う。
世界観はとても好きなので、もっと設定やキャラを洗練できればよくなったと思う。
全53件中、21~40件目を表示










