劇場公開日 2024年9月20日

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ぼくが生きてる、ふたつの世界のレビュー・感想・評価

全195件中、61~80件目を表示

5.0母と息子の家族愛

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

両親ともに耳が聞こえないが息子は聞こえる「コーダ」のお話。舞台は宮城県の海辺の町。田舎町にありがちと思われる嫌味な言い方(地元なのですごくわかるので、こんな表現でごめんなさい)、理解の無さから、肩身の狭い想いをしたり。それでも息子「大」は素直に育っていくが、思春期を迎えると自分の境遇にイラついて母親にあたることも。ただ、辛い言葉をうけた母親への、夫からのアドバイスがさりげなくて素晴らしい。夫と息子の関係も程よい距離感で安心する。

地元を離れ東京で働く大への、母親からの応援の電話も良かった。母親の愛情の強さ大きさにずっと圧倒されたし、それをだんだん素直に受け止める息子の様子にも何度も涙が流れた。

エンドロールの歌も良かった。原作者が主人公と同じ名前だと気付いてさらに泣けた。

館内が明るくなっても、すぐ立ち上がれなかった。この映画を観れて、本当によかった。

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juncocco

5.0CODAという言葉を初めて知った

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

コーダ(CODA)という言葉を初めて知った

この話は親が耳が聞こえなくて主に手話でしか意思疎通出来ないという親の子供が軸になった作品だったけど
色々と考えさせられるし観て損は無いと思う

途中耳の聞こえない方たちとのシーンの中で「私達の出来る事を奪わないで」というシーンが有るが

言葉の種類が違うだけで考え方によっては日本語しか喋れない自分達と何も変わらないんだよなぁと感じた
(生活の中での苦労は有るが)

ガキの頃、親が似たような境遇だったから主人公には感情移入しちゃったなぁ

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pantara

5.0ドキュメンタリー風

2024年10月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

音無の映像で始まり、字幕が入り余り顔馴染みがない役者さん達で日常が綴られていくのはまるでドキュメンタリーだと思った。自然体の演技。台本があったのか?と思えるほどだ。元ヤクザの祖父の迫力ある演技でも芝居っぽくなく映った。子役が吉沢亮に何気に似てるところも良かった。作者や監督が見せてくれたのは母と息子。普通の母息子、とろうの母と息子。どちらにも幸と不幸がある。2人の外出先での会話を見てる内に泣けてきてしまった。本当に良いシーンだと思った。吉沢亮の自然体な手話で物語に集中も出来たと思う。観て良かったと思える1本だった。

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Yosshy

3.5ふたつの世界、、と感じるんだな。

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

ずっと音楽記号のCODAとどんな繋がりが?、、と思ってたら何のことはない、CODA / Children of Deaf Adults、、、まんまであった。
愚か私。

そんな家庭に産まれたイケメンの話です。
美しい絵と、きちんと作られた美術で説得力ましましです。私じつは吉沢イケメンすぎて少し苦手だったんですが今回は好印象です。まあ異性の話が出ないのは少し不自然かなとは思いました。
母役の忍足亜希子がめちゃくちゃ可愛くてやられました。そしてでんでんはもちろん、烏丸せつこがこんなに出来る人になっていたとわ、びっくりしました。

祖母祖父なんかも居て状況としては恵まれてる方でわ?と思うんですがそれでもそんな両親を恥ずかしく思たっりする時期あるんだなぁと、、、普通に二つの世界の橋渡しができていたのに何故反転して親に反発してしまうのか?、、まあ髪の寝癖一つで学校行きたく無くなる多感な頃は自分にもあった事を思い出しなぜか納得する。
派手さは少ないが女性監督らしい丁寧な描写と読後感も良く良作だと思う。

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masayasama

5.0ろう者の両親と鑑賞

2024年10月15日
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吉沢亮はキングダムシリーズの高貴な王様役しか知らなかったので、現代の普通の青年役を見るのが新鮮だった。

初見の一週間後に両親を連れ2回目を観賞。私の両親はろう者で「こうゆう映画やってるよ」とパンフを見せると興味を持ったようで、2回目は字幕付きバリアフリー回を観賞。健聴者でも字幕付きを見るとわかりやすい。

そして同じシーンで泣くんだなぁー・・・分かってるのに・・・分かってても泣くのは、普遍的な愛がテーマだからかな。家族への愛、反抗期の自分の至らなさの後悔。それはいつも何度でも心の琴線に触れる。

子供時代の大の葛藤は、私にも同じものがあった。原作読みたいわ、一時的に欠品状態らしいですね。

手話で喋るのはとても楽しいことで、私は親と出かける時は手話をどんどん使う。子供時代はジロジロ見られて「頑張ってるエラい子」みたいに言われたこともあったけど、今はみんな気にも留めないので(ふりだとしても)、ほんと良い時代になった。スマホもあるしね。映画の社会描写はリアル。

両親と映画を見るとゆう良い思い出をくれた作品。

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れい

5.0タイトル通り。ふたつの世界を感じる。

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

この映画は、耳の聞こえない母親とその息子であるコーダ(CODA:聴覚障害者の親を持つ健聴者の子供)を中心に描かれた作品です。

物語は非常にシンプルかつわかりやすく進行しますが、母と子が直面する心の葛藤や、絆がしっかりとストレートに伝わってきました。特に、母親とのコミュニケーションの難しさや、息子が自分自身の人生をどう生きるかという問題に焦点が当てられています。

主演の吉沢亮さんは、イケメンオーラを抑え、自然体で飾り気のない息子役を見事に演じています。彼の内面的な葛藤や、母親に対する愛情と苦しさを繊細に表現しています。また、子供時代を演じた子役たちも、吉沢さんの若い頃を彷彿とさせるようなよく似たキャスティングが印象的でした。

母親役の女優さんも存在感があり、母親としての強さや優しさ、そして耳が聞こえないことからくる不安や孤独感を見事に体現していました。彼女の演技には、母親としての苦労や息子への愛情がリアルに伝わってきて、非常に印象に残りました。

全体的に、この映画は家族の絆や障害に対する理解を深める感動的な作品であり、観終わった後も心に深い余韻を残します。家族愛と自己成長を描いたこの映画は、おすすめの一作です。

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MiMa

4.5誰の人生も母の愛に包まれている?

2024年10月14日
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静かな感動が、後からジワリと湧いてくる素晴らしい映画でした。ろう者とそれに関わるコーダ(耳が聞こえない、または聞こえにくい親のもとで育つ聞こえる子ども。日本では2万数千人いるそうです)がテーマですので、若干重い感じがしましたが、見終わった時にはろう者は決して不幸でもないということがよくわかりました。それは障害者を軽んずるという意味ではなく、同じ人間としての、喜怒哀楽を楽しむ人生を過ごしていることを、この作品からストレートに感じたからです。「コーダ あいのうた」という海外作品の影響を受け、監督は作られたということですが、登場するろう者の明るさ、人間的な大きさに心打たれます。母親の愛は海よりも深いと言いますが、ろう者の母親であるが故の、増幅された愛に泣かされました。主人公は赤ん坊から青年時代まで、淡々と描かれていきますが、吉沢亮はなんと中学生の時代から演じます。そして母親や父親を演ずる人はろう者ですが、その自然な演技に心が癒されました。この両親の生き方はまるで天使のよう。健常者より数段精神的レベルが高く、優しい振る舞いに断然リペクトしたくなります。そんな素晴らしい両親の元でも、思春期の主人公は拒否をしたり疎ましく思ったりしますが、時間をかけて学びに学んでやっと本当の人間愛というものに気づくのです。その学びのステップアップに大拍手したいです。私の泣いたツボは、母親と主人公がスーツを買いに行くシーンです。上京する息子のために一着のスーツを買います。そしてレストランで食事。これってまるで自分が体験してきたことですの号泣です。母の愛って本当に純粋です。駅での見送りのシーンも、自分の人生と重ねてしまいました泣。いずれにしても、母と息子の間にある愛情は宇宙一だということを知るために人生にはさまざまな苦難が起こりますが、それはやがて偉大な果実になることを教えてくれます。この作品はそんな傑作と言えるかもしれません。

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三輪

5.0今年1番好き

2024年10月13日
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泣ける

幸せ

素晴らしい映画でした。吉沢さんが死んだおじいちゃんの悪口を言うところ大笑いしちゃいましたよ。なんてリアルな若者なんだろう!!!と。吉沢亮おそるべし。今年1番の映画、誰にでもオススメ出来る、めちゃくちゃ周りにオススメしてます。

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ささき

5.0日本の商業映画でコーダを取扱うことに感激。 手話と声、ふたつの言語...

2024年10月12日
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日本の商業映画でコーダを取扱うことに感激。
手話と声、ふたつの言語、ふたつの世界を行き来する。

耳が聞こえなくても手話で通じ合う幼少期は何とも微笑ましい。しかし、次第に周りの目線や違いに目が向いてしまう…
子役たちがみんな吉沢亮に似ていたので今後に期待できる。

そして本格的な反抗期。
自分が大だったら同じようにグレるだろうなと思うエピソードが描かれる。
そんな大を愛情を持って暖かく支え続ける両親の姿が良い。その上、他の家族も大変な思いを抱えているよと笑い合える心の深さにも感動した。

そして東京編。
大可哀想だなと思っていたが、大個人のせいでもあるよなぁと思わせててくれる始めの無気力さが良い。
東京でのある出会いが自分自身と家族のことを考えるきっかけになっていて、やりたいこと見つかったし、東京行ってよかったなぁと勝手に親の気持ち笑。

終盤、久々に再開した母親に向かって言ったありふれた言葉に、凄い涙腺を刺激された。その時、理解した。今作は普遍的な家族との愛の形を描いているんだなと。
両親がずっと大のことを第一に考え愛情を持って接していたことに気づけて出た言葉なんだろうな。
だからあの言葉に自分も共鳴し言葉以上の感動を感じたのだろう。

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いたかわ

4.5多様性の時代に

2024年10月11日
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笑える

悲しい

はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。

 本当に久しぶりでございます。少し前に3日かけてレビューを書いたのですが… 消されました。

 みんな、おいらが悪いのさ… と往年のロカビリー歌手の心境でございます。

 話しは飛ぶんですが、地下鉄に乗っていた時の事です。広告に中学入試の問題が載ってるんですね。つまり解くのは小学六年生です。

 それが結構難しいんですよ。必ずチャレンジしちゃう。ガキに負けてたまるか❗️

大人気ねえぞ‼️

 で、長文のあとに、多様性について個人の経験に基づいて200字以内に述べなさい… だと!

 なんじゃ、それ‼️松田優作ばりに叫びました‼️
 以下私の作文。

 姪っ子ちゃん(5歳)と塗り絵をしていた時の事です。顔の部分になりました。

 ここは肌色だね。が、しかし、姪っ子曰く

 まさみちゃん、今は肌色はないんだよ。ペールオレンジって、言うんだよ。

オーマイゴッド‼️最もでございます。負うた子に教えられて瀬を渡り。調べたらその通りでございました。今は肌色と言う概念は絶滅しました。ペールオレンジまたはうすだいだいと言います。

 多様性は日進月歩です。毎日アップデートしなければなりません。国籍もジェンダーも障害者も性的マイノリティも

 私もです。日本人は骨格や筋肉が違うのでメジャーリーグで、ホームラン王やMVPは絶対無理。

 明らかに違ってますね。大谷さんです。毎日歴史を刻んでます。私も算数をサボって歴史を見に行きたい!

 さてと… 雑談が多くてごめんなさいね。

 まず私は呉美保監督が大好きなんですよ。大林信彦監督に直談判して助手にして貰う行動力。凄いです。

最近は長編映画を撮っていないんです。私はミポリン(大林監督がそう呼んでいたんで…)のインスタをフォローしているんですね。

 まあ映画の話題もあるんですが、子育てとくに食べ物の話しがめっちゃ多い。つまり家族をとても大事にしてるんです。

 ミポリンのメインテーマです。家族、食事、アイデンティティ、ミニマムであり普遍的。

 イタリアの母ちゃんは野外でご飯を食べる時、必ずペールオレンジジュースを絞ってる… みたいなね。

 ペールいらんがな‼️

 本作もそんな映画。ある意味母ちゃんが主役じゃねえの。コーダで反抗期の息子も受け入れて電車でわちゃわちゃ話すのを喜んでね。

 まあ聾の方の子供の話しなんで劇的な展開はないし、静かな映画なんだけど、それが沁みるのよ。まじで。

コーダやケイコ目を澄ませて、みたいなね。

 いい映像も沢山あるよ。鉄橋を渡ってトンネルに入って、新しい景色が広がる。メタファーだね。東京パートではビルまたビル。そしてビル。対比が鮮やか。

 ミポリンは三重の伊賀出身。多分最初に東京に来た時の印象なんだね。

 そうなのよ、船堀タワーから見たらねビルばっかなんだよ。これがまた。東京タワーが埋もれてんの。ビルの隙間にね。

 薄くて長くてごめんなさい。お付き合い頂きありがとうございました。グラッツェ‼️

 あれ?まだ読んでるの?是非観て下さい。

 PS ミポリンまた映画を撮ってね。WAKU WAKUさせてね。

 そっちじゃねえわ‼️

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masami

4.0やっぱ、齢を

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

経ないと分からないんだよな、親の愛情も、自分の境遇も、周囲の人々も。
「コーダ」よりずっと取っ付き易い、日本人だし。無音の使い方はこっちの方が計算されてたかも、まぁ音楽の話じゃないしね。主人公の赤ちゃんの頃からずっと・・っていうのは珍しい?
恥ずかしい気持ち、イライラ、言った後で後悔する気持ち、吉沢亮くんが好演。彼の妙に落ち着いた風情は芸風? 渋沢栄一を演ったからかな。

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トミー

4.0静寂

2024年10月9日
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本作で忍足亜希子さんを初めて知ったけど、活躍されているろう者俳優なのですね。ハンディキャップを抱えて苦労をしている方は少なくないと思うけど、彼女は、ろう者というお役目を果たしている方のように思えた。
最後の音のない演出で泣いた。

地味な作品で、かつ平日なのに劇場がほぼ満席なのに驚いた。

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CR7

4.5みんな生きてる、色んな世界

2024年10月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ダブルヘッダー第一試合。

字幕で鑑賞。

字幕がある、と言うことは、
そーゆー映画なんだな。
逆に字幕無しはどんな感じだろう❓

昔韓国「復讐者に哀れみを」とか
最近だと「Coda」とかあったが、
邦画で聾唖がメインの作品は
初めて観たかも。
昔、今作のお母さん役忍足さんが、
少し話題なったのは覚えがある。

「復讐者に〜」「Coda」の様に、
劇的な話ではないのだが、
コーダに産まれたその稀な心象を、
吉沢亮が見事に演じ分けてる。

今作の原作は、
主役である五十嵐大本人であり、
きっとラストの駅のホームの大の嗚咽は、
ホントの母への気持ちなんだろう。
例に漏れず泣きました😭

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クリストフ

0.5何故泣くのか理解不能

2024年10月8日
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テレビで紹介されてて
女性はノーメイクで行ってください!
泣きます!って言われてて
そんなに泣けるのか!って予告も泣けそう!って期待してたのに映画スケジュール見ると1日1回
なんか嫌な予感もあったが
映画館行くとメッチャ小さいスクリーンで
益々不安に!
最後も、え?これで終わり?
え?、って感じ
ただの一人の半生を見せられただけで
なんの感動も、無い
これじゃ1日1回、一番小さいスクリーンな理由だ

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プププ

4.5お母さんの気持ちが聞こえてなかったのは,息子の方なんだよね

2024年10月8日
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今、思い出しても、(食べてるラーメンに)涙がこぼれ落ちるくらい切なくて温かかった.

補聴器を買って嬉々として「だって,大ちゃんの声が聞こえるから」とコーフン気味のお母さん.

最初の30分.
淡々と映し出される子育ての実際,日常のひとコマひとコマが,暖かく,幸せがこぼれてくる.春のぬくもりのよう.

毛布をかけてくれるのが母親だし,郵便ごっこもしてくれる.ストロベリーパフェを食べさせてくれるのもお母さん.

お母さんにとって一緒にパフェを食べたことは,息をするように日常.当たり前のこと.
だから忘れているけれど,子供にとっては人工呼吸のように母親からやさしさを吹き込んでもらった温かい出来事だから,ずっと記憶に残っているんだと思う.

この物語は,耳の聞こえない母親とCODAの息子の話だけど,それだけにとどまらず,母と子の普遍を描いていると思う.

授業の朗読が“ごんぎつね”. センスいい.
参観日のお知らせの紙の破り方...そうだよね.あんな感じ.

三者面談.先生,お母さんがわかるように,説明は紙に書いておいてあげて下さいね!

「なんも相談のってくれなかったくせに.友達はみんな相談してるよ!」← してないよ.
「俺,こんな家に生まれてきたくなかったよ」← そんな目で見るんでないよ.お母さんのことを.画面の中に入って行って,ひっぱたいてやりたかった.

聞く耳を持とうとしなかったのは息子の方なんだよね(自分もそうだったから...,余計に涙がこぼれ落ちます).

ラストの電車のシーンがずっと続けばいいのに.

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night runner

4.0このエッセイはノンフィクションなので泣く!

2024年10月7日
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 ろう者の父母から生まれた健常者はこんな思いをしながら生きているんだろうというのが分かるこのエッセイを元にした映画ですね。

 手話が出来ることは回りの子供たちからは最初はびっくりするけど、直ぐに他の話題に切り替わるから主人公の大くんは主役にはなれない。家に友達が来ると母親がなんて喋っているかわからないと言われ、原因は耳が聞こえないからどう発声したら正解か分からないで唸っているように喋るからと理解して、友達を作るのもはばかる。小さい時はそんなことでろう者を親を嫌になったりするのが当たり前だったと分かる。

 健常者の世界とろう者の世界をまたがって生きていく大くんはよく出来た子供で、大きくなったら吉沢亮くんが大くん役をやっていたけど、画面を通してよく出来た大人になったのが伝わるいい演技と感じた。

 両親やろう者役の人はろう者の役者さんが全てやっていたということで手話や動作などは観ていて変なところがないのはそういうことかとわかった。頑張って役者揃えたですね、感服です。

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カツラギ

4.5コーダの家族の物語

2024年10月6日
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泣ける

難しい

あまり情報を入れずに観ました
実話なんですね
役名と同名の方のノンフィクション
子供のころは普通の家庭とは違う両親が
イヤで仕方がなかったのでしょう
幼馴染に同じ環境の友達がいました
彼もきっと似たような思い遠していたのかな
といまになって思います
かなり反抗期で母親を傷つけてしまう
東京でひとり暮らしをして大人になった大
ラストの買い物からの駅でのシーンは
やばいです、泣けます
母と息子の愛の物語かな

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かちかち

5.0母が子を思う気持ち、それに子がいつ気が付くか

2024年10月6日
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この映画は絶対に観たいと思ってて、レビューも評価が高い中で行きました。
親と子の双方の思いを緻密に描かれてて、生まれた時から順に成長する過程で、コーダに限らず健常者の一般家庭でも誰もが通る時期、事柄が共感しまくりです。
親の心子知らずとは昔から言い古されてきた言葉ですが、どんな時代でも変わらないのですね。子供は未熟だから当然なんだけど。
この映画はテレビドラマでは成り立ちません。あえてサイレントにするシーンなど秀逸です、スクリーンの光だけだからこそ音に集中出来てまた聾唖の人達の感覚を知る上でも良い手法が感性に訴えかけてきます。
人間くささというか登場人物達も普通の人達で映画の中だけの話とは感じさせません。
どの人物も演技に魅了されますが、母親の忍足亜希子さんの表情が怪演と言うべきで、今年の最優秀女優賞差し上げたいです。
ラストは涙が溢れて止まりませんでした。
私の中で今年一番です。

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梅じんの相棒

3.0二つの世界の狭間で

2024年10月6日
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自伝的エッセイを映画化した作品で、耳の聴こえない両親から生まれた主人公と母親が織り成す物語。吉沢亮が主演ということで鑑賞しましたが、聴こえる世界と聴こえない世界の狭間で生きる主人公の複雑な心境が、吉沢亮の表情からヒシヒシと伝わってきました。

2024-166

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隣組

4.0よかった

2024年10月6日
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特に大きなハプニングが起こる訳じゃないのに、最後母親の無償の愛に訳もなく涙が止まらなくなった。もう会えない自分の母に会いたくなった。

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よっしーな
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