「涙が溢れた」ぼくが生きてる、ふたつの世界 Marikoさんの映画レビュー(感想・評価)
涙が溢れた
久しぶりに泣けた・・・(膝の上に座ってた猫が驚いてたw)
一年前に観そびれてたこの映画、WOWOWで録って観たんですが…
すごくいい映画ですね。
作家 五十嵐大本人の話で、両親がろうあ者の元に生まれて、愛情いっぱいに育てられるんだけど、田舎の閉塞感もあって思春期に親に反発するようになり、卒業後東京へ。
都会で苦労するうちに人の愛に気づく。
ろうあサークルに入っての関わりもいいですね。
自分は何者なのか?って、結局他者と関わらないとわからないもんです。
両親、特に母親がいつも明るく、優しく、可愛い…
どんなに息子に疎まれても、包み込む…
義両親と同居で大変だろうに。
この映画はとにかく、主人公の自分探しの物語であると同時に、親子関係の原点みたいなものに気づかされる。
私自身も、これを観ると、嫌でも親の顔が浮かんできて、おじいちゃんおばあちゃんの顔が浮かんできて… あぁ、面倒くさいこともあるけど、こんなだったなぁ…と、少し胸が苦しくなるのです。
そしてとにかく、この映画のテーマがギュッと凝縮されてるシーンが、ラスト近くの駅のホーム。
ここで涙腺崩壊でした。
こんないい映画だったのか。ちゃんと映画館で観ればよかった。 でも、きっと今の私にタイミング測ってやってきたのかな。
吉沢亮唸るほど上手いし、男前の華を封印して、すごく等身大の悩める青年を演じてます。上司のユースケサンタマリアも大らかでなんかいいし。ろうあの両親も友達も、実際に障がい者の方が演じているのも見どころかも。やっぱり大変リアルです。
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