「障害者当人でなく家族が主人公」ぼくが生きてる、ふたつの世界 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
障害者当人でなく家族が主人公
2024年劇場鑑賞267本目。
時間が合わず日本語字幕付きで鑑賞。
観る前は邪魔かなと思いましたが、この映画の特性を考えると逆に字幕なしってどんな感じなんでしょうというくらいしっくりきました。
障害者の家族が主人公なのは珍しいと思っていましたが、コーダ あいのうたがまさにそうで、今さらコーダの意味がろうの親から産まれた健常者の事と知りました。他の障害の子供に対する用語はないんでしょうか。
映画自体はびっくりするくらいするすると時が流れていき、まぁそうなんだろうな、という日常が静かに描かれていきます。主演が吉沢亮なので彼女の影が全くないのが不自然なくらいで、実際はモデルの人がいるのでまぁそこはそうなのでしょう。
筆談もあるし、今だとスマホで字も出せるし、手話いるのかな、みたいなことも思いますが、こういう世界があるよ、という話としては満点だと思いました。
コメントする