「ドキュメンタリー風」ぼくが生きてる、ふたつの世界 Yosshyさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリー風
音無の映像で始まり、字幕が入り余り顔馴染みがない役者さん達で日常が綴られていくのはまるでドキュメンタリーだと思った。自然体の演技。台本があったのか?と思えるほどだ。元ヤクザの祖父の迫力ある演技でも芝居っぽくなく映った。子役が吉沢亮に何気に似てるところも良かった。作者や監督が見せてくれたのは母と息子。普通の母息子、とろうの母と息子。どちらにも幸と不幸がある。2人の外出先での会話を見てる内に泣けてきてしまった。本当に良いシーンだと思った。吉沢亮の自然体な手話で物語に集中も出来たと思う。観て良かったと思える1本だった。
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