「どの家にもいろんな事情があるよね。」ぼくが生きてる、ふたつの世界 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
どの家にもいろんな事情があるよね。
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両親ともに耳が不自由な家に生まれ、いつのまにか自然に2つの世界の通訳をしていた。幼い頃は感じていなかった事が、成長するに連れて人と違う、恥ずかしい,なんで自分だけが、と考え始める。
なかなか個性的な祖父母が同居していたこともあり、いつのまにかちょっと冷めた感じの大人になっていた。
そんな彼に父親がかける言葉がいい。
そして話が進んでいくうちに、そう言う特殊な事情もあるけれど、親を思う気持ち、子供が幸せになって欲しいという気持ちはみんな同じだと心に沁みて涙が出た。
彼が心に溜めていたことを言葉にし始めるのだ。
この映画の冒頭,全く音が消える時,まずはハッとする。これがこの人たちの世界なんだ。なんで静かなんだろう。最後の歌も涙した。
余談だが,大好きな吉沢亮くんの赤ん坊時代,子供時代ともによくこれほど似ていて瞳の美しい子を探してきたなぁと感動(笑)でした。
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