劇場公開日 2024年9月20日

「嗚咽」ぼくが生きてる、ふたつの世界 うんこたれぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0嗚咽

2024年9月21日
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鑑賞方法:映画館

昔から親子物に弱く、「北の国から 初恋」ではラストの泥のついたピン札で1時間泣き通し、昨年公開された「AfterSunアフターサン」では劇場でなかったら嗚咽していた

呉美保監督の約10年ぶりの新作は母子物

予告の段階でヤバい案件だと思っていたら、案の定、ラスト間際で涙腺崩壊、家で観てたら嗚咽していた

吉沢亮が石巻から上京後フラフラしながら、中途半端に二十代を過ごしている姿が当時の自分と被り…

田舎の母親から届いた手紙を無造作にしまうシーンや、電話に無愛想に応対するシーンなど、刺さりまくりですよ…

それで、最後のあのホームの吉沢亮の無音シーン

わかっちゃいるけど、思い出ポロポロ

男にとって、世界でただ一人の味方が母親ですからね…

色々当時の記憶を呼び起こされましたよ

母親役の忍足さん、好演でした

祖母役の烏丸せつこ、クレジット観るまで気づかず(ユースケ・サンタマリアも)

響きました…オワリ

うんこたれぞう