ふれる。のレビュー・感想・評価
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レビュアーの逆鱗にふれると削除する映画.com
2024年映画館鑑賞101作品目
10月20日(日)イオンシネマ新利府
ACチケット1400円
島で幼馴染の3人が上京し3人暮らしを始め2人の若い女性と出会う大人になりきれない大人の青春物語
監督は『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。(2015)』『空の青さを知る人よ』の長井龍雪
脚本は『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。(2015)』『暗黒女子』『惡の華』『空の青さを知る人よ』『泣きたい私は猫をかぶる』の岡田麿里
粗筋
島の伝説で神のように崇められている妖怪「ふれる」
家庭の事情が影響したか秋は子供の頃から喋るのがとても苦手で思いを伝えることができず悩んでいた
秋の願いが通じたか「ふれる」のおかげで喋らずとも触れることによってコミュニケーションが取れるようになり諒と優太と親友になった
中学高校とも3人は仲良しで上京後3人暮らしをするほどの仲だった
そもそも「ふれる」という存在は必要だったか疑問に思う
それは予告編の時点から既に感じていた
子供じゃなく彼らは大人じゃないか
某ポケットモンスターのようなハリネズミっぽい存在にキャラクタービジネスという商業主義を感じてしまう
「ふれる」という存在をペットとして同居することに意味をあまり感じない
「ふれる」から与えられた能力だけで充分
「ふれる」が島から出たらダメでしょ
それでも「ふれる」の体内やスタジアムの糸とかああいうアニメならではのファンタジックな表現の数々は好きでやはり「ふれる」の必要性は感じた
しかし「ふれる」の扱いに問題を感じたことに変わりはなかった
「ふれる」にお金の匂いを感じずにいられないが酒やアイスや都電などリアルな描写にもそれと同様の悪臭を感じた
「ふれる」はただ単に手と手を取り合ってテレパシーを送ることができる能力を得られるのではなくトラブルの元になる負の感情を取り払ってしまうことによって人々は仲良くなり一致団結をはからせるチカラがあるのだ
ネット社会の皮肉に感じた
映画.comの管理人の様なものがいわば「ふれる」のような存在といえよう
もちろんそんなものに頼っても一時的な気晴らしになる程度で根本的解決にはならない
試してみたがわりと安易に削除してしまうことに価格コムという企業に恐ろしさを感じた
人間味が全く感じられず機械の体を手に入れた未来人みたいな得体の知れないモノばかりが働いているんだろう
ブロックや削除とかを利用し少しでも居心地良い場所にしようとすればするほどネット依存になってしまう
そんな機能を乱用する人はネットで他人の意見を知るべきではない
某国会議員を批判しておいて同じことをやって恥ずかしくないのか
僕は比較的他人のレビューをあまり読まない
不快になる可能性が高いからだ
何も得るものがないといえばあまりにも極論だがそれに近い
映画鑑賞が趣味だが一石を投じる意味でこんな無駄なことを続けている
レビューがオタクやパヨクや女史やネトウヨの意見で埋め尽くされるのが見るに耐えられない
コタツ記事馬鹿ライターがそんな連中の意見ばかり取り上げるのも我慢できない
文章を書くのが苦手にも関わらずこれも趣味になってしまった
世の中にこんな意見もあるんだなと怒ることなく苦笑いしながらすぐに忘れてしまえる人は他人のレビューを読んでも良かろう
しかしそうじゃない人は絶対にやめとけ
損するだけだ
アニメが好きな若い人をターゲットにしてるのかもしれない
良い面もあるが星3でさえ難しい
おじさんから観ると作品全体が稚拙に感じた
声の配役
諒と優太の幼馴染ですぐにキレて手が出てしまうコミュ障だがなんとかBARの店員をやっている小野田秋に永瀬廉
秋の幼少期に瀬戸麻沙美
上司に毎日のように叱られるも船がないので島に戻り漁師を継ぐことも出来ず不動産屋で働く祖父江諒に坂東龍汰
諒に幼少期に田村陸心
服飾専門学校の学生で奈南に恋する眼鏡の井ノ原優太に前田拳太郎
優太の幼少期に豊崎愛生
優太の服飾専門学校の同級生で副担任のストーカー行為に悩みつつイケメンで背が高い秋に好意を寄せる浅川奈南に石見舞菜香
奈南の幼馴染で奈南とはタイプが違い派手なタイプで諒の彼女だが秋にも好意を寄せられる鴨沢樹里に白石晴香
秋たちの子供の頃の恩師で島の伝説の「ふれる」に詳しい脇田に皆川猿時
優太のクラスを担当する服飾専門学校の副担任だが奈南にストーカー行為をしていることがバレて休職中の島田公平に津田健次郎
奈南のバッグを奪い逃走するも秋に追い詰められ橋から転落し警察に逮捕されるも秋諒優太と奈南樹里が出会うきっかけを作ったひったくり犯に江口拓也
秋を雇っているBAR「とこしえの椅子」のマスターに小形満
BARの営業時間外に入店し秋の賄いを賞賛し静岡にオープンする新しい店のシェフとして秋をスカウトするマスターの知り合いの五木に大塚芳忠
夫と共にBARの営業時間外に入店し秋の賄いを賞賛する五木の妻に平野文
BARの女性客に茅野愛衣
BARの男性客に櫻井孝宏
優太の服飾専門学校の同級生に水瀬いのり
優太の服飾専門学校の同級生に内山昴輝
優太の服飾専門学校の同級生に若山詩音
心の声が聞けなくても本当は幸せ?
ブッダが一番説きたかったことは「友情」だと思っていますが、その「友情」の絆を作る神として「ふれる」は大活躍します。相手に対しての悪口や罵声が「ふれる」のフイルターを通した途端、愛と光に変わります。だからこそ人とのコミュニケーションが苦手だった秋(主人公)は、小学生から青年時代まで、2人の同級生と優しくて温かい友情を紡ぐことができました。しかし、人間は、創造と破壊という宇宙の流れに逆らうことはできません。そのファイルターの恩恵(常に上機嫌になる)を受けていた生活を一旦破壊して、次のステップに進まなければならないのは人間の常です。3人の同級生が手を繋げば、心の声を聞けるという魔法を、辛くても捨てるしかなかったのです。ここがこの作品の一番の背骨のような気がします。秋がそのことに気づいて、「ふれる」という神を一旦遠ざけてしまいます。しかし、いくつかの困難と誤解を乗り越えて、3人の熱い友情を再確認した時には、「ふれる」という神はワンランクアップします。そして、心の声が聞こえなくても、本当の友情と幸せを掴めるということを秋が悟った時、秋に寄り添ってくれた「ふれる」は棘のない可愛い相棒に変わるのです。人生は学びの旅だと思います。秋の清々しい成長をたどれたことは、人生の醍醐味をわずか2時間で味わえた気がして本当に感謝です。あと特筆することは「ふれる」のキャラクターがめちゃくちゃ可愛いことと、アニメ画像の美しさでしょうか。
追記 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」(監督の以前の作品)の感動が、ふたたび甦るようです。あとYOASOBIの歌詞も秀逸でした!
東京舞台のアニメ映画
なんだろう、東京を舞台にする事でリアルは増すのかもしれないけれど、全体として登場人物の描写が小さくまとまってしまっている感じがする。他の近年のアニメ映画全体にもそれを感じていたのだけれど、なんか新宿とか池袋とか渋谷とか描けば共感するやろ?的な。観てる方はもっと突き抜けたキャラクターがみたい。そもそも男子3人なんで揃って東京に来たのだろう?そんなことあるか?もう少し説明が欲しかった。
淡い恋心はとても宜しい(笑)でも…なんなんですか、誰も何にもならないこの生ぬるい展開は。
本人達がわからない出来事が起きて、観ている方はもっとわからない。
どうやらふれるのおかげで、ハッピーエンドを迎える事ができたようだが、モヤモヤの霞の中にボンヤリ薄日が差してるような気持ちになりました。
⭐︎3.6 / 5.0
10月20日(日) @映画館
ふれる。
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人と深く関わろうとしない人には意味不明なお話だろうなー😑「気持ち」は分からないからこそ「ふれる」勇気を持ちたいと思う
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#映画好きな人と繋がりたい
特に若い人に観て欲しいなと思いました
アニメ苦手で見ないが声優をしている永瀬廉くんの声が好きで 映画ドラえもん のび太と空の理想郷 のソーニャ役に続き2作目ということで観に行ってきました。俳優3人が声優で心配していましたが全く忘れて最後まで映画ふれるの世界観にのめり込んで観ていました。一度は観る価値があると思いました。生き方 考え方変わるかもしれません。
アニメーションの青春映画って必ず当たるね✨
こういう系のアニメ映画は久しぶりの鑑賞ってか今年初か❓(笑)、結構面白かったです😆。
秋の幼少期。
秋は喋る事が苦手(っというか本人は面倒くさいと思っていた)ですぐに手が出てしまうから友達がいなかった。
海が近い事もあり海岸で生き物を探していたら祠のような場所を見つけ、中に入ると不思議な生物「ふれる」を見つける。
「ふれる」を捕まえて学童のような場所に連れていき餌を探していたら「ふれる」を連れているのを見つけた諒と優太が興味を持って近づいて秋ともめていたら3人を包むように「ふれる」が巨大化し、気がつくと秋と諒と優太は互いにふれるだけで心の声が聞こえるようになる。
っと始まりはこんな感じでしたね。
物語は先が読めそうで読めないいい流れでしたね👍。
アニメーションも綺麗だったし、声も全然違和感なく鑑賞できました。
秋役の永瀬廉さんも隠キャが声からでもイメージ当てはまるぐらい永瀬さんとはわからないくらいキャラクターにあってました😄。
メインキャラの五角関係❓が想像とは違う結末やから残念な気分であまり腑に落ちなかったけど、ま〜これはこれかー💧。
女性キャラは昔なら樹里派やけど今なら奈南派だな☺️、奈南さんは優しいけど、その優しさは男からしたら(私なら)いらないような事もしてましたが…💧奈南の優しさなんですよね💧、いやー恋愛の方も話がもっと見たかったな(笑)。
男キャラなら秋ね😆やっぱなんとなく近いもの感じるのか(隠キャが(笑))親近感と応援はしたくなりました。
私も昔友達付き合い最初のころはムカつく事言われたらかるく相手の首閉めてたから💧。
良い作品
軒並み評価が高めなのも納得 映像も綺麗だし雨の表現は秀逸
しかしながら宣伝が足りない 映画館での予告で知ってたのとアニメも好きなので観たけど…じゃなかったら観られない作品かなぁ
ビジュアルだけで判断されたらBL系と思われるかも…
実際、客入りは悪いレベル
「CloverWorks」作品じゃなくてもよいのでは?と思ってしまった…これなら「その着せ替え人形は恋をする2期」を早く作ってほしいと思ったのが本音だわ
作品紹介で「あの花」のスタッフが作った的な説明も有ったけどあれほどの感動作品でもないので逆にハードル上がってマイナス効果も…
解りやすい
脚本の岡田磨里さんの去年の監督作が小難しかったので警戒しましたが、解りやすく良い映画になっていました。
よくできた寓話という感じでしょうか。
ふれる≒SNSみたいな感じかな(登場人物も言っていますが)。便利なものは人をダメにする、そんなことも感じました。
感動したとまでは言いませんが、楽しめました。
うまくまとめてはいたけど…
超平和バスターズに期待を膨らませて鑑賞
めんまを思い続ける皆んなの気持ち
あおいの恋に気づいた瞬間
いい描写だったなー心に来るかなー泣けるかなー
…もう少し細かく描写してもええんちゃう?
触れることで伝わる(いいことだけ)っていう設定に無理くりエピソードを載せてる感じがして感情移入が薄かった
なんでストーカーに?一緒に住んでてあんな変なサプライズ?女性二人の描写薄すぎない?男が惚れる(勘違い)だけじゃなくてその女性を描写せなギャップからの
おーそうなんやーなるほどー がないでしょうよ
言いたいこと言える聞けるようになってほんとの親友や!元からそうだったんやー! …うーむなんだかなー
でもふれるの異世界ファンタジーパートは気持ちよく
空飛ぶ描写とかのアクションはいい感じだった
期待が高すぎたのかな…
「ふれる」を介した友情の物語
離島で育ち東京に出て来た小野田秋、祖父江諒、井ノ原優太の3人はバイトに会社務めに専門学校にそれぞれ苦労しながら共同生活をしていた。
同郷の彼らには秘密があり「ふれる」という不思議な生き物の力で口に出さずとも互いに接触するだけで心の声が聞こえて、心が通じ合い大の仲良しになったのだった。
だが、ある出来事をきっかけに徐々に3人の関係が変わり始めて――
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『心が叫びたがっているんだ。』、『空の青さを知る人よ』のスタッフが制作した映画で、登場人物たちの細やかな心の動きの描写など随所にらしさが感じられます。
心の声が聞こえてしまう、というよくある設定も一ひねりされていて楽しめました。
主人公たちが大人になる中でのさまざまな心の成長も丁寧に描かれており青春映画としてもよくできています。
3人の友情の行く末を映画館で見届けていただきたい。
良き
ふれるの存在自体がSNSの警告であったり、コミュニティ不足など現代への警告の象徴のように見えてなかなか深かった。
他の方の意見で女性絡む要素が…と見たけど青春盛りのお話しすぎてもふれるの存在感がなくなって意味がなくなってしまう。ちょうど良い具合だったと思うが女性の設定はもう少し違ったほうが良かったかもしれない
ファンタジーと現代の要素をうまく取り入れてる映画とは思う
何も感じなかった方は話の盛り上がりが足りないと思っただけで物語の目線を変えて2回目みたほうが面白い映画であると思う
島では神でも都会では妖怪?外来種?
可もなく不可もなく、と評価したら下げ過ぎか?
申し訳ない、そんなに大して感動も共感も納得もしなかったです。
しかし風景や街、夜景、星空、家先や部屋の中、糸が散って火の粉のように舞ったシーンとかとにかく背景の描きがすごく丁寧でこれは高評価ですね。
冒頭の岩場の3D感は気合が入っている描きだと思いました。
でも脚本がイマイチかぁ?
仲良し男子3人組が女子2人をキッカケにギクシャク不仲に→でもやっぱ仲直り。
これってフレルが居ようが居まいがフツーにある話だろうよ。
女子2人も出会ったばかりの男子3人組の家に居候するかよ?事情があるにしても都合よすぎだろ?そんなだからストーキングされるのでは?とは思った。
今ひとつパンチなりスパイスなりが足りてないように思いました。
フレルはスマホやSNSとかAIみたいなものだと思う。便利で人との繋がりに貢献しているけど使い方を間違えたり暴走すると無茶苦茶な結果になっていく。
暴走して真っ白シロスケになっちまったよ
最後、三人が解散するならフレル、島に帰してやれよ
島では神様でも都会では妖怪になってしまうんやから。
良いんだけど、ちょっとキャラがみんな浅はかすぎるかな
それなりに楽しんだし、ウルっとくる部分もあったんだけど、キャラの行動がいちいち迂闊すぎるのがマイナスポイントかな。
雰囲気でキスしちゃったら、いきなりふたつ飛ばしで恋人になったと思い込んで名前入りプレート付きのケーキを用意して本人も呼んでパーティーしちゃう童貞しぐさが見ててキツかった。
女の子も女の子で、ストーカーから嫌がらせ受けてる状態で男が3人も住んでる家に同居しちゃうし、キスもきちんと拒絶しないので話がこじれたわけで。まぁ、彼女に関しては、秋が好きだった理由も「顔と身長」だったので、元からそういうノリで人を好きになってしまう迂闊さがあったようだけど…。
全体的にキャラの考えが浅はかなのですが、本作の本題は今まで「ふれる」の力でつながっていた友情を、力なしでつなぎなおすことにあるので、浅はかな若者から少し成長して離れていても友情を維持できる自立した大人になったという点では、しかるべきなのかな、という気がします。
とはいえ、「ふれる」の能力なしでもこの話は成立した気がするので、どうせならもう少し「お互いの心が読める」からこその展開があれば良かったなー、と思いました。
ふれないで
どうやら興行収入的に伸び悩んでいるらしく、「きみの色」に引き続き、オリジナル脚本のアニメ映画は厳しい状況下にあることを知らしめるような結果に。評判も平均以下だったから、覚悟はしていたけど...うん。これはふれられないのも納得の作品。
あまりにインパクトが無く、記憶に残らないストーリー。悪くは無いんだけど、あまりに平凡すぎるかな、優しすぎるかな。互いの心を紡ぐ役割を果たす〈ふれる〉の扱い方も微妙。下半期になって日本のアニメ映画があまりに不調。ここで一発決めてくれると、少しばかり期待してたんだけどな...。好みはあるかもだけど、作り込みが甘いよ、岡田麿里さん。
〈ふれる〉を通して繋がった男3人の共同生活。身体のどこかが触れたら相手の心の中がわかるという設定のため、ボディタッチ多めで距離も近い。ほんの少しBLぽい。全然その方向性で良かったと思うし、むしろ岡田麿里ぽくて面白かった。
だけど、ちっとも好きになれない女性キャラの乱入によりBL要素は薄まり、色々とぐっちゃぐちゃに。関係性を壊すのが結局女て、あまりにも普通すぎるしつまらない。せっかくのこの作品ならではが消えてる。序盤から無理のある展開で、かなり居心地が悪い。そうはならんやろって言うか、そうはしないだろって言うか...。しかもそんなんで解決するってヤバすぎるし...。取ってつけてるって言われても仕方ないよこれは。
あと説明が説明口調過ぎて気持ち悪い。こんなわざとらしいことある?なんでもっとさりげなく話せないの?急にベラベラ喋りだして違和感でしかない。そもそも、セリフが全般的にわざとらしく、いまセリフ話してますよ感があって結構きつい。俳優声優は悪くなかったものの、セリフそのものが自然じゃないため、頭に言葉が入ってこなかった。
主要キャラは誰も好きになれなかったけど、マスターと島の先生はいいキャラしてた。やっぱり、むりに恋愛要素入れなくても良かったんじゃない?十分ポテンシャルあったと思うけど。
アニメーションのフィクションとリアリティのバランスは今回も良かった。岡田麿里の世界観がしっかり表現されている。畳の色と同化しているのはもったいないけど、ふれるのビジュアルもなかなか良かった。ふれる、なのにふれられない。トゲトゲなハリネズミってのはナイスアイデア🦔
何も決して悪い作品じゃない。普遍的だけど無難なところに落ち着くし、言っちゃえば斬新さがないからあーはいはいこの展開ねって感じなんだけど、この作品を通して伝えたかったことはちゃんと見えて、個人的には「アリスとテレスのまぼろし工場」より楽しめた。
ただ、せっかくいいアイデア思いついたんだから、そこはもっとガッツリ作品に反映させて欲しかったし、あるあるな感じで終わるよりも、もっと強いメッセージを感じるような終わり方であって欲しかった。叩けば光るような要素が沢山あったからこそ、フワッとしたものになったのは勿体ないし、ガッカリ感は否めなかった。
興行的には苦戦を強いられるだろうけど、今後ともオリジナル脚本のアニメ映画は見ていきたいし、楽しみにしている。岡田麿里ならまだまだ行ける!ここは一先ず、次回作に期待ということで👍 だけど、もう4DX上映はしなくてよろしい!まさかの貸切だったぞ!
すごく評価高くてびっくり
監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀
アニメファンには安定のスタッフですね。
過去作は個人的にはどれも悪くはないけど
まあそれなりにアニメとしての質はいいね、くらいの印象です。
なので本作はスルーかなと思っていたのですが
ここでの評価が過去一なので、今回はやってくれるかと思い鑑賞。
結果はまったくはまらなかった。
少ない登場人物なのに
それぞれのキャラクターが魅力的に描けていない。
登場人物はそれぞれ個性があってこそ
物語に深みが出てくると思います。
もちろん嫌な奴も、いい奴もいていいのですが
一人も好感が持てて、感情移入できる人物がいない。
劇中起きるエピソードも規模が小さく、唐突な感じがする。
それで起きる演出が派手でバランスが合っていない。
みんなで大切にしている謎の生物?「ふれる」も魅力がない
こういう生物って、観てて癒やされるはずなのですが
キャラクターでなくほぼ小道具。
たびたび顔のアップで瞳の演技がありますが何も伝わってこない。
あと、最近の劇場アニメにしては作画レベルが低い。
個人的には配信用のアニメくらいの価値です。
見終わったあと、大切な人や友達に会いたくなる
信じていた友情に、ある日亀裂が入り、歯車が狂い始める……
大切な人だからこそ、思いを言葉で伝えることが大事、ということを感じさせられて、
普段言いたいことを飲み込んでしまう私にはとても刺さる内容でした。
主演声優陣は俳優さんでしたが、それを感じさせないくらい演技が上手くて没入できました。
yoasobiの主題歌も効いていてウルっと来ました。
ただ、女の子2人の絡みどころと関係性はちょっと疑問が残り、3.5にしました。
時間も限られているので仕方がないと思いますが、同性ながら2人の態度にモヤっとしました。ネタバレになるので詳細は控えますが、中途半端な絡み方だったので、出すならもっと上手い使い方があるような?
「ふれる」という神サマ?の力を借りて親友になった若者たちの生きる姿を描いた作品です。本当に大切な事は自分の口で伝えるのが良いのかもしれません。
長井龍雪監督、岡田麿里脚本の作品です。ふむ。
長井龍雪作品は「空の青さを知る人よ」以来
岡田麿里作品は「アリスとテレスの-」以来です。
それ以前の作品も(秩父三部作など)観てはいるので
この作品も観ておこうかなというわけで鑑賞です。
鑑賞開始。
舞台はとある島。八丈島…とかなのか?
島に昔から住む小学生男子が二人。祖父江諒と井ノ原優太。
外からやってきた転校生男子が一人。小野田秋。
口下手で直ぐに手が出てしまう性格のため馴染めずにいる秋の
面倒をみてくれと、先生に頼まれる島の子二人。
だが、なかなか上手くいかない…。
ぞんな折、秋が海岸にある祠(?)を見つける。
石の壁を崩して中に入ってしまう秋。
そこで出会ったのが「ふれる」だった。
「ふれる」は島の伝説にも登場する神?物の怪? らしい。
「ふれる」には言い伝え通り不思議な力があった。
ふれるに触ると「ふれる」を通して繋がりができ、相手の考えが
分かるようになるのだ。
相手の考えがすぐに分かるようになった三人、急速に親密さが
上がっていく。中学校に上がっても、高校に進んでも。
二十歳の現在、三人は島を出て東京で暮らしている。
古い一軒家を共同で借りている。シェアハウスだ。
そこには島から連れ出してきた「ふれる」も居た。(いいのか?)
小野田秋はバーでアルバイト。
祖父江諒は不動産屋に就職し営業。
井ノ原優太は服飾専門学校の生徒。
三人の進路は違ったが、ふれるのおかげで生活は順調だった。
そんな折、秋の働くバーの近くで事件が起きる。
若い女性からバッグを引ったくり逃げ去ろうとする男。
たまたま店の外にいた秋、犯人を追いかける。
走る。速…くは無いが頑張る・-・;
追いつき、もみ合った末に取り戻すことに成功。
バッグの持ち主とその友人、二人の女性と知り合う。
奈南。バッグの持ち主。ストーカー被害にあっている。
樹里。友人。ストーカーに悩む奈南のことが心配…
この女性二人との出会いが、男性三名の良好な関係に変化を
もたらすことになる。
それぞれが思っていることが相手にちゃんと伝わっている限り
深刻な問題など起きない と思っていたのだが…。
さあどうなる?五人の未来は?
そして「ふれる」の隠れた力とは?
と、話は続きます。
◇
えー。
心に思ったこと。頭に浮かんだこと。
その中から選んだモノを言葉にすること。
人がフツウにやっているコトだとは思います。
ただ、簡単な事に見えて、実はそう簡単でもないという。
言葉が足らない人。
無口な人。静かな人。
しゃべりすぎな人。
すぐに手が出る人(…これは嫌)
誤解を招いたり
不信を抱かせたり
何を言ってるのか分からないヤツと思われたり…
そういった、人との意思疎通で困った事が起きないようにと
「ふれる」は仲立ちしてくれているのだそうです。
そんな「ふれる」のいる生活を描いたお話なのに。なのにです。
うーん。
この作品の登場人物の会話がかみ合わない。
そんな印象が、最後まで拭えませんでした。・_・;
” なぜ 今のセリフに対してそのセリフ? ”
そんな風に感じた場面が、あちらこちらにありました。
男女五人の間の、
” 誰が誰に好意を寄せているか ”
というベクトル(矢印)も、ストーリー上予想できた方向とは
別の相手に向いていて「えっ そうなの?」となることが しばしば。
そのため、登場人物への共感という点では、ほとんどの登場人物
に共感できないという、なんだかとても悲しい結果に終わって
しまった感じがしています。T_T …しくしく
その後、もやもやした感じのまま鑑賞終了。
うーん。
※途中居眠りした記憶もないので、大事な場面を見落したとかも
無いと思うのですが…。
◇あれこれ
■白いモコモコ
針ネズミが最後にケサランパサランに変身。
黒くなったらまっくろクロスケになりますね。ススワタリ?
■ふれる様
生き物なのか神様なのか。はて。
そもそも、島から連れ出されて問題なかったのでしょうか?
余りにもあっさりと本土(東京)に来ていたような…
■「ふれる」 とは「さとる」みたいなもの?
” さとるのおオバケ ” というのが世の中にいるそうです。(何処?)
「さとる」には、こちらの考えたコトが分かってしまうのです。
そして、こちらが口にする前に先に言われてしまう。
# お前、今 こう思っただろう?
# なんか気味が悪いヤツ と思ったな?
「ふれる」は触ったみんなを ” さとる ” にするのでしょうか。
考えが周りに丸分かりになるのって、そんなに良いモノかなぁ…
思っても隠しておきたいコトってある気がするのですが… ・_・;
◇最後に(鑑賞後思ったコト)
鑑賞後にしばらく考えて辿り着いた事なのですが、この作品は
「ふれる」の糸に触れながら鑑賞しないと、登場人物の心理や
行動の理由が理解できない仕様なのかもしれません。・_・;;;;;
私の鑑賞したシアターには「ふれる」は居ませんでした。なので
色々なコトを頑張って理解しようとしたのですが、伝わってくる
ものが「なぜそうなる?」と思ってしまう場面等がとても多く、
帆殆どの登場人物に感情移入が出来ないまま終わってしまった…
そんな感じがしています。…うーむ。
◇最後に(だそく)
さらに考えました。
脚本が岡田麿里さんですから。そんな簡単に皆が理解できるお話を
書くだろうか? いや 書かないハズ。…・∨・
あ。そうか
「ふれる」がいないフツウの人達からすれば、あの男3人と女2人
の行動や言動が何を考えてのモノかなんて、分からなくて当然。
彼らの世界には、言葉足らずを補ってくれる「ふれる」がいるから
くどくどとセリフにする必要なんかないということか。@_@
悔しかったら「ふれる」を見つけて糸に触ってご覧あそばせ。
そういうことか。なるほど。納得です。 (←きっと違う・^・)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
ふれた
ダイジェスト的に展開早いなとは思ったけど
いつしか没頭してました。
色々察しはつくところもあり、
驚きは少なかったかもですが、
なんか心動かされました。
良かったです。
やっぱり直接伝えることは大切。
全263件中、21~40件目を表示