「こねくり回された感じ」ふれる。 Kojiさんの映画レビュー(感想・評価)
こねくり回された感じ
描きたいことは分かるんだけど、なんかこねくり回されてつまらないんだよなあ・・・男子3人の変わらない友情は美しいもんだろうけど、そりゃみんな進路や付き合う異性など、どんどん違ってきて、結局小学生の頃の友情なんて消えるもんよ。
それがトントン進んで、大人になって一緒に住むところが物語のスタートになっている時点で、もう作り物感がすごいんだよねえ。気持ち悪いっていうか。ここで感情移入が途切れる。つまり、冒頭からついていけない人が出てくる。
もちろんそれが「ふれる」の力なんだとしても、もう冒頭からタネのわかった手品を見せられているみたいなもんで、ここもイマイチ。その後、ちょこちょこ能力の設定付け足されてもなあ・・・
ストーカーも、女性二人も結局こねくり回すための道具に見えるし、、、最後の糸のところになってきたら、もう物語自体どうでもいいって感じ。
あっちにフラフラ、こっちにフラフラ、ぐるぐるぐる、、、厨二病みたいな脚本はもうお腹いっぱいかな。
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