「東京舞台のアニメ映画」ふれる。 王sadaoさんの映画レビュー(感想・評価)
東京舞台のアニメ映画
なんだろう、東京を舞台にする事でリアルは増すのかもしれないけれど、全体として登場人物の描写が小さくまとまってしまっている感じがする。他の近年のアニメ映画全体にもそれを感じていたのだけれど、なんか新宿とか池袋とか渋谷とか描けば共感するやろ?的な。観てる方はもっと突き抜けたキャラクターがみたい。そもそも男子3人なんで揃って東京に来たのだろう?そんなことあるか?もう少し説明が欲しかった。
淡い恋心はとても宜しい(笑)でも…なんなんですか、誰も何にもならないこの生ぬるい展開は。
本人達がわからない出来事が起きて、観ている方はもっとわからない。
どうやらふれるのおかげで、ハッピーエンドを迎える事ができたようだが、モヤモヤの霞の中にボンヤリ薄日が差してるような気持ちになりました。
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