「ふれるに私もふれて頭の中の感想を言葉にして欲しい」ふれる。 su-zuさんの映画レビュー(感想・評価)
ふれるに私もふれて頭の中の感想を言葉にして欲しい
「あの花」を見たときに、感想なんて思い浮かばなくて、込み上げる思いだけで泣いてしまった、ので……今回もそれをまた体験できればなぁと思い、ワクワクしながら席に着いたんですけれど、なんだろう?このモヤモヤは。
年をとりすぎて、もう、青春のドキドキ感が遠ざかってしまったのかなぁ、何も感じなかった、というのが正直な感想です。
取ってつけた感、絵に描いたような感、ご都合主義感で、ワクワク楽しみたいのに、残念感しか残らないような。でも、もしかしたら、心の中では言葉に表せないほど感動しているのかも、私は感動しているんだよね、ふれるー。
アキが海にカニを捕りに行くところで、ふれると出会うんですが、カニの絵がどうみても、サワガニっぽい。
海にいるならば、ベンケイガニか、イソガニか、イワガニ、絵の感じでいうと、クモガニが一番近い感じなんだけど、色はサワガニっぽいんだよなぁ。海にはいないのに。
私はサワガニが好きなので、海にはいないのに、って思ってしまったことが、最初からおや?ってフィルターがかかってしまったのかも。違うか。
ふれるは、動物でなくて妖精みたいな存在だとは思うけれど、主人公がずっと一緒にいたいって願うんですよね。
ペットを飼って、家族同然に過ごした人なら分かるとは思うんだけど、動物はたいてい飼い主よりも先に死んでしまう。
ふれるは動物じゃないから、飼い主がいなくなっても生きていけるだろうけど。
私が一緒に過ごしたハリネズミも、ふれるくらい長生きしてくれたらなぁと、思った場面は、うるっときました。ハリネズミのことを思い出したからなんだけれども。
もやもやしながら、エンドロールを見て、あぁって納得しました。
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