「ファンタジー×日常生活」ふれる。 カツラギさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジー×日常生活
ふれるという不思議な生き物
主人公の秋が小学生の時に友達になりたい同級生の諒と優太にこのふれるを介して友達になり、3人はふれるの相手の心が伝わる能力(嫌な気持ちや悪口などはフィルターがかかり取り除かれる)によって特に秋が口べたなのを補い生きていき、大人になった。
そしてふれるを連れて3人で東京に島から出て来て共同生活をしていて、事件がおきる。
まぁ、人間は人の嫌な気持ちや悪口などをいかにフィルターをかけるか、かけないかで処理していて生きてゆくもの。それを理解する話ですね。
最後にふれるはフィルターに溜まったものをトゲから糸にして暴走してしまうけど、秋が口べたな自分を助けてくれたふれるを抑えてエンド。
そしてふれるは初期化して子供ふれるになって3人はふれるなしでお互いを理解する様になり、それぞれの生活を独立して始める。
良い話だけど感動は少ない。やっぱり男性3人で女性が間に入って来るといろんな気持ちが湧いて来る。これは普通の人にも当てはまること。何も3人だからいさかいやすれ違いが起きじゃなく、世の中あちこちで起きていること。そこに大きな感動は得られません。
ふれるはそこにフィルターをかけて3人を優しく見守っているけど、続けていると最後に暴走して困らせる存在(嫌な気持ちを針と糸に変換して最後は暴走する)になっていた。それを秋がふれるを理解してやり、解決するのたが2時間弱にはいろんなイベントをカットしてあり尺が足りないと思った。
公開3日目の日曜夕方の回で観客2人。帰り際に
ネットに予約情報を確認すると夜の回は1人しかおらず、イオンのモール内にある利点で日曜はいつも満員寸前まで客がいてロードショーをやるのにこの客の入りでは虚しい。