「綺麗だったがもひとつ。読心術ハリネズミ・スパイダ-マンってとこかな。」ふれる。 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
綺麗だったがもひとつ。読心術ハリネズミ・スパイダ-マンってとこかな。
やっと秋本番?良い感じの季節になってきたよネ。(*´ω`*)
でも予想じゃ11月入るとメッチャ寒くなるらしい。
短秋らしいよ。いやや~ でもどうせ劇場しか行かんし
寒くても暑くても年中変わらないけども。
そんな中、今日は「ふれる。」観に行った。
なんか前から 大作扱い? ”ふれる。”って声揃って
張り上げてたから 楽しいのかと思ってたのだが。
ピ-ク時間帯なのに 場内、お客様は少なかった。
それで大体予期してしまうのだけど、大体その通りの展開で。
この作品は見る人を選びますね。多分。
コミュ障の方にはハマるのかも。自分は全くそのタイプでは無いし
むしろ知らない人の方が遥かに話しやすい方なので
主人公への感情移入はあまり出来なかったですかね。
人との人との繋がり、以心伝心を指からでる白線で表していて
まぁ 表現としてそのまんま。手を触れて意識会話もそのまんま。
これアニメでしょ。もうちょっと考えないとと思った次第。
ふれるだし、触れて振れて降れてもっと想像を膨らませ欲しかったかな。
絵は綺麗だったけど、序盤から中盤までが作品的に安全圏だけど
刺激が弱い感じな展開。終盤は再思考したのでしょうね、表現の好き嫌い出そうだけどコレはコレで良いのではと感じました。
監督:長井龍雪氏
脚本:岡田麿里氏
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小野田 秋(バーでアルバイト):永瀬廉さん
祖父江 諒(不動産会社に勤務):坂東龍汰さん
井ノ原 優太(服飾専門学校生):前田拳太郎さん
鴨沢 樹里(奈南の旧友) :白石晴香さん
浅川 奈南(元服飾専門学生) :石見舞菜香さん
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(ココ良かった~点)
・何と言っても 秋のバーで”優太&奈南”名前のケーキでサプライズした所。
あの場面、5人が初めて本音を口にして 一斉に関係が険悪に。
空気読めない男達。彼等を利用してきてツケが回った彼女達。
本音で語る所が無かったら、この作品は多分死んでいたと思います。
だから それを克服するお互いを理解する思い(心)が生まれるのでしょう。
見せかけでは無くてね。
映画「聲の形」でも同じ様な場面が出てきます。
最初はバラバラ、そして見せかけ的に一緒に仲良くなっている様で、
実は仮面をつけてた。本音で相手にぶつかって言う事は 心を傷つける事でもあるが嘘偽りなく言う事と、何故言ったのか、言われたのか、なぜそう思ったのか、それをどう克服し、どう思いやるか(理解)だと思うのです。
・誰が誰を好きに成って行くか。そもそも訳け有ってシェアハウスで暮らす5人の話だけど、結局バラバラに。結ばれそうで ”無理~”な展開。
総じて シェアハウスで相手を見つけるのは止めた方が良いって所は露呈したかな。心の内は誰にも見えない・・・そう思う。
(感じた事)
・コミュ障でバーのバイト? 普通は無理と思うけどな。(理想出しすぎ)
・口より直ぐ手? はぁ?暴力人間には思えないが幼稚な気質設定が疑問。
・諒が一番人として成長出来てると思ったわ。良いぞ!頑張れと思う。
・家の中まで来るスト-カ、マジキモイと思う。
・指先から糸が、掌から糸出たら蜘蛛男。全然違うけどw、ハリネズミの表現もペット犬みたいだし。実態は必須かな? 霊的な者でも良いんじゃ?と思う。
・『心が叫びたがってるんだ。』手掛けた方たちなのね、テイストがそうだと思ったわ。
ご興味ある方は
劇場へどうぞ!