「恋愛要素は中途半端」ふれる。 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛要素は中途半端
「ふれる」という不思議な生き物によって
思考がお互いにわかるようになった男子3人組のアニメ映画
『アリスとテレス』と違って主役が少年少女じゃないし
友情が恋愛関係がきっかけでややこしくなるので、大衆向けとは思えない
ジャニオタ狙いにしてもハードルは高めだと思う
「ふれる」はマスコットキャラっぽく動きはかわいい
ただし、最後のほうにならないとストーリーにあまり関わらない
そして、「ふれる」の力で心を通わせれるが「ふれる」自体は何を考えているかわからないのが対照的
男子3人組だが
それぞれ仕事をしたり、学校にいったりしているが
基本的にバーでアルバイトをしている秋が主役に見える
それぞれ事情があるように思うが、ほかの二人は掘り下げがあまりない
バーにきた老夫婦はエライ人らしいが、ちょっと強引に思えた
少年のときの場面は短く基本的に東京で上京したあと場面が多い
そこで女の子のためにひったくりを捕まえたことがきっかけで
女の子はストーカーに狙われているらしく
女の子二人とも共同生活をするようになるが
そこで恋愛感情もでてきて3人がギクシャクしてしまう
そして「ふれる」の能力はネガティブの感情だけを伝えないようにしていたことがわかると友情が壊れかける
「ふれる」が暴走をしてからの精神世界(?)では怒涛の展開
3人がまたまた友情を確かめて最後に「ふれる」を解放して終わるが
結局、精神世界はなんだったのかよくわからないまま終わってしまう
恋愛にも中途半端な感じがする結局カップルは一組だけなのかな?
登場人物では女の子のほうがクセが強い性格をしていると思った
イマドキの女の子はあんななのかは知らん
ストーカーの正体は優太の教師で
ふれるが暴走したあたりで警察に捕まっていた
警察に心の声が駄々洩れだったのだろうか?