「人間関係を振り返り、コミュニケーションの在り方を考える作品」ふれる。 ピーチさんの映画レビュー(感想・評価)
人間関係を振り返り、コミュニケーションの在り方を考える作品
あの花、ここさけ、空青シリーズの最新作で名作クリエーターの方々に注目していて、友人、家族、1人で何度も鑑賞しました。観る度に、視点を変えて観たり、美しいアニメーションに感動し、YOASOBIの「モノトーン」も映画に寄り添い透明感ある歌声と曲が好みで心地よかったです。
ストーリーは、人との距離感の大切さや「親友とは何か」を問いかけられました。又、SNSを活用する頻度が多い現在、自分の言葉で伝えることの大切さ、本音と建前などコミュニケーションの在り方を考えさせられました。
不思議な生き物「ふれる」の存在は、言葉は発せないけど、本当は伝えたいことを"ふれる"なりに必死に伝えていて、人との繋がりの本質の部分を教えてくれていたのかなと思いました。可愛らしかくて愛おしかったです。
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』でソーニャ役で声優初挑戦でした永瀬廉さんの声優も感動していましたので注目して観ました。秋の複雑な感情の声色の変化、息遣い、話す言葉の調子の上げ下げする抑揚がリアリティーあって上手でした。坂東さんや前田さんも初挑戦とは思えない程、役にあって素敵でした。他にも豪華声優陣さんの声の演技が素晴らしかったです。この作品に携わった方々、声優の方々の作品は今後も注目して観てみたいです。
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