インサイド・ヘッド2のレビュー・感想・評価
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自分らしさを見つめ直す作品
思春期ならではの“あるある”が詰まっていて共感出来るシーンがたくさんあります。
良い人にならなければという呪縛から解き放たれ、人間の奥底の悪い部分も含めて全て自分らしさなのだと認める方が出来る作品です。
この作品は大人が見た方が感動する作品だと思います。
感情に振り回されたくない。 感情を意識的にコントロールし 自分の望...
感情に振り回されたくない。
感情を意識的にコントロールし
自分の望む感情を作り出すことは
自己管理において重要
映画はつまらなかった。。。^_^💦
思春期?ライリー
1作目から9年を経てパート2が完成しました。
やや低年層にも許容できる内容になったような気がしますが感情の擬人化による表現は相変わらず的確な作品に仕上がっていました。竹内結子さんのヨロコビでないのが残念😢でした。
1作目のエンディングに思春期のボタン🔘が既に描かれていたことが驚きでした‼️
是非映画館で🎦
93
「感情たち」は「親心」のメタファーなんだな
ピクサーの1作目、「トイ・ストーリー」は今見ても名作・傑作なのだが、あのストーリーは、生まれた弟・妹に親を「取られた」兄・妹の話である。
本作(前作もだが)「感情たち」は「親心」のメタファーである。
(かなりデフォルメというか「極端」に描かれているが)
「楽しめるように」とか「危険がないように」とか「ツラい思いをしないように」とか考えちゃうんだよね。
なので、感情たちの誰しもに感情移入できちゃうし、「あるある〜」「こーゆー恥ずかしいこと経験ある」とか思いながら見てしまう。
(そういう意味では、昔の恥ずかしさを追体験させられるキツイ映画でもある)
10代の立場で見るのと、親になって見るのと、違った作品になると思う。
10代に戻って見ることができれば〜と思ってしまう。
なんぼでもできる
この手の擬人化モノは数あれど、設定、完成度の高さは申し分なし。
新たな性格も増え、説得力も増し増し。
主人公はまだ14歳ですか。
今後の成長にあわせて3、4?くらいまではひっぱれそう。
前作の興収を大きく越えそうとのことだが、思い切ってホッケーキャンプの短期間をピンポイントで切り取り扱ったのが勝因と思った。
それにしても劇場には未就学児も含めたお子様も結構いたが、どのくらい理解出来てるんだろうか。
大きなお世話だけど。
ミニオンもそうだけど、もうちょい字幕版上映館も増やしてほしい。
エグザイティー
喜びちゃんはJoyちゃんですね。なんだか吹き替えしかやってなくて、フォールガイに続き吹き替えで見たのですが…心配ちゃんが多部未華子ちゃんで上手かったです。悲しみさんは大竹しのぶさんですか…ノーコメント。
前回見たいのでディズニープラス入るかもです
感情の波が押し寄せる
ようやく見れた。
つい最近見て大ハマりした「インサイド・ヘッド」の続編。世界中で特大ヒットし、日本でも高評価の嵐。あまりにハードルが高かったけど、こんだけ大成功を収めているだけのことはあった。
誰しもが体験し、頭の中で想像していたことを完璧に映像化。これをアニメーションに起こすって、ピクサー本当にすごい。考えついても出来ないよ。感情の波が押し寄せるとか、アイデアの嵐が起きるとか、多彩なアニメーション技術と表現力に感嘆してしまう。続編だなんて、わざわざ作らなくても...とか心のどこかで思ってたけど、これは素晴らしい。数多くある“2”の中でもトップクラスでいいんじゃない?「長ぐつをはいた猫と9つの命」に並ぶね。
前作は引越しがきっかけで起きる心の変化を描いていたが、本作はアイスホッケーのキャンプで起きる思春期特有の変化を描いており、スケールが小さくなったというか、前作よりも細かいところにスポットを当てていた印象。
正直なところ、1と2、どっちが好きかと言われたら1の方が好きなんだけど、描写が細かいことで5から9と感情の数が増えたにもかかわらず、ひとつひとつにしっかりと活躍する場面があり、見応えという点においては大幅にパワーアップしている。ただ、ライリーの目に映る光景はほぼ動きがなく、基本はずっとアイスホッケーで絵変わりがしないため、映像的な面では物足りなくも感じる。
しかし、今回のライリーの年頃は、自分自身記憶に深く刻まれている時期であるためか、思春期特有の言葉や行動が胸にグッサグサ刺さりまくり。それと同時に、あなたはこうして成長したんだと、あの頃があるから今があるのだと、一緒に寄り添って前向きにさせてくれるラストだったのもすごく良かった。
子どもはアドベンチャーものとしてワクワクウキウキして、大人はこれまでを思い返して物思いに浸る。ピクサーらしく、非の打ち所のない物語展開。音楽の趣味を周りと合わせるとか、すっげぇわかる...。
今年1番あっという間だった。メッセージやテーマとしてはかなり鋭く、じっくりと深く考えさせられながらも、見たあとは幸福感で心がいっぱいになる。前作はカナシミを演じた大竹しのぶに、今回はシンパイを演じた多部未華子に驚かされた。言われないと分からんて。カナシミもシンパイも、負の感情だけど生きていく上でとても大切なこと。でも、ヨロコビを忘れないで。続編も楽しみです☺️
あと一言だけ。
ピクサー映画で最後まで見らずに席を立っちゃう人、なに?ピクサーランプのライトがパチッと消えるところまでが最高じゃん。劇場ならではの良さ。みんな、最後まで見ようね。
ピクサーはやっぱり
トイストーリーしか勝たん。娘に付き合って鑑賞。二年生の娘にはよく分からなかったよう。設定が良くできてる。よく考えられてる。同じ感情が他の人の頭の中にもあって、同じ感情なんだけど人格に合わせてまた違う。思春期のメインの感情は 心配 なんだろうか。しかし多部未華子のうまさに脱帽しました。
喜びも悲しみも幾歳月
アイスホッケーのキャンプという現実世界では些細なエピソードを、感情の葛藤をファンタジー化して90分にふくらませて描く。
個々の感情を擬人化して独立して描くので、ライリーが自主的に判断して行動しているのではなく、別人格によって他動的に操られているようにしか見えない。さながら「イブの九つの顔」とでも言うように。何ならヨロコビも心配しているし、カナシミも喜んだりしているので、キャラクターの位置づけが不明確だ。さらに脳内世界の設定や現実世界への反映のシステムがすんなりとは呑み込めないので、いろんなことが次々に起こるが、途中で置いてけぼりにされた感が強かった。
アイスホッケーの試合の場面も中途半端で、「スラップ・ショット」の方が、よっぽどわかりやすかったな。
よくできたストーリー。子育てをした親なら、さらに深く楽しめる。
純粋無垢な子供だった主人公ライリーが成長する体験を、わかりやすく解説しながら、見事なエンタテーメントに仕立てていて、さすが。クライマックスのヨロコビが操作パネルに“呼ばれて”行くシーンは、本当に良かったなあと感じた。ラストのダリィが「ここは俺が」と操作して締めるオチは、思春期あるあるで、笑えた。
失敗などの、思い出したくないことをなかったことにして、「私はいい子」というライリーのこころができていくという設定は、『小さい子供の時はそれで良いけど・・』という話の展開になり、なるほどと思った。なかったことにせず、それを含めて本当のライリーのこころを作るというのは、何だか人生訓のようだけど、その通りと思う。
頭の中の感情たちの中で、ヨロコビがリーダー格で、率先して行動を起こす。確かにいろいろなモチベーションの中心にはヨロコビ(Joy)を求める気持ちがあるので、「そうだよなあ」と思った。ライリーが寝ようとベッドに入った時に、ヨロコビがネガティブな考えが浮かんでくるのを止めさせて、ポジティブな夢をライリーに送る場面は、「そうだ。ヨロコビがんばれ!」と思った。
カナシミとハズカシも、この映画ではけっこう活躍していて、感情もバランスが大事だねと感心した。
新しい感情のシンパイは、子供にはない「こざかしい大人の計算」という印象。英語ではAnxietyと表現されていて「心配」という意味もあるけど、「気遣い」とか、「~したいという気持ち」という意味もあり、日本語の心配よりもう少し広い範囲の感情らしい。
ライリーが友達に冷たくしたのに、その友達やさしさに救われる場面は胸が熱くなった。そういう友達をつくったライリー自身の積み重ねがあったのだろうと思う。
ライリーが小さいころに好きだったモノがピンチで活躍する。この場面も誰もが思い当たるモノがあるので、心に響く。
映画館には、小学生の子供と親というグループも多かった。でも、小学生の子供には新しい感情たちを理解するのは難しいので、面白くなかったということになりそう。
そうなったとしても、親としては「今の無垢な子供との時間を大切にしよう」と考えると良いのではないか。そして、その子が大きくなった時にもう一度見て、今回の鑑賞をナツカシむのが良いと思う。
アツイノキチィ
9年前の1作目では、感情を擬人化して心理学や脳科学の知見をエンタメのアニメにするという圧倒的な構想に震えた。そこから主人公が成長して新たに芽生えた感情の新キャラが…という今回の展開は、ま、そうなるよねという感ありで前作のような驚きはなく…。そもそも日々さまざまな感情に揺さぶられる思春期のライリーに対して、おっさんのこっちは歳を重ねるごとに感受性を失ってってるわけで、鑑賞対象として無理があるのかも(爆)。
とはいえ、13歳の子どもの気持ちを親目線から想像するとつい落涙してしまったし、なによりピクサーのアニメ技術のすさまじさに相変わらず感動。アニメ内アニメやゲームのキャラの異なる描画の混在ぶりは今となっては既視感があれど、キュキュッと動く瞳や微っ妙な表情の表現力がすごすぎる。
米本国では大ヒットということなので、この先さらに続編も創られそうだが、パート10あたりでばあさんになったライリーの感情を表現した作品が観たいもの(先すぎ)。
本当に感動しました
本当に面白い映画でした。
私はインサイドヘッドをとても楽しみにしていて、もう一度インサイドヘッド1を見てから2を見ました。
そしたら1よりめちゃくちゃ共感できる場所が増えていて、面白さ、感動を映画館で生で味わうことが出来て、非常に満足しています。
親と見に行って、2人で涙ポロポロ流していました笑
感受性の豊かな方や、優しい方にこそ。是非見てもらいたい映画です。
シンパイがずいぶんアクティブ?
基本的感情(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカ)に、
思春期が発動されて、シンパイ、ハズカシ、イイナー、ダリィが増員。
この4人、両親にも増員されているはずだが・・・あんまり出てこない。
最初からいないとおかしいだろ(特にシンパイとか)と思わなくもない。
あ、ナツカシが抜けていた。大人なら、ナツカシが、はびこっていそう・・・
(特に男は・・・ナツカシ系の雑誌はほとんど男向け?)
(他の新キャラは、それなりに分かるが)シンパイのキャラデザや行動がどうにも「心配」を想起させず、しっくりこなかった。
カナシミは相変わらず、ヨロコビのパシリのような扱いだが、カナシミの感情、あまり前面に出てくるものでもないので、結局こうなるか?
思春期と言えば、異性関係もと思うが、ほぼ省かれていて、それは次のネタなのかも?
結局、最後はどうなったのか、よく分からなかった・・・
感情の新キャラは、なるほどとは、思えたが、試合における作戦行動など、本来感情の入る余地はなく(競争心はあるだろうが)、別建てで知性をつかさどるキャラなり(それこそ、スタートレックのスポックやデータのような感情の乏しいキャラ)、統合的に指令する(性格を形成するような)概念が必要だった気もする。感情のキャラたちが制御しているのに違和感があった(本作ではヨロコビまたはシンパイがその任に当たっていたようだが)。そもそも、感情のキャラたちも成長しないとヘン?
あるいは、シンパイが知性そのものなのか?
とりあえずエンドロールの最期のほうまで見るのをお勧めする。
面白いんだけど‥!
見た後にあたたかい気持ちになれる良い映画😊
でも一作目のあの斬新な設定とワクワクには及ばずかなぁ
まあそれはどの映画にも言えるんですけどね😅
思春期ライリー見てると自分もこんな頃あったな〜としみじみ感じたり笑
AI登場で
人は仕事が奪われる。や、人間が機械にとって変わられる
など不要なシンパイを議論している。
しかしそんな議論に勤しんでいるうちに最も大切な
人間らしさを見失ってはないか?
と本作を観て再び考えた。
宗教や信仰は人間特有の最大の戯れだ。
がこれらが無くならないのは
人間があらぬシンパイや嫉妬に悩まされるイキモノだから
なのだが、
それらはすべて感じ考える🧐と言う行為が引き起こして
いる感情である。
故、AI登場以降、人間はこういった感情や思いを手放す術
を手に入れたのであるが、
気がつかないうちにそれらを全て
忘れてはしまわなだろうか?
むしろ、それらの感情が引き起こしてきた失敗を
どこか遠くにやってしまわないだろうか?
もしもこの感情の発露を全てAIに委ねてしまって
AIが暴走した時、止める術を持ち合わせているのだろうか?
それがシンパイだ🫤
と言わんばかりのストーリー展開にほくそ笑みもした◎
人間はさまざまな感情を持ちときに暴走して
ぶつかりながら進化してきたイキモノである!
それが再提示された作品
グウウウウウウウウウウッドジョブ(^^)
魅力的キャラクターいっぱい!の 壮大なイマジネーションの世界で
ライリーの感情がめまぐるしく変わる。
まわりに求められる自分は私が求める私?
いや、私はそんなんじゃない。
じゃ自分がなりたい自分は?
いや、そもそも私ってなに?
頭の中がぐるぐるぐるぐるしちゃって、心がもつれていくあの感じ。
なのにわざとあっさりしたふりをしてみたりはたまた全然できなかったり。
本人目線や親目線で乱されながら見るむせかえりそうな思春期の日々は、ライリーには怒られそうだけど大人たちにはちょっと懐かしく微笑ましく映る。
そして、過ぎてみればそのやっかいな時間が結構大切なこと。
感情の子達はみーんな今も(歳をとっても)自分のなかに居続けていること。
人によってちがうその子達の登場のタイミングやバランスがあることがわかればゆっくりモヤが晴れるようになる時がくること。
おそらく考えることをやめない限り増えていくあの子達は〝自分と人生を彩る実はたのしい絵の具のような存在〟であること。
でも、その真っ最中にいる本人はそれどころじゃない💢ってことも、もちろん痛いほどわかる。
このライリーって、ビュンと戻って「今のあなたらしくで大丈夫」っていって抱きしめてあげたいあの時の自分なのかも知れないね。
そう思ったらライリーも彼女の感情キャラのみんなもそれぞれ一生懸命で愛おしくて仕方なくなった。
忘れたいくらいの過去もある自分の記憶の水面に光の筋がきらりとさして肩の力が抜けたような感じもした。
ライリーにまた会う日にはさらに今までにない子達があらわれて右往左往しているかも知れないけど、何があっても、どんな自分もよーくみつめて。
そして、自分だけは自分を見放さないでいてあげてと伝えたいな。
こんな世界観を圧倒的な技とストーリーでみせてくれるクリエーターさんがいる時代に生まれたことが嬉しい。
たくさんの感嘆に敬意を込めたい楽しい作品だ。
修正済み
観る人の年齢を問いません
どの世代が観ても楽しめる映画です。
一作目観ずに行きましたが、問題ありません。
素晴らしい作品でした。
『記憶の外れ』に保管されていた、ネガティブな思考や失敗の山も、成長のためには思い出すことが大人へ成長する為には必須。失敗も嫌な事も時には思い出して、大人も子供も関係なく生きていくためにはとても大切な想い出なのだと改めて考えさせてもらえる作品でしたよ。
『よろこび』と『かなしみ』は表裏一体。あの山はゴミ山ではなく経験という宝の山だったのですね。
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