「よく出来てる」インサイド・ヘッド2 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
よく出来てる
脳の中というか 細胞を構成するリボソームとかゴルジ体、ミトコンドリアをモチーフにしてる感じや DNAの二重螺旋などが散りばめられているのも何か心地よくて ふーん とか ほお〜とか思いながら 思春期という精神のアンバランスを描くストーリーに感心して視聴した。
機内視聴です。
飛行機の中で見られる作品は ほぼ新作オチくらいのスピードなのがありがたい。
今回は吹き替えで楽しんだが 多部未華子だったなんて見終わっても全然気づかなかったくらい 違和感もなく 主張もなく
素晴らしかった。
シリーズの1は 見た記憶はあるけれど声優の事など全く記憶になく作品に対する思い入れもなく サブスクかテレビ番組で見たんだっただろうか、、、覚えてない、、。
それに比べてみると 今回の2が 構成としても物語としてもきちんと印象に残るものに思えた。
たぶんそれは 思春期を経験している大人であるから。
思うように言葉に出来ない
思いと行動が裏腹
そんなつもりではないのに 言葉が飛び出してしまう。
そういう記憶のいろいろが 思い当たる節が多くてうなづけてしまう。
差程画期的な思考ではなくありきたりで言い古された事なんだけれども その脳内の役割が面白い。
つまり 子ども(アニメだとして視聴する多くの子ども)が見ていて、面白いかというと それはたぶん 違うんだろうなという事である。
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