「らしさは一個じゃない」インサイド・ヘッド2 とみさんの映画レビュー(感想・評価)
らしさは一個じゃない
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思い出したくない思い出を取り除いて美しい一つだけの「らしさ」の木を大切にしていた。
しかし全ての思い出がライリーを作る大切な思い出だと気づき、全て泉に入れると木は一定の形に留まらなくなった。
自分らしさは一つだけと勘違いし、そのらしさを保とうと葛藤する。でもその葛藤してる自分も含めて全てが自分らしさなんだと教えられた。落ち込んでマイナス思考に陥ってる時、「自分はこんな悲観的じゃない。このままではダメだ。」と思うかもしれないが悲観的な自分も自分らしくて、でもそれじゃダメだった必死に否定するのも自分らしい。だってそうやって考えるのも行動するのも自分なんだから。そんな当たり前に気付かされた。
シンパイに「あなたはライリーじゃない。だから操らないで」みたいなセリフがあったけど、自分らしくない自分を唯一産んでしまうのが自分ではない誰かに操られること。それだけはしちゃダメだよって言われた気がした。
↑っていう俺が感じた感想。
自分がいろいろ悩んでることをわかりやすく可視化してくれたそんな作品だった。
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