「自分の頭の感情も擬人化するきっかけになる。」インサイド・ヘッド2 いとしのサリーとたくんとたまころたんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の頭の感情も擬人化するきっかけになる。
全てが新鮮で鮮烈で強烈で感動的でワクワク感満載だった第1作目から数年。感情を擬人化して頭の中のワールドを探索するという、驚異的な斬新さを喰らわしてくれたインサイドヘッド。また、このワールドを探索出来るのかとワクワクしながら鑑賞に行きました。あのカラフルで独創的な世界で、思春期を迎えたライリーの頭の中は新たな4つの感情や信念という概念も増えて、ますます賑やかに、美しくも複雑に絡み合って、大混乱の中、次のステージに向かっていく様は、今でも共感できる部分が多々あり、自分の感情が揺れている時などは、今、自分の頭の中のシンパイちゃんが暴走してるなーとか、ヨロコビちゃんが操作してるなーっとか、自分の感情を客観視しやすくなった気がする。私は主にシンパイとムカムカとビビリが支配してる様な。
映画の伝えようとした事そのままに、自分の持て余してる厄介な感情にも少しだけ寄り添える様な気がしました。流石のピクサーさん。またもや、大切な一本になりそうです。
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