「シンパイ!!!!ってなった」インサイド・ヘッド2 玉蜀黍さんの映画レビュー(感想・評価)
シンパイ!!!!ってなった
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めっちゃシンパイに対して、「おい!こら!」って気持ちになりながら見てました。
感情達はみんなライリーのことが好きで、彼女のことを思っての行動はわかるんですけどね。
どんどん環境がかわって、交友関係も変化する。
新しい土地でも早く周囲と馴染めるように、とライリーのことを想って行動するんだけど結果的に彼女らしさが失われ、空回りしてしまう。
とはいえ今までずっとライリーと一緒だったヨロコビたちも、「ライリーは勉強が出来て優しくて勇敢で友達想いの女の子」といった感じに思い込んでいる。
それは事実なんだけど彼女だって人間なんだから失敗もするし、イタズラをして誰かを困らせることもある。そういう部分も全部引っ括めてライリーという人格が形成されてるわけだけど、ヨロコビ達は「ライリーが悲しいことを思い出したら可哀想!」って思っちゃうんだよね。
最初からずっと共にあった感情達からすると親が子を守ってあげてる、みたいなものなのかな?
でも子どもはいつまでも小さな子どもじゃない。
成長して大人になっていく。
色々経験して傷ついて悲しんで…
そのあたりはシンパイに共感したかな。
ライリーはいつまでも小さな女の子じゃないんだよ!って。
でも、最後の「ヨロコビ、ライリーが呼んでる」っていうのにはグッときました。
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