「ジョン・ウーの欠片もないドンパチ作品。」サイレントナイト シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・ウーの欠片もないドンパチ作品。
久しぶりのジョン・ウーのアクション映画だけど、期待は大きく裏切られ、彼の作品以前に映画自体のクオリティが低くてガッカリでした。ギャングに息子を殺された男が、一年間特訓して見事クリスマスに仇を討つ、それだけのお話しの荒っぽい脚本で、主人公が喉を撃たれて声を失う設定もあまり意味がないです。全体的に低予算で安っぽい作りで、クライマックスの討ち入りシーンも、出てくる悪役を射的の的のようにひたすら撃っていくだけで、ジョン・ウーらしいスタイリッシュな銃撃シーンがなくて寂しい限りです。役者は、主役のジョエル・キナマンが頑張っているけど、地味な役者さんだし、他の出演者も魅力のある人はいませんでした。
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