「セリフ書くのメンドーだった?」サイレントナイト Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
セリフ書くのメンドーだった?
ギャングの抗争の流れ弾で息子を亡くしたトナカイさんが、ギャングを皆殺しにすると決意して行動を起こす話。
街中を走るトナカイセーターの男が、銃撃戦をしながらカーチェイスする輩とぶつかって、一命を取り留めたけれど声を失うという始まりで、この男は誰?この男もギャング?と少々状況が把握し難い感じから、回想ラッシュで面倒くささを感じ始めた頃、あーそういうこと…時系列通りに観せれば良いのに…。
8ヶ月後の12月24日をターゲットに自分磨きをはじめてからはテンポも良いし、なかなか良かったのだけれど、今度は感傷に浸るシーンが差し込まれ又もやテンポが崩される。
主人公に喋らせないのはまだ良いけれど、何を狙って他の人物まで喋らせないのか、かと言ってまるで喋らせないわけではない中途半端さだし。
なかなか派手なチェイスや銃撃戦やドッカンを見せてくれて、面白かったけれど、時々崩されるテンポ感とか、なぜか躊躇してやられ待ちしたりとか、妙にスカした何したいかわからん設定とかが邪魔に感じてしまった。
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