蘭島行

劇場公開日:2025年9月20日

解説・あらすじ

北海道小樽近郊の蘭島を舞台に、パンクロッカー崩れの男が、彼の妻のふりをする天涯孤独の女、そして数年ぶりに再会した弟と過ごす数日間を描いたドラマ。監督は「YUMENO ユメノ」「TOCKA タスカー」の鎌田義孝。

東京に住む売れないパンクロッカーの佐々木芳夫のもとに、音信不通だったエリート建築デザイナーの弟・悟史から、母が自殺を図ったという連絡が入る。昏睡状態だという母に会うため、妻のふりを頼んだ女性・黒沢真紀を連れた芳夫は、何年も帰っていない生まれ故郷の北海道・蘭島に駆けつける。悟史を加えた3人は、母が目を覚ますまで奇妙な時間を過ごす。母の日記に目を通した芳夫は「死んだら父の遺骨と一緒に海に散骨してほしい」との記述を目にする。母の願いをかなえるため、3人は母の散骨場所探しへと出かける。

主人公の芳夫役を「はこぶね」「室井慎次 敗れざる者」の木村知貴、真紀役を「逃走」の輝有子、悟史役を「夜を走る」の足立智充がそれぞれ演じる。

2024年製作/83分/G/日本
配給:鎌田フィルム
劇場公開日:2025年9月20日

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(C)鎌田フィルム

映画レビュー

4.0 ロードムービー

2025年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

マキ役の輝有子さんがとても丁寧に演じており、好印象。確かにセリフが極端に少ない。
木村さん足立さんの兄弟は自然体、お二人とも芸達者だなあと感じた。
監督の思い入れと現場の和やかな雰囲気が伝わってくる作品です。

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Dick

2.0 平均点の作品

2025年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

観ていて決して退屈はしないが特筆すべき点もない。こういう作品は他人にオススメしづらい。

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Mr. Planty

1.0 格安レンタル妻

2025年9月21日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

弟から母親が自殺を図り意識不明で入院中との連絡を受けて、小樽の実家にニセ嫁を連れて帰った男と、連絡してきた弟の話。

東京でバンドをしていると言いつつバイト暮らしの飲んだくれな自称パンクスが、弟とからの電話を受けて帰る途中、橋から河原に吐いたら川辺に倒れている女が…と始まって行く。

一応、駅も出てくるし、小学校らしき看板で蘭島であるとか小樽であるとかわかるけれど、これと言ってその地である意味合いは全然無いし、そもそも何で今更見栄を張ります?母親を安心させる為?
癌のことは帰省前に聞かされてた?

泣いた理由も明確にされず、そしてその夜の行から暫く何をみせられているのか…と思っていたら、結局なんだか良くわからない唐突ダッシュからのそれで終わり?

特殊な出来事のドラマとしてはまあみられたけれど、投げっぱなしばかりだし、何が言いたいのかわかる様でなんにもわからなかった。

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Bacchus

3.0 蘭島行きたいなぁ。

2025年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

小樽と余市の中間にある蘭島は北海道では数少ない綺麗な砂浜の海水浴場がある。じつは子供の頃、毎夏海から近い親の友人宅に泊まり海水浴やブドウ狩り(きちんとしたブドウ畑を持ってたのである)した思い出の深い町なんだが、いつも札幌から父の車で行ってたからあの可愛いJRの蘭島駅は知らなかった。という個人的な思いで見に来ました。

地味な話しだが、役者達の抑えた演技が功を奏してじわっと伝わるものが有った。死にそうな人間と、生きているけど社会的に死んでる人間の話しな訳だが、監督の言うほど「死」は伝わって来なかった。それぞれの過去をことさら描かず、淡々と夫婦を演じる二人と薄っすら違和感を感じつつも殊更詮索しない弟の妙な関係を楽しんだ。アメリカのインディーズ女性監督みたくもう少し繊細な表現があるともっと良かったと思う。
弟役の足立智充は「夜を走る」で好きになった。
ふわっと自然に溶け込む存在感が良い。
謎の女性、輝有子の全く笑わない感じも良かった。
本人は全く逆な性格だとアフタートークで言ってたww

塩谷(小樽より)まで戻らなくても蘭島で散骨すればいいのに。

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masayasama

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